2020/02/27

2020.2.24 蒲原山 山スキー

メンバー IH
コース 木地屋~一難場山~蒲原山(往復)

蒲原山から北アルプスの展望

 昨日(2/23)は春の嵐が吹荒れ糸魚川へ来るのにも苦労した。海岸線の路上で私のツ―シーターは風に翻弄されつつも何とか辿りついた。明日は予報通りの天気になるのか気を揉みつつ家人へ「明日は山へ行く」と伝え早々に寝た。
 朝6時前に家を出てR148を南下。県境平岩から県道505号に乗換え木地屋集落へ。雪は少ないが除雪はいつも通りかつら橋の先まで。木地屋の里に車を停めそこから県道沿いに進み、いつものカーブで樹林帯へ這い上がる。ブナ林をしばらく進み、杉ノ平で沢をスキーを脱いで徒渉する。一歩、二歩、三歩。沢は浅く徒渉に問題なし。再び沢に出るが徒渉が面倒なので早々に尾根へ向けて左の斜面にトレースする。が、これが裏目に出て籔の濃い斜面の登高を強いられた。ラッセルは10cm程度で苦にならない新雪だ。この状況ならパウダーを楽しめそうだ。トラバース気味に右上し最後はカリカリ斜面を這い上がると一難場山の広い稜線に出た。ここからは緩やかな広い稜線漫歩だ。右に雪倉岳~朝日岳の北アルプス、左に雨飾山~焼山の頚城山塊。空は青空。素晴らしい展望。蒲原山への最後の登りも、この斜面の滑降を思い浮かべながら登ると笑みがこぼれる。蒲原山では展望を楽しみ、さぁ滑降!一難場山との鞍部まであっと言う間。登り返すと後続パーティが現れた。その後も3パーティ7~8名ほど確認できた。そのうち2名は稜線に上がったところで滑降準備にかかったいた。バージンパウダーを味わいたい一心で先に滑降開始。滑り出しは急なクラスト斜面だったが、すぐに樹林パウダーが待っていた。ヤッホー!楽しーっ!ヤブは少し気になる程度で素晴らしい斜面が続く。いい気になって飛ばしヤブに引っかかって大転倒!危なく立ち木に激突するところだった。今日はノーヘルだったので危なかった。反省! 杉ノ平は登りトレースを使って滑るがベタベタでダメだった。帰りもスキーを脱いで徒渉、ブナ樹林を緩やかに登り最後は急斜面を滑って林道へ合流。杉ノ平辺りで1mの積雪。まだまだ楽しめるスキーエリアだ。

除雪は橋の先まで

スキーを脱いで徒渉
尾根途上、明星山が美しい
広い主稜線

朝日岳方面。中央下部の白い所は白池。

頚城山塊

蒲原山への最後の登り


箙岳と横前倉山。奥は小蓮華山。

雪倉岳。いつの日か。。。

小蓮華山

高妻山。黒々。

樹林パウダーの斜面

木地屋の里

 
県道505号からの雨飾山

2020/02/26

2020.2.24 魚野川毛渡沢山スキー

メンバー:KK
コース:土樽~バッキガ平~

仙ノ倉北尾根 又辿ってみたい

全国的晴予報。各方面の記録を見ても、その充実ぶりが窺い知れる。寡雪の今シーズン、前日の降雪があり、貴重な一日となったことだろう。と、私はあわよくばとスケベ心を出し、万太郎山に向かった。各地沢は埋まりきらず、5月の連休のように清い流れを見せており、毛渡沢も決して例外ではないと思ったが、それでもどこかに渡渉点はあるのではと。希望。

今日も湯沢方面。林道入口には3台の県外ナンバー。橋の袂にもう一台。スキーのトレースはなく、大方は棒立山に向かっていた。林道に消えかかったのが残っていた。雪は軽く、ブーツから踝ラッセル。途中、側溝から溢れ出た水で、所々雪が切れる。いつもの川を横断する沢の出合でスキーを脱ぐ。前方に仙ノ倉岳北尾根がうっすらと見える。挑戦。

順調に進んだその時、小松沢出合の手前で道が消えた。あれ?ときょろきょろするが、水が勢いよく流れるだけで、道型がない。斜面をへつって出合へ。仕方なく渡渉する。しかし、水量多く、あっという間にブーツに水が入ってしまった。去年の水害の傷跡なのだろう。気持ちを切り替えて先に進む。群大ヒュッテを右手に見、橋を渡る。トレースが北尾根に延びている。立派な林道からタカマタギ方面が曙光に照らされている。綺麗。

林道終点から雑木林を進む。川音が良く聞こえる。藪は薄く、このまま行けるのではと淡い期待を抱きつつ前へ、前へ。どこかで右岸に渡渉しなければならないので、注意深く川岸を見ているが、なかなか良い地点が見つからない。ついにいく着くところまで。進行は無理となり、戻って目星をつけていた箇所に。川幅は広いが、浅瀬と飛び石で渡れるのではないかと思い、スキーを担いで渡渉開始。4/1位まで行くが、徐々に水が勢いを増し、再びブーツに水が入る。落胆。

すごすごと元来た岸に引き返す。空を見上げると青空が広がろうとしている。後悔。シールを剥がすことなく自分のトレースを追う。その後もブーツを濡らし、スキーを脱ぎを繰り返し、途中北尾根を下山したPを追い抜き橋に到着。帰路、橋から棒立山の鋭鋒が間近に見えた。いまいちの一日だった。残念。

数年ぶりの道
ゲート
おお!万太郎山だ!
どうもおかしい
道がない
仙ノ倉谷
タカマタギ方面
左岸を行く
遂に行き詰る
渡渉点 行けそうだったが
敢え無く引き返す
荒沢山と足拍子
棒立山
貴重な晴を逃してはいけない。反省。






2020/02/24

2020.2.24 乙妻山(ついでに佐渡山)

4:00大橋 5:30佐渡山コル 6:20尾根取り付き 9:25乙妻山
10:40標高1400m 12:00佐渡山コル 12:55佐渡山 14:15大橋

前日は降雪と強風。この日も風が強そうだが、いくらかましそうな戸隠方面へ。
佐渡山コルへの尾根の手前で沢が出ており板を脱いで渡渉。尾根に上がるまではそこそこのヤブ。氷沢川には1箇所ブリッジ。倒木が基礎になっているようでそこそこしっかりしている。2297Pへの尾根に取り付き、ヤブをこなしつつ高度を上げる。稜線は強風だがさして問題なし。
下りは北東斜面、やはりヤブが露わ。上部は前日の風で雪は固く締まり、または雪が飛ばされガリガリが露出。下るとパウダーになるが、すぐに日射と昇温で重くなる。ところによりストップ雪。
佐渡山コルに戻るが物足りないので佐渡山まで、思い下駄を引きずりつつトレーニング。佐渡山からは高妻~乙妻が一望。さきほど引いたトレースを眺めつつ自己満足に浸る。
下山の南尾根が本日の核心。ヤブに重湿雪で右往左往のへろへろ。ムチ打ちの刑から逃れて林道に出たときの安堵感と言ったら・・・。

多分唯一。

無数にラインが見えてくる。

妙高方面。

高妻。
黒姫とトレース。


高妻、戸隠。

妙高、火打。

そこそこのヤブ。

佐渡山より見返す。

悪くない。

2020.2.24 鍋倉山 山スキー

メンバー:SH TH
コース :温井~西ノ沢経由~山頂~温井

2週間ぶりの鍋倉山に行ってみた。昨日は強風であったが、果たして新雪はどのくらいあるのだろう?向かう国道沿いからの山並みは木々が黒々としていて、雪がほとんど付いていないように見える。それでも温井に近づくと前日除雪されたような跡が残り、道路もアイスバーンとなっていて、(おぉ、これは期待できるかな?)と思わせてくれる。

7時に到着するとすでに車がいっぱい。相変わらず人気が高い。2週間前とさほど、積雪量は変わっていないように見える。何より今日は天気はいいし、ラッセルもなく、新雪も10センチはあって登るにも快適!尾根を登って行く登山者が圧倒的に多かったため、西ノ沢経由で行く登山者は少なった。

丁度2時間経った9時15分に山頂に到着。前回、滑降したルートとほほ同じブナ林の斜面を降りた。雪質は硬い雪面に新雪が積もった状態だったので滑りやすかった。まだまだ早い時間だったことと雪質がよかったので、再度登り返すことに。2本目は、山頂から少し尾根ルートを下ってからブナ林の斜面を滑降し、そのまま、来たルートに沿って下山。ブナ林以外は湿った雪に変わっていてストップスノー。下山した後は、お目当てのあのお店にレッツゴー!

 西ノ沢に向かって進みます

 ブナ林は気温もそれほど上がらず、日陰も多く、雪質はいい

 稜線まであともう少し

 稜線からの眺め

 妙高山、火打山方面

いよいよ山頂!





登山口の積雪はこのくらい

五目焼きそば(かたやき)
山盛りなのにリーズナブルな価格