今季もこれでおしまいか…?
単独 TH
コース:観音寺コース往復
金城山はいくつかのコースを登ってはいたが、春に登ったことはなくすべて紅葉の見ごろとなる秋だった。4月後半から春の金城山に行ってみたいな、と思っていたので本日実行。
6:00前、観音寺コースすぐそばにあるスペースにはすでに1台あり。立派な登山道入り口からスタート。標高差は1000m以上あるので、登っていくと新緑の黄緑、春の定番の花々が出迎えてくれる。登山道はとても歩きやすい。尾根伝いの登山道なので高度が上がるにつれて周囲の景色が木々の合間から見えるようになる。四合目からの急登にはトラロープが6本連続でつけてあり、さらに七合目先の急登にもトラロープや鎖が取り付けられている。登山道はしだいに痩せ尾根もあるようになる。八合目に着くと眼前に広がる残雪と新緑の山頂方面の景色はそれまでの景色とはまったく違う。いよいよ残雪を登ることになるのか?しかし、道中で金城山を見てアイゼンは要らないな、と判断し車中に置いてきたのだが…。まぁ、行けるところまで、と思い向かってみると登山道脇の斜面にべったりと残雪があるだけで、結局、山頂直下の10メートル程のみの残雪登りで済んだ。
山頂に着くと目の前に巻機山が残雪を所々に残して新緑の季節を迎えつつあるという感じだった。途中で出会った登山者は単独女性のみ。山頂を独り占めして穏やかな春の日差しと心地よい春風にまったりと時を過ごし、小1時間後に下山を開始して山頂を後にした。
メンバー:SH TH
清水谷コース往復
刈羽黒姫山の清水谷コースのみ行ったことがなかったので、この機会にと向かう。折居から清水谷への道路を進んで行き、途中にある花立網張林道の標柱で右折し、道なりに登って行くと終点が駐車場になっている。
新緑の登山道にカタクリやイカリソウ、コイワカガミなどの花々を見ながらの里山登山であった。
メンバー:KK TM
コース:風谷山~長陵尾~栖吉
レポート:KK
信仰の山 |
天気が安定せず、いきなり真冬のような天気になったりで、高山では遭難事故も起きてしまった。コロナも蔓延していて、近場の里山に出かけ頻度が高くなっている。そんな中、小千谷のMさんから、昨年に続き風谷山に行かないかと誘われて同行することになった。
今日のコースは、風谷山から廃道化した登山道を探りながら、鋸山に藪を漕いで行くのだそうだ。相変わらずのテンションの高さだ。栖吉の駐車場は、たくさんの車で埋まっていた。概ね県内№であった。1台デポし、もう一台で風谷山登山口へ。まず不動滝を観照してから山頂を目指す。信仰の山らしく石仏が点々とあり、心洗われる思い。山頂でしばし休憩後、いざ鋸山へ。
出始めから方向を間違えてしまい、暗に先入観だけで行動してはいけないと反省する。藪の中に真新しい切り口を発見するも、その先を導き出せず彷徨する。538ピークに延びる尾根に乗ると、ありました。そこには明瞭な踏み跡。うれしさひとしお。そこから踏み跡は下り按配になり、水田跡と思しきこごめの繁茂する場所に出る。正面にこの時期限定なのか、見事な滝が水を落としていた。
所々にあるトラロープを頼りに、汗をかきかき急登を這い上がる。道ははっきりしているものの、行く手を遮るようにボヨが立ち塞がる。すると、何と先行者2名の背中を発見。好きな人がいるものだ。稜線が近いのか、登山者の声が近くに聞こえる。藪からひょこっと顔を出したら、そこが山頂だった。多くの人が寛いでいたが、密になるのですぐに来た道を戻る。滝の袂で昼食をとる。今日は山菜入りカレーうどんだ。ブヨも寄ってこずゆっくりと時間を過ごす。
下山路は、かつての水田をひたすら下った。この土地まで農作業に来ていたのかと思うと、楽に車を乗り回しては、機械に頼る生活をしている我身が情けなくなる思いであった。暫く下降しているうちに、杉林を抜けると花立峠登山道に合流。踏み固められて道を下れば駐車場にゴールだった。
いやあ、里山奥が深いですね。
やって来ました 里山アドベンチャー |
長岡市街を見下ろす |
風谷山山頂 |
山頂から鋸山を見る |
相変わらず藪がお好き |
踏み跡を発見して微笑むM師匠 |
鞍部に出る |
この時期限定の滝だろうか |
花立峠方面 |
風谷山を見る 山が深い |
鋸山山頂 |
この斜面を滑るのだそうだ |
山菜ごっそ |
かつての水田跡だろう 恐れ入る |
橋を渡るとゴールはすぐそこ |
天狗の清水 2杯飲んだ。10年長生き |