2011/03/06

2005.03.07 根子岳スノーシュー(過去ログ)

参加者:たぁ、みぃ(夫婦です)
菅平・奥ダボススキー場P 9:30 -(奥ダボス第1リフト)-9:40 - 10:20 避難小屋(1794m) - 11:50 山頂 13:25 - 13:55 避難小屋 - 14:20 リフト - 14:40 駐車場

 昨年の中越地震以来、半年近く遠ざかっていたが、久しぶりに登山に行ってきた。あの中越地震の翌日、大源太山登山を計画していたのだが、地震の為あえなく中止。秋の紅葉は雨飾山で見れたが、この年の紅葉は例年に無くすばらしく、大源太でも期待していたのだった。その後、冬に入いり19年ぶりの大雪に見舞われ、山は遠くなってしまった。3月に入り、ようやく雪も落ち着いたので、地震の影響を考えて新潟の山は敬遠して、長野の四阿山の隣の根子岳(2200m)のスノーシュー山行に決めた。
 根子岳の麓は牧場があり結構斜面が緩やかで雪山スノーシューに格好の山である。また、菅平高原スキー場があるので除雪もちゃんとしていて駐車場もある。リフトで途中まで上がれる。この時期出向の身で1日しか取れない貴重な休みである為、重い山行のできない自分にとっては、リフトで短縮できることは半年振りの山行であることも考えて、非常にありがたかった。
 菅平高原スキー場のいちばん奥の高所にある奥ダボススキー場まで車で入る。平日であったため、無料駐車場に車は少なくスキーヤーもまばらだった。ザックを担いで雨合羽、登山靴にスパッツといういでたちでゲレンデを歩く姿は場違いに見えるのだろう、奇異な視線を感じながらリフト券を買って、一般のスキー客に混ざってリフトに乗った。平日で空いていたので良かった。休日なら他の客の邪魔になっただろう。リフトを降りると他に3人の登山者がいた。いずれも山スキーのようだ。この日は雲ひとつ無い晴天で、北アルプスの大パノラマがここからでもすばらしくよく見える。山頂での展望が非常に楽しみだ。
 リフトを降りてから、しばらくは緩やかな斜面を歩く。前日が日曜日で休日だったため、非常に多くのスキーや登山者が来たらしく、スキー、スノーシュー、足跡が多く残っている。特にスキーのシュプールが多く、その為、雪がスキーゲレンデのように締まっている。そういえば昨日もかなり天気が良かった。根子岳からのヘリスキーもやっているから、大勢のスキーヤーが根子岳から滑降したに違いない。しばらくはスキーで踏み固められたところを歩く。歩きやすいがスノーシュー山行の気分が出ない。20~30分ほど歩いて斜面が急になりだした辺りで避難小屋に着いた。計画では避難小屋に12時頃の予定だったが、まだ10時少し過ぎたばかり。こんなに早く避難小屋に着くとは思わなかった。リフトで上がったのが良かった。山頂は無理しないで行ける所までという計画であったが、どうやら山頂まで行けそうだ。こんなに滅多に無い晴れの日、山頂までぜひ登りたい。気力が更にわいてきた。
 途中で、下山して来るつぼ足の登山者に出会った。8時頃には既に山頂にいたらしく、ヘリを嫌って早めに登ったらしい。「ヘリは、俺、嫌いなんだ」と言って下っていった。まぁ、ヘリが好きな登山者はいないだろう。うるさいし、登山者以外のスキーヤーを大勢山頂に運んできて騒がしくする。この日も平日であるにもかかわらず、何回もピストン輸送していた。
 斜面が急になりだした辺りから、踏み跡の無い雪の上を歩き出した。スノーシューの威力が発揮される。アルペンスキーや山スキーに無い、スノーシューの長所である斜面の登り。直登。しばらく登っては振り返り、北アルプスの展望を楽しむ。はじめのうちは踏み固められたゲレンデを登っていた美香もこれに加わる。直登のほうが最短だし、雪山登山が味わえる。  続々と降りてくるヘリツアーのスキーヤーを傍目に、どんどん急になる雪の斜面を山頂を目指して登った。雪上の仮設ヘリポートを過ぎて、最後の急登を登ると山頂に着いた。そこは以前、夏場に訪れたときに見た鳥居や、山名の入った方向指示盤が雪から顔を出していた。登頂記念に鐘をつき、写真を撮った。風が冷たく強いが、遠くまで晴れ渡り、展望がいい。日本海、上信越の山々、北アルプスはもちろんのこと、中央アルプス、南アルプスまでが良く見える。ここまで見えると地球の丸さが山並みでわかる。水平線ではなく山並みで判るというのは、全国的によほど天気が良くて空気が澄んでいるということか。以前、四阿山に登ったときは、少しの晴れ間に富士山が見れたので期待したのだが、根子岳からは、四阿山か噴煙をあげている浅間山が邪魔で見ることはできなかった。
 しばらく目出帽や防寒手袋などして耐えていたが、昼食用に火がおこせないし、寒いのとで山頂を降りて、風の来ないヘリポート近くで昼食をとった。しばらくすると、リフトを降りた時にいた登山者3人のうちの老夫婦が山頂から降りてきて、うちらの近くに腰を下ろし昼食を取り始めた。聞くと、旦那は山スキーにプラスチックブーツだが、奥さんはスノーシューにアルペンスキー用のブーツで、板は旦那が担いでいた。お互いに登りは大変だっただろう。ご苦労様。早々とうちらより先に食べ終え、スキーを装着して、気分良く滑り降りて行った。
うちらも1時間ほど休んで下山。下りはスキーほどではないが、それでも早い。みぃが言うには、スキーは降りながらの展望は楽しめないけど、スノーシューは足元をあまり見る必要が無いから展望を見ながら降りれて楽しいそうだ。俺もいっきに滑り降りるスキーよりも、せっかく登った所を少しでも時間をかけて展望を見ながら下りるのが、こういう晴れた日は一番いいと思う。それでも2時間かかったところを1時間で下ってしまった。
 登るときに使ったリフトの脇を下ったが、リフトに乗っている客の視線を感じてあまりいい気分ではなかった。駐車場まで下りると、ひとつ沢を越えた尾根からの下りと合流していた。こちらのルートなら山頂から最短だし、リフト客に見られることも無かった。また来ることがあれば、その時はこちらを下山しようと思う。最近、物忘れが多いので覚えてられるかどうか。と、みぃに釘を刺された。

2011.03.05 巻機山山スキー


2011/03/05 巻機山山スキー

今年度2回目の巻機山にきました。前日からの降雪で膝までラッセルでした。
特に井戸の壁では股までになり、交代で繋ぎました。
若手の頑張りで7合目まで登り、終了。滑りは新雪のパウダー。
最後の井戸の壁は、胸まで雪が舞い上がりました。苦しい山行の中にも充実
した一日を過ごすことができました。
さぁ、次は焼山北面台地です。

井戸の壁


復帰した山スキーリーダー



7合目の雪原















ニセ巻機山の稜線



リーダー復帰後初の滑りは相変わらず、しゃべり同様に軽やか。



6合目付近のブナ林を行く。














今回も気持ち良い滑りを楽しめた。

2011/03/02

2011.02.26-27 柄沢山

メンバー:TU(報告) MU KK(日帰り) IH(日帰り)
行程:清水~(涸沢川)~柄沢山~(雪洞泊)~(ノミオ沢)~清水集落

清水側から大烏帽子山を目指す。
が、夜間の降雪のため、除雪車の作業待ちやラッセルがあり
早々に大烏帽子山は断念。
柄沢山付近に雪洞を掘り、のんびりと雪山の眺めを味わう。
2日目のスキーでの下りはノミオ沢へ。
稜線付近の強風と春のような陽気により、いい雪とは言いがたい。
相変わらず散々な思いをしながらなんとか下山した。


尾根に取り付いてからはスキーを背負ってつぼ足。
日帰り装備のKKさんとIHさんが先頭でラッセルしてくれたが
泊まりの荷物が重いためか、最後尾でも股までもぐる。




稜線に出たときは濃いガスと強風の中だったがやがて青空が広がる。



2時間強をかけて3人用テントを縦長にしたくらいの雪洞が完成。
一部天井を薄くしすぎ、陽の光が透ける半透過型天窓となった。


外は強風でも雪洞の中は穏やかな時間が流れる。
雪洞入口から見える奥利根の山と谷を見ながら朝ビール。


巻機山方面。












2011/03/01

2011.02.19 大毛無山 山スキー

メンバー:K.K. T.U.(報告)
行程: 6:30 旧新井スキー場入口 ~ 6:45 登山開始 ~ 8:40 要山
     ~ 9:50 リフト終点(最高点) ~ 10:30 大毛無山山頂 
            ~ 11:40 滑降開始 ~ 12:40 旧新井スキー場入口

2年ぶりの大毛無山(K.K.さんは今年の正月以来)。
前回はゲレンデ跡を登ったためあまりいい雰囲気ではなかったが、
今回は要山経由としたため、山を登ってるという感じがあった。
ただしこのコースだと立派な林などがある訳ではないらしい。