大人の遠足は軽やかに
山は天気か |
昨日は、焼山北面台地へ向かった。予報では徐々に回復基調とのことで、一路笹倉温泉へ。月が出ていて、早めの回復が期待された。出発時も曇り空で、決して荒れる感じはしなかった。複雑な地形を彷徨いながらアマナ平を過ぎ、北面台地の末端に着いた。しかし期待も虚しく風雪は激しくなり、雪洞を掘って30分位待機。すると、オオなんてことだ、雲が割れ、青空まで出たではないか。嬉々として出発。しかし、そんな我々をあざ笑うかのように辺りは真っ白の世界へ。台地のさわりをちょっと齧ってあえなく撤退。この次また来ようと慰めあい下山した。
昨日の無念を晴らすべく、今日は頚城蒲原山へ。快晴。今日は、総勢10人という大所帯。皆さん山スキーを心より愛する人達だ。出だしからテンションは高い。既に車が数台と待っていた。その中の1台は、金沢№。多分あの方だろうと、私の鋭い勘が働く。前日のトレースらしき跡が、ばっちりついていて迷うことがない。渡渉もスムーズに林の中に入っていく。空は、まるで子供がクレヨンで塗りつぶしたような青一色。その下に、真っ白に雪をかぶった朝日岳~雪倉岳。うっとりする光景である。
幾度かのジグを切って登った先に見えたもの、それは雨飾山などの頚城山塊。そして、その先に焼山がちょこんと頭を出していた。さあ、あとは山頂まで稜線漫歩である。右左上下、どこを見ても秀麗な山が見える稜線歩きである。緩い斜面を登れば、そこは山頂手前の大展望台。北アルプスの雄大な絶景に、体の細胞が歓喜の雄叫びを上げている。私は、少し先の山頂を往復したが、仲間立っている場所の方が高く感じた。
ゆっくりと時間を過ごし下山に入る。雪は軽く、大人の雄叫びは阿鼻叫喚に近づいた。登ってきた斜面を時に転がり、時に粉雪を巻き上げながら思い思いにコースを取り滑り降りた。その表情は、皆大満足のようだった。最後の林道を滑走し、橋を渡れば、今日の大人の遠足が終わる。はたして、金沢№の方はあの方だったろうか。
昨日の一コマ |
気分良く出発 |
ブナ林も気持ちいい |
渡渉地点 |
ジグザグに |
急登を終えれば |
絶景が待つ |
何ということだろう |
更に歩を進める |
山頂? |
この広がり |
実はこっちが山頂 |
仲間たちのいる丘 |
勢ぞろい |
ノリノリのTHさん |
復活 |
良いコンデション |
スプリットHTさん |
どこまでも澄み渡り |
昨年登った黒姫と明星 |
終わりは近い |
スピード抜群 |
到着 |
昨日の海鮮丼 |
今日のもやしあんかけラーメン |
タイトルにあったように本当に大勢の大人で楽しんだ雪山スキー、スノボーでしたね。やっぱり真っ白な雪山に青空は何よりのご褒美です。前日もこうだったら…。まだまだ、行きたいところあり!
返信削除おはようございます。頸城、北アルプスの景観に圧倒されました。新潟県は広く、バリエーションに富んでいて、楽しみが多い県です🎵
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