2014/06/18

2014.6.15 苗場山  小赤沢コース往復

メンバー:SH.TH.MT(ゲスト)

コースタイム:5:30十日町発   6:50登山口 7:05出発  9:309合目(坪場)
        10:20自然体験交流センター (休憩)  10:35山頂  
        11:20下山開始   13:45登山口着 

本格的な夏山シーズンを迎え、天気も良かったこの日は、我が山の会員も巻機山、稲包山、八海山、甲武信ヶ岳に、と初夏の山を楽しんできたようだ。私達も足慣らしに1ヵ月半ぶりの登山に出かけてきた。

前日のふとした会話から、今回は知人のMTさんもご一緒することとなった。MTさんはタケノコ採りにはよく来るそうだが、苗場山登山は初めてとのこと。是非ともあの広大な湿原を見てほしいと思った。


登山口の3合目は数台の車しかなく、静かな山を楽しめそうである。5~6合目はまだ所々に残雪が残っていた。期待していたタケノコ採りにはまだ早かった。7合目辺りから眺めると周囲は残雪と新緑のコントラストがとてもきれいだった。いつもの急登を登ると9合目。苗場山らしい風景が目の前に広がって気分がいい。山頂まではたっぷりの残雪と雪の消えた湿原とが半々くらいか。遠くに目をやれば、なんと北アルプスまでよく見えた。

周囲の景色を見ながら木道を進むとじきに山小屋に到着。ゆっくり休んで下山開始。諦めきれないタケノコを探しながら下っていくと雪解けの早かった斜面にそれでも顔を出したタケノコがあるではないか。登山口に着いてからもしばらくタケノコ採り。おかげでけっこう収穫もあった。もうひとつの楽しみだった楽養館での赤茶色の温泉に入って満足の1日が終わった。

 6合目辺りの残雪残る登山道

 9合目直下の残雪残る急な登り

 昨年秋頃から木道の取替え工事が始まっているらしい

 9合目から見る坪場と鳥甲山

 まだまだたっぷり残雪が残る山頂への道

ちょうど見ごろを迎えたショウジョウバカマ





2014/06/16

2014.6.15 巻機山~牛ケ岳山スキー

メンバー:KK
タイム:桜坂4:50~巻機山7:40~牛ケ岳8:10~ブサノ裏沢1720m地点8:40~
     稜線9:20~ 米子沢右俣出合9:40~登山道10:00~桜坂12:00

ワールドカップはどうなったのか。日本は勝ったのか。日本国中が湧きあがっているのだろう。しかし、今日の俺は自己鍛錬のため、サッカーより山なのである。

2時半に起床のはずが3時になってしまった。出だしから早くも挫けそうである。桜坂に着くと既に駐車場には10台くらいの車。先週と違い爽やかな朝である。スキーを背負っての山行は随分久しぶりだ。風もあり、気持ちよく登ることができた。

巻機山山頂で休憩をとり、牛ケ岳に向かう。途中ボランテアの方がロープの張り替えを行っていた。ありがたいことだ。谷川方面への分岐を過ぎると奥利根の谷が広がる。いつ見てもいい景色だ。一旦下り牛ケ岳の山頂へ。小沢岳、下津川山、銅倉尾根。数年前の春合宿が思い起こされる。戻りの鞍部の途中から雪渓に渡る。さあ、いよいよブサノ裏沢を滑ろう。

沢は途中で曲がっており、どこまで滑りこむことができるか分らんが行ってみよう。雪面はがたがたで快適とは言えないがいざ行かん。標高1720m付近まで降りる。下を見ればいつか辿った台地が見えた。まあ、今日はここまでにしよう。次は標高差200mを登り返し。頭上遠く雪渓を見上げる。

登山道に出てみると多くの登山者が休んでいた。「あら、スキーよ。どこを滑るのでしょう」など好奇の視線が痛い。人影が少なくなったのでちょっと藪を漕ぎ、米子沢の源頭の雪渓に立つ。ニセ巻から観察していたとおりの沢に飛び込む。気落ち良く滑ったのもわずか、あっという間に左俣との出合に着いてしまった。小屋方面には戻らず、そのまま斜面についている雪渓を登れば、八合目の階段の終わるところに出た。下山はスキーのテールとトップがあちこちにぶつかり、へとへとになりながら桜坂へ。

この時期までスキーをやったことはなく、思い切って出かけて良かった。TUは「まだまだ行けますぜ」というが、はたしてどんなものだろう。板はまだ玄関に立てかけてあるが。







一週間で景色も変わりました












織姫の池でしょうか
苗場といい、越後の山は最高ですね












今日はがんばって
牛ケ岳まで足を延ばす











割引岳
いつかこの稜線も歩きたいです








ブサノ裏沢
下に見えるの雪渓の場所は春になると気持ちのいい台地になる処でしょう










稜線を目指して登り返し











幾度となく訪れた銅倉尾根













米子沢源頭












左俣との出合
この沢を詰めると小屋の下に出る










真ん中上部の雪渓から滑った













また来期もよろしくお願いします

2014/06/09

2014.6.8 県連登山祭典-巻機山

メンバー:KM 他19名

2年に一度の登山祭典。今年は私たちの会が当番にあたり、地元巻機山に登ることになった。総勢40名(前夜祭のみ含む)の参加で越後の山は大いに賑わった。

7日。前夜祭は清水の 「山の宿 雲天」 に20名が集い、地酒と食べきれない山の幸に舌鼓をうつ。この辺りでは有名だった宿の女将は、残念ながら昨年亡くなられたが、若女将が元気よく切り盛りをしていた。「八海山」を差し入れしてもらったり、たくさんの御馳走を出してもらったりと、登山者に対するもてなしは、依然と少しも変わりはなかった。

8日。桜坂の駐車場に各会からたくさんの仲間が集まり、M会長、KKの挨拶の後各会ごとに出発する。事前の天気予報では雨も心配されたが、青空も覗く絶好の山行日和となった。久しぶりに山行をともにする会員もおり、「しゃべっちょ軍団」 の声が井戸尾根に響き渡る。

冬幾度となく登った尾根はすっかり木々に覆われ、ブナの新緑も目に鮮やかである。米子沢、ヌクビ沢はまだ雪渓で埋まっている。来期は絶対滑ろう!ニセ巻機に近づくと沢山の雪が目に飛び込んでくる。。まだまだスキーにいけそうだぞ。山頂から米子沢源頭まで繋がっているではないか。

避難小屋を過ぎれば、池塘に脇に水芭蕉が咲いている。長閑な風景が広がる。山頂では先発組が思い思いに寛ぎ、仰ぎ見ればたくさんに峰が私たちを囲んでいる。来てよかった。

山頂で次回主管の会に横断幕を渡した。2年間の重荷が下りた思いである。後は安全に下山するだけ。ようやく大きな行事が終わった。







前夜祭
山の幸がこれでもかと並ぶ












これを我が地では
「ごっつぉ」と云う












M会長の挨拶
さぁ、頑張ろう










井戸の壁を越えれば
素敵なブナ林がお出迎え










あとひと踏ん張り
ニセ巻機は近い












おいおい!
まだ雪が繋がっているぜ!











荒れていた岳は、多くの人の努力で復活してきている

2014/06/02

2014.6.2 (番外)小松原中ノ代

メンバー:KK 他清津山の会

毎年小松原の登山道整備を行っている。今日は倒木がないか事前の下見を兼ね、開拓地から小松原に向かった。当然勤務で行くわけだ。

開拓地のブッ止めから歩き始める。水路の巡視路は藪が深く、道をスギが塞いでいる箇所多数。掘割を渡り登山道に入るが、手入れがされておらず、やはり藪深し。太田新田からの登山道に合わさると、やっと藪から解放された。しかし所々残雪があり、登ったり、巻いたりしながら進む。

辺りはブナの芽吹きの最盛期なのだろう、青い空に淡い緑が大変美しい。4月にスキーで来ているのでおおよその地形がわかった。大きなブナ林を過ぎると下ノ代に到着。木道は出ているものの、まだまだたくさんの雪が残っていた。ワタスゲの頃また訪れたいものだ。

中ノ代に繋がるブナの森は残雪とのコントラストが更に美しく、この景色を見ただけでも来てよかったと思わされる。急登を越せば中ノ代に到着。今日はここまで。おおよそ3時間の行程だ。小学4年の少年もなんだかんだと言いながらも歩ききる。自分の子供がまだ小さかった頃が懐かしい。

遠くから見る日陰山、小松山の斜面はまだ雪が付いている。なんとか滑ることが出来ないものか。など、思案にくれながら職場に戻った。








藪深し












太田新田との分岐
道標が朽ちてしまいそうだ












春ですね











少年よ!
大きくなっても純粋な気持ちを忘れてはいけないよ











中ノ代への最後の急登












中ノ代到着
疲れた











まだこんな斜面が残っている