2018/10/28

2018.10.28 威守松山

メンバー:KK
コース:寺屋敷~

大源太山が凛々しい

今日は仕事に出るので、その前に近場の山へと考え、清水の威守松山に行ってきた。巻機山、谷川方面の展望台的な山。綺麗な紅葉と稜線に登る朝日を見に行こう。

先日発売された分県ガイドを読んでいると、まだまだ登っていない山がたくさんあるのものだと思った。この威守松山は紹介されていないものの、日本500名山位なら必ず入るであろう名山だ。起きる時間を間違え、えらく早く出てしまい、ゆっくりと登山口へ。続々と桜坂へ向かう車のライト。さぞ賑わうことだろう。こっちは一人だ。

朝露の残る登山道で足袋が濡れ、指先が冷たい。しばらく行くと、スギ林の中に「寺屋敷跡」の道標。道を巻くように登れば、集落からの尾根に合わさる。紅葉は進み、上部は既に葉が落ちていた。尾根は真っ直ぐ延び、その分かなりの急登である。ブナ林が美しい。ロープを伝いながら落葉を踏みしめていると、冬が近いのだと感じる。

陽が登りかけ、割引岳の山頂が染まってきた。木々の背が低くなったと思ったら、山頂に到着。思った通りの絶景だ。巻機山~南魚沼市街~大源太山~柄沢山。ぐるっと見渡すことができる。しばし周りの景色を堪能したら下山。いつも登っている井戸尾根や柄沢山などのコースを観察できてよかった。あとは雪を待つだけだ。




歴史を知りたい








癒やされる







急登である






山頂と黒岩峰
行ってみたい







井戸尾根
こんふうになっていたのか





柄沢山
来季は必ず






下山は慎重に







朝日に輝く割引岳

2018/10/23

2018.10.21 蓬峠

メンバー:SM RM SH(W) MH KK
コース:蓬沢
この冬のチャレンジ

全国的に晴マーク一色。越後の秋は、紅葉に染まっているだろうか。山スキー定番の蓬峠に懐かしいメンバーと出かけた。

SMさんと山に行くのは何と30年ぶり位。RMさんとSHさんは、このコース初。MHさんにいたっては、このコース35年ぶり。新鮮であり、且つ楽しい山行になりそうな予感。蓬沢林道終点に7時過ぎに到着。空は雲で覆われている。朝露を心配して長靴スタート。だが、登山道は完璧に刈払いされていて、足元が濡れる心配がない。蓬ヒュッテの高波さんが整備したのだろう。と、噂をしていたら途中でばったり下山したきた高波さんに会う。山の状況、キノコの具合などしばし談笑する。

空は徐々に青が多くなり、それにつれて廻りの木々もきらきらと輝いてきた。まさに秋の景色だ。九十九折れの登山道を進み、山腹を巻くように道は伸びる。見下ろす蓬沢の向こうに平標山、仙ノ倉山、苗場山の山頂がくっきりと姿を現す。天気は快晴に近くなり、歩いていると汗ばんでくる。登るにつれ、だんだんと笹が多くなり、ここら一帯の景色を彩る風景となってきた。風にそよぐ笹の葉音が心地良い。

幾度か小尾根を巻くと、いよいよ蓬峠に到着。冷たい風が吹く抜けていく。休憩後、七ツ小屋山方面に向かう。謙信ゆかりの道の分岐で、斜めにかしがった大源太山を見る。上越のマッターホルンだ。目を転ずれば白毛門から朝日岳、檜倉山、その向こうに荒沢岳であろう俊峰が見える。空気は澄み、如何にも秋という感じが漂う。

帰路は、登山道脇のキノコを見つけつつ下山。そして、何と駐車場には腰を痛めていたNIさんがお出迎え。冷えたコーラの差し入れまでしてもらった。早く治って一緒に山に行きましょう。





どうもキノコの方が気になるSHさん








平標山と仙ノ倉山
この冬はぜひ!






足拍子山と苗場山







小屋で休憩をとる









七ツ小屋山方面に足を延ばす







七ツ小屋山







蓬峠
いつ来てもいいところです






秋山を満喫









大源太山と後ろに巻機山








いつもの斜面



























2018/10/15

2018.10.14 越後駒ヶ岳金山沢金山台地

メンバー:KK TM(みちぐさ)
コース:駒の湯~佐梨沢林道~鉱山道


おだまきの山行ブログが始まった当初以来、2度目の金山台地。紅葉はどうだろうとTMさんと出かけてみた。私は百姓で2ヶ月ぶり、TMさんは、連日の米との闘い。気分一新、気持ちのいい山行ができた。

前回は、佐梨沢橋まで車が行ったが、今回は駒の湯からのスタート。綺麗に整備された林道は、きっと何かの工事の為だろう。おかけで歩きやすい。近況を報告し合いながら歩くこと1時間弱。あっという間に桑ノ木沢出合。おお!何ということだろう。刈払いがされいる。ありがたく使わせて頂き、細尾根を登る。急登をぐいぐい登ったら「山の神」。安全を祈願して先を急ぐ。うすらでかいスズメバチがワンワンいっている。

朝露に濡れた、斜めトラバース道を滑りながら進む。延びた菅が足をからんでつんのめりそうになる。樹林帯を抜けると金山沢奥壁が徐々に姿を現した。凄い、凄いと感動するも足元が危ない。下を見れば、沢まで一直線のスラブになっている。幾度か小尾根を曲がった先に金山台地。沢の向こうには、鉱山試掘跡の洞穴。感動ものだ。緊張が緩み、振り返ると毛猛の檜岳が尖って見えた。

ゆっくりと食事を楽しみたいが、なんせ陽が当たらず寒くなり下山することにした。TMさんがボイルしてくれたソーセージが旨かった。下り勾配の鉱山道は危険が増している。相変わらず菅に足を取られつつ、濡れた岩でつるんといかないよう慎重に歩く。時折、「ぐわ~」と雪渓が動く不気味な音がする。郡界尾根が徐々に日に照らされる頃、やっと樹林帯に戻る。「安全に行ってきました」と山の神にお祈りするが、特大スズメバチが周りをブンブン飛び回り威嚇する。怖い!

急坂をどんどん下って出合へ。夏にここでキャンプをしようとTMさん。次の秘境?の話をしながら駒の湯に着いた。




佐梨沢橋を渡る








魅力的な郡界尾根









桑ノ木沢出合







山の神
明治26年と彫ってある








いよいよ鉱山道








スラブが楽しそうだ








濡れ濡れ








幾度かの小尾根を回り込む







金山台地から試掘跡の洞窟








断ち割ったような雪渓









旨かったソーセージ








帰りも緊張は続いた