コース :平元新道左尾根
レポート :KK
雪を求めて山スキー流離人達が平標山に集結した。多分多いだろうと思った通り、下山した火打峠には30台近い車があった。思うところは一緒ということだろう。
冬の凍空に星が輝き、今日の好天が約束されたようだ。神立除雪センターでTUと待ち合わせ。今季初顔合わせだ。火打峠に着けば、既に先行者の車が4~5台。出遅れたか。残念。その後も続々と後続車到着。
氷点下10度近い中の林道歩き。立派なトレースに導かれて平元新道入口へ。トレースは徐々に登山道を離れ、左の尾根へ。30年ぶり位前の記憶は、少しも蘇ってこない。藪2級程度の尾根を這い上がれば、目の前に真っ白な雪山。歓声が上がる。SHとNIは平標山に行き、私たち2人は大きくトラバースして仙ノ倉山へ。
風の強いこの山の稜線は、雪は吹き飛ばされ岩も出ている。いくつかあるピークは全て巻く。所どころ出ている笹や灌木の上を進み、遠くに感じたピークには案外早く到着した。毛渡沢に厚い雲海、その上に万太郎山の雄姿が聳えたつ。絶景だ!そして眼下には、うねる様に仙ノ倉北尾根が。谷川から巻機山方面が見渡せる。ここまで来てよかった。
名残惜しいが、待っている仲間のもとへ戻ろう。平標山の山頂では、ブログでお馴染みのeva父さんとOさんにご対面。今季も元気のご様子。山頂からの斜面は滑りやすく、あっという間にSHらと合流。そのまま山の家まで滑り込み、大休止。綺麗なシュプールを描きながらeva父さんグループも小屋へ。しばし山談義をした後下山。埋まりかけた斜面には適度な隙間があり、思っていた以上に楽しい滑りができた。皆さん華麗な滑りだ。林道に出たあとは、高速道になったようなトレースを飛ばして駐車場に到着。満足の山行になった。
いよいよスタート
昨年同時期より雪は多い
朝日に照らされて登る
苗場山登場
稜線まであと少しだ
この景色だ!
山頂へ
新潟の若者23歳
凄いパワーだった
クトーを着け、大きく巻く
雲海の中聳える万太郎山
仙ノ倉北尾根
今度は毛渡沢から来よう
雪山は美しい
振り返った仙ノ倉山
山頂から滑る
小屋に向かって
幾筋ものシュプール
山スキー最高!
エビス大黒の頭
小屋から快適斜面
限定麺売り切れ
「五目あんかけ焼きそば」
【写真を追加】
仙ノ倉は近いようで遠く実は近い |
北尾根 |
仙ノ倉はやはり強風、すばらしい |
シールはたすき掛け |
今季一番くらいの満足のいく山スキーが楽しめたようですね。新雪があり、景色もとてもきれいです。それにしても雪を求めてどこにでもいくKKさんのこだわり?はどこから来るのでしょう?
返信削除いつも美味しいお茶をいただき、御馳走様です。こだわりはありません。しいて言えば、ヤケクソですかね。早く真の「変態」になりたいと努力します。
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