2014/11/24

2014.11.23 巻機山山スキー/ハイク

メンバー:NI、UT、KK、MK(清津山の会)
タイム:6:40桜坂~7:40 五合目~9:10七合目~10:10ニセ巻機山~12:50桜坂

いよいよシーズンが始まった。今期も安全で、楽しい山行が出来ますように。

仕事の現場から見える巻機山は白く美しい。連日の好天でかなり融雪が進んでいるだろう。11月中に登っておきたかった。メンバーは今年から山スキーに復帰するIさん、現在我が会を支えている若手のTさん、このところ単独の続くKさんだ。藪必至。根性で登ろう。

桜坂は静かだ。米子沢山行時の混雑が嘘のようだ。しかし、先行の車が2台。小雨があたる中出発。ホッシーさんに習い、長靴でいく。雑木の枝に雪が付いていない分歩きやすいが、腰を屈める回数が増えていく。3人に離されていく。五合目から見える米子沢も寒々している。

五合目の中間からスキーのトレースが現われる。前日のものと思われる。下山の時気が付いたが、かの先行者は五合目手前のブナ林からシール登行を始めていた。六合目手前でシールを貼り再出発。おー!楽だ!今までが嘘のようにスイスイ進む。スキーの威力発揮!六合目を過ぎると歩きのトレースが消えた。歩き部隊は落とし穴にはまり始める。特にスノーシューを持たないIさんは悶絶。

七合目から見える八合目への斜面も藪だが、登山道や笹薮に積もった雪を拾うと、意外に登りやすい。八合目の斜面は雪も硬く、地面も隠れていて快適だった。稜線に抜けると凄い風だ。辺りは真っ白。ついてくるはずのKさん達が来ないので、ニセ巻で止めて下山。さあ、初滑りを楽しみましょう。と、気持ちとは裏腹に真っ白の斜面は、凹凸がわからず情けない滑りとなった。八合目の道標で落ち合い、全員で下山。

核心はこれから。笹薮に入ったり、深い溝の登山道にはまったり、立木にしがみついたりしての滑降。先行者はかなりの強者なのだろう。五合目のブナ林は藪も薄く、キックターンを繰り返して井戸の壁の縁まで到着。後続はキノコ採りに精を出しているとのことで、一足先に下山する。苦行であったがなんとか桜坂に着いた。時間も調度よく一路 「こしじ」 に向かった。良い山行だった。








寒々した桜坂














井戸の壁の登り












七合目のIさん














八合目の登り












よくわからんが、八合目の斜面












まだまだ雪は少ない












八合目への急坂












厳冬の装いの天狗岩











今日の限定麺
酒粕 味噌ラーメン
とっても美味しかったです

2014/11/06

2014.10.11-13 葛根田川

【10/11】滝ノ上温泉~滝ノ又沢出合
台風直前、快晴と紅葉の葛根田川。水量少なく遡行は容易。お函のへつりも水量が多い時よりはずいぶん楽だったと思われる。きのこはほとんど出ておらず、小さいまま干からびたナラタケを見た程度。
 
お函のゴルジュで頭上を見上げる。
 
 
 ゴルジュ内の滝も細っていた。


お函1。


お函2。
 
大石沢出合。
 
大滝。 
 

大滝下段の落ち口より。
 
  
  
  
 滝ノ又沢出合下流の右岸に幕。去年の大雨のためか、広々した砂地のまっ平らな川原があった。
 

夜も快晴。焚火と天の川。


一眠りして月の出を待つ。
 
【10/12】滝ノ又沢出合~大場谷地~三ツ石山荘
放射冷却で沢靴もスパッツも靴下も凍り、靴紐は針金のよう。無理矢理足をねじ込み、沢を歩きながら解凍。
北ノ又沢の左俣へ入り狭窄部をしばらく登ると、広く平らな地形となる。川岸まで迫る森の中を川は蛇行して流れる。その先の長いナメ床を進み、2つの滝を越えると大場谷地。人のいない登山道を三ツ石山荘まで。
 
 浅く蛇行した本流。
 
 
ナメが続く。 
 
1つめの滝。20mくらい。 
 
詰め上がり大場谷地。よく冷えたビールで一服。
 

大場谷地。
 
大深岳(右)から八幡平方面への稜線。 
 
 岩手山。