メンバー:SH IH TU MW KK TS(ゲスト) KH(ゲスト)
昨日とは打って変わって朝から快晴。心も体もリフレッシュ。気分を直して今日も山に向かう。神立除雪センターで埼玉組、そして入会希望のSさん、ゲレンデから山へ転身するかもしれないKちゃんと待ち合わせ。総勢7人と、賑やかに蓬峠へ向かって出発。(下山後会員の雰囲気の良さ?をかってもらってSさん入会決定)
蓬沢は概ね埋まっており、順調に尾根に取り付く。雪が乾いていて、シール登りが初めてのKちゃんはちょっと苦労する。後ろにズルズルと下がり気味ながら、大きなブナの木の広場に到着。振り向くと昨日の仙ノ倉山北尾根がくっきり。危ないところに行ったものだ。青空に山々が映えている。武能岳に雪煙が舞い、稜線の強風を感じさせた。
IHの明るい声に励まされてシシゴヤの頭稜線下の台地へ。テント泊りに最適な場所だ。更に稜線に向かうが、雪面はクラストし始め、横から強風が吹きつける。緩くトラバースすれば尾根に登り上げる。大源太山、巻機山方面が一望。雪山初体験のKちゃんも満足げだ。当初国境稜線までと思ったが、強風が続いていることもあり、本日はここで終了。
1枚バーンの斜面はガリガリで、各人苦労しながら降りる。こんな時はジャンプターンが有効ですね。台地に滑り降り大休止。すっかりおしゃべりに花が咲き、おだまきの本領発揮というところでしょうか。ひと沢越えた尾根からの滑降も検討したが、登ってきた尾根をそのまま下降した。適度な深さの新雪に歓声が上がる。楽しい滑りである。長いと思った林道も、スキーが滑り、車に到着してもまだ12時くらいだった。
大勢の仲間と若さ溢れるパワーにエネルギーを感じた一日となった。
わいわい、がやがや
Sさんは快く受け入れてくれたのだろう
朝日に輝く
スノーブリッジで左岸へ
急登へ向かう
Kちゃん徐々に慣れてきたようだ
おお!
仙ノ倉北尾根
なかなか細いの~
越後の山はどこも美しい
稜線が近づく
登りきればこの景色だ
お待ちかねの時間
Sさん なかなか上手い
山スキー最高!
楽しいランチタイム
(教訓)
仲間とは
助け合うものなのです
今日は
「焦がし味噌野菜あんかけ麺」
【写真を追加】
2017/01/30
2017.1.28 仙ノ倉山北尾根山スキー
メンバー:TU KK
コース :小屋場の頭~シッケイの頭まで
出発前から今日はいまいちの状態だった。何か忘れもがあったり、気持ちも前向きに行かなかったような。しかし、北尾根から仙ノ倉山に登り、雪山の絶景を見たいような。そんな心の揺れ動きを察するような怖い山行となった。
午後から晴れるという大方の予報を確信し土樽を出発。積雪量はまあ、まあ。1本のトレースがずっと毛渡沢の奥に向かっていた。群大ヒュッテ辺りですっかり夜も明け、いよいよ尾根に取り付く。スギ林を避けるように細尾根を忠実に登る。両側が急斜面で、幾分新雪があり雪崩れそうで恐ろしい。細かくジグを切り小屋場の頭へ到着。晴れていれば綺麗なナイフリッジが見られるところだ。緩やかな尾根を少し下り、細い雪稜を慎重に。
尾根は大きく右に曲がっていく。時折青空が覗き、手招きされるよいに乳白色の世界に彷徨う。1,627mのピークを下り、今後の行程を検討する。天気は回復傾向であるので、目標をシッケイの頭に置き出発。傾斜はどんどん急になり、アイゼンに履き替える。やっとで稜線に辿り着くも白の世界は変わらず、雪洞を掘って回復を待つ。結局ガスは取れりことなく、1時過ぎ下山を開始した。下りはバックステップで降りるが、ルートを外し気味に。フッと体が無重力になったと思ったら、深いクラックに落ちてしまっていた。幸いけがもなかったが、そのまま雪崩と一緒に落ちるのではないかという恐怖にかられた。
GPSがあるのに道を間違えそうになってしまった。その後スキーに履き替え細尾根を下る。自分のトレースが残り安心感はあるものの、雪庇の踏み抜きに注意する。結局小屋場の頭でやっとシールを剥ぎ、滑り始めたのだった。雪質は良く、木々をぬって林道に出た。群大ヒュッテからの長い林道をこれでもかとストックを漕ぎ、土樽に到着。4時を回っていた。
北尾根取り付き
細い尾根を喘ぎながら
小屋場の頭まであと少し
中間の写真はこれだけ
危険地帯から脱出
しかし、まだまだ緊張
雪崩に注意して慎重に
ブナの回廊
少し垣間見えた尾根
小屋場の頭から土樽
次の日見えた北尾根
陰っている所を登った
【写真を追加】
コース :小屋場の頭~シッケイの頭まで
出発前から今日はいまいちの状態だった。何か忘れもがあったり、気持ちも前向きに行かなかったような。しかし、北尾根から仙ノ倉山に登り、雪山の絶景を見たいような。そんな心の揺れ動きを察するような怖い山行となった。
午後から晴れるという大方の予報を確信し土樽を出発。積雪量はまあ、まあ。1本のトレースがずっと毛渡沢の奥に向かっていた。群大ヒュッテ辺りですっかり夜も明け、いよいよ尾根に取り付く。スギ林を避けるように細尾根を忠実に登る。両側が急斜面で、幾分新雪があり雪崩れそうで恐ろしい。細かくジグを切り小屋場の頭へ到着。晴れていれば綺麗なナイフリッジが見られるところだ。緩やかな尾根を少し下り、細い雪稜を慎重に。
尾根は大きく右に曲がっていく。時折青空が覗き、手招きされるよいに乳白色の世界に彷徨う。1,627mのピークを下り、今後の行程を検討する。天気は回復傾向であるので、目標をシッケイの頭に置き出発。傾斜はどんどん急になり、アイゼンに履き替える。やっとで稜線に辿り着くも白の世界は変わらず、雪洞を掘って回復を待つ。結局ガスは取れりことなく、1時過ぎ下山を開始した。下りはバックステップで降りるが、ルートを外し気味に。フッと体が無重力になったと思ったら、深いクラックに落ちてしまっていた。幸いけがもなかったが、そのまま雪崩と一緒に落ちるのではないかという恐怖にかられた。
GPSがあるのに道を間違えそうになってしまった。その後スキーに履き替え細尾根を下る。自分のトレースが残り安心感はあるものの、雪庇の踏み抜きに注意する。結局小屋場の頭でやっとシールを剥ぎ、滑り始めたのだった。雪質は良く、木々をぬって林道に出た。群大ヒュッテからの長い林道をこれでもかとストックを漕ぎ、土樽に到着。4時を回っていた。
北尾根取り付き
細い尾根を喘ぎながら
小屋場の頭まであと少し
中間の写真はこれだけ
危険地帯から脱出
しかし、まだまだ緊張
雪崩に注意して慎重に
ブナの回廊
少し垣間見えた尾根
小屋場の頭から土樽
次の日見えた北尾根
陰っている所を登った
【写真を追加】
2017/01/22
2017.1.22 巻機山山スキー
降らないと思っていた雪が、どさっと来た。雪国はこうでなくっちゃね。といいながら、続けて10日間も雪掘りをしたので、ちょっと体は疲れ気味。
どこに行こうかと迷った末、馴染みの巻機山に行くことになった。今日は久し振りTMさんを交えて、藪が隠れたであろう斜面に思いをはせる。5時。誰かいるかと思ったが、我々だけだ。TUのラッセルでガシガシ進む。概ね膝下。暗闇に浮かぶ橋を過ぎ、桜坂へ。おお!雪がいっぱいだ。登山道をすり抜け、いつもの斜面にトレースを刻む。
井戸の壁。おお!ここも雪がいっぱい。苦労することなく5合目に着く。MWさん、今日は調子がいまいちで、遅れ気味。米子沢は完全に埋まりきっておらず。大滝が顔を覗かせている。もう少し降れば滑ることができる。癒しのブナ林を過ぎれば6合目。朝日に照らされる天狗岩。いつ見てもいい景色である。
ニセ巻機山を正面に見て、気持ちの良い登りが続く。振り向けば谷川連峰、苗場山の峰々。見飽きない。心配した8合目下の急坂は、クラストしておらず、クトーを着けることなくやり過ごす。この日は風がなく、恐ろしいくらい穏やか。めったにないことだ。
ニセ巻機山に近づくにつれ、巻機山本峰が大きくその姿を現した。時間も早かったが、黒い雲がどんどん迫ってきたので、山頂へは向かわず終了とする。さあ、滑りましょう。風でデコボコになった斜面を慎重に下り、滑沢の源頭へ。解放感抜群!途中で尾根にトラバースして、そのまま一気に7合目まで。そこを過ぎるとパウダーが待っていた。ヌクビ沢への誘惑を断ち切り、6合目。天狗岩を正面に大休止。TMさんのザックから豪華な食糧。参りました。
完全にオープンバーン化した井戸尾根は、快適そのもの。深雪の井戸の壁にうっとり。下って朝のトレースに乗っかり、あっという間に国道に出た。巻機山の頂上は雲がかかり始めていた。良い山行だった。
井戸の壁
今回は楽勝でした
米子沢
大滝が顔を覗ける
癒しのブナ林
天狗岩
雄大な景色
我々は行く
谷川連峰
8合目を過ぎる
心の山「巻機山」
TU
ベテランの域に達したか
滑沢源頭
井戸尾根滑降
どこでもスイスイ
本日の限定麺
「ザーサイ辛麺」
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