2015/12/27

2015.12.27 萱峠~枡形山山スキー

メンバー:KK おっじゃんショ  ウータンさん
コース   :種苧原~枡形山
タイム   :種苧原9:15~東山山系稜線10:45~萱峠11:05~枡形山11:20~
             種苧原13:30

出かけることに意義がある。今日は、東山山系をホームグランドにしている「おっじゃんショ」に導かれ、今期2度目の萱峠詣でに向かった。そして初めてお会いするウータンさん。何やら自分と同じ匂いのする方だった。決して臭いわけではない。

久し振りの降雪で、道路は走りずらい。時折蛇行してしまう有様だ。温泉施設の近くにあるグラウンドで、子供たちがクロカンの練習をしている。おじさんたちは山へ人生の修行へ行くのだ。藪藪必至だからひたすら林道を行く。並んで話しながら歩けるのが唯一の利点かな。

積雪は徐々に増え、膝下になる。雪が軽い。林道を登り切ると、おっじゃんショの定宿「牛魂の宿」に到着。かつての牧場を突っ切り、萱峠に着く。風雪が強く、一枚写真を撮ってもらい枡形山へ。本日最初の急登をシールで登る。細い登山道を行けば山頂に着いた。今日はここで勘弁してもらった。

10秒間の快感を得て、そのまま「牛魂の宿」へ。冷たい風の吹きすさぶ中、熱々のモツ煮をいただく。体が温まったところで、いざ滑降へ。広い林道に刻まれたトレースを滑る。何にしてもスキーは面白い。グランドに着くと、少年たちは午後の練習に入っていた。おじさんたちは無事帰って来たよ。少年たち、大きくなったら一緒に行こう。それまで自分が丈夫でいられるか、それが問題だ。






さぁ、元気を出して行きましょう












こうなりゃ
林道登山家へ変身だ











林道を行けば「牛魂の宿」












萱峠にて












いい感じのブナ林












モツ煮パワー全開












10m斜面をターン!











蓬平方面













雪景色












同じ匂いのするウータンさん
またどこかで

2015/12/21

2015.12.20  谷川岳

メンバー:SH MO CH TH
コース:ロープウェイから天神尾根を往復
コースタイム:ロープウェイ駅天神平発9:10 ~熊穴沢避難小屋10:15 ~肩の小屋12:05 ~トマノ耳2:30 ~熊穴沢避難小屋13:45 ~ロープウェイ駅天神平14:45

谷川岳には何回も登っているが、雪の季節に行ったことがなかったし、雪の量がどこも少なくて谷川なら行きやすいのでは、と思い計画した。過去、快晴に恵まれなかった谷川岳であったが、この日は富士山までよく見える快晴となり、ルンルン気分の登山となった。

天神平スキー場も少雪のため、まだ営業できず、積雪は40センチ。しかし、今日は天気がよいのでロープウェイ乗り場は登山者の長蛇の列。天神平に着くと乾いた雪の感触と白毛門から朝日岳の山々の美しさに嬉しくなる。登山道は多くの踏み跡でしっかりしたトレースで何の問題もなし。程よい積雪で歩きやすい。行く手には真っ白に輝く谷川岳が青空に映えて「美しい!」のひと言。


熊穴沢避難小屋でアイゼンを装着。すっぽりと高気圧に覆われた今日は無風で陽があたる登山道を登っていると暑いくらいだった。高度が上がるにつれて遠く山並みの向こうには富士山、浅間山、尾瀬の山々、そのうち苗場山も見えるようになった。天狗の止まり木で一休みしていると山頂付近からスキーヤーがシュプールを描きながら気持ちよさそうに滑り降りてきた。雪を求めて来た登山者も十数名はいたようだった。巻機山に行ったKKさんもそのひとりだが・・・。こちらに来たほうがよかったのでは?


肩の小屋も山頂(トマノ耳)もその先のオキノ耳も登山者でいっぱい。いったい今日は何人の登山者がこの景色を楽しんだのだろうか。山頂で記念撮影をさっと済ませ、肩の小屋で一休みし、下山にかかる。歩きやすいのであっという間に熊穴沢避難小屋に着いた。天神平への途中で見る谷川岳は朝とは違った表情でその姿をまたカメラに収める。まだ、3時前だというのに、日陰となった登山道や天神平はもうすぐ日が暮れそうな寂しい雰囲気となっていた。

帰りは新しくなった谷川パーキングの中を見学し、軽い食事をして帰宅した。来年、初雪の降った頃に今度は白毛門に行こうということになった。

 天神平からの白毛門、笠ケ岳、朝日岳方面

 目指すは行く手に輝く谷川岳

 熊穴沢避難小屋へ向かう途中から見た谷川岳

 行く手にも後にも大勢の登山者

 尾瀬方面の山々

 山頂を目指す人、人、人でした

 遠くに苗場山もお目見え、今日は本当にいい眺めです

 トマノ耳からのオキノ耳、こちらも登山者でいっぱい

 万太郎山仙ノ倉山方面

 山頂から肩の小屋へ向かう登山者

 丁度、誰も写らない一瞬で山頂をパチッと撮りました

下山途中の谷川岳、朝の表情と違ってこれまた、いい感じ

2015/12/20

2015.12.20 巻機山山スキー

メンバー:KK(単独)
コース   :井戸尾根
タイム   :清水集落6:15~6合目9:40~ニセ巻12:30~清水3:25

モチベーションを高く、持続することは自分にかかってくるが、それと共に仲間が側にいることで目標を達成しようとする気持ちが昂ぶっていくこともある。今日はそんな一日であった。

やっと雪が降ったが、まだまだ足りない。雪の神様、早く私達をスキー天国に連れて行って下さい。

今日も出発で出遅れてしまった。清水集落に着くと既に先着の車。やっぱり先日の降雪で巻機山を狙っている人がいるのだなぁ、と早くも焦る。準備をしていると、脇を何やら見覚えのあるナンバープレート。林道には20cm位の積雪。前方にはトレース。やられたか。残念。

桜坂を過ぎ、いよいよ登山道へ。越後のボヨが行く手を遮る。3合目の手前の坂で悔しいが板を脱ぐ。雪は締まっておらず、登山道は深い。トレースは歩きずらく、全然進まない。後ろから登山者が追ってきたので脇の避ける。おや!なんと清津Zさんではないか。やっぱりあの車はZさんのものか。Zさんはボードを背負い、足元はスノーシュー。早い。あっという間に離された。

少しの段差も、乗り越えるのに苦労する。疲れた。苦しい段差攻撃を凌ぎ、5合目手目から笹藪に入り、単独ラッセル。しかし笹藪の下はスカスカ。膝まで潜ってしまう。先行していたZさんが近くに見える。俺を待っていてくれたのだろうか。藪ラッセルを終えるとZさんと合流。なんと、トレースは消えており、腰までのラッセルをしていた。トレースは5合目で終わっていた。

ここからはスキーの出番だ。登山道ラッセルは厳しいが、この位は想定内だ。Zさんのラッセルは遅々として進まず、苦しんでいるようだ。7合目からは、快晴のもと四方の山が丸見えだ。やっぱり雪景色は最高である。しかし、見上げる8合目は遠く、心が折れそうである。夏道沿いに登るが、足を止める時間が多くなる。やっと8合目に着いた後は、風にたたかれ、固くなった斜面を登る。なんとかニセ巻の手前に辿りつく。6時間かかった。

巻機山はまだ遠い。Zさんが到着。お互いここまでとすることに異存はない。そして、ここからまた試練が続く。藪を避けたいと思うが、それは許されず。苦労して登ったルートをまた苦労を倍にして下山する。下れるコースの幅は、数十センチ。外してしまえば激藪に突入必死。しかし、Zさんスピードも緩めず滑っていく。F難度だ。あっちにぶつかり、こっちに突っ込み、岩をガリガリ。身も心も折れそうである。ついに、4合目からは板を担ぎ桜坂へ。林道をよれよれになりながら滑り、やっと国道に出た。

多分Zさんと一緒でなかったら、俺は5合目で止めただろう。後悔もしただろう。会は違うが、良いパートナーを得た山行だった。






腰ラッセル
山スキーの威力発揮











やっと冬の装い











このような木のトンネルを潜っていかなければならない











頑張ること5時間
やっとニセ巻が見えた










谷川方面
SHらが向かっている













ラッセルはひたすら続く














巻機山
またお願いします
今度はお伺いします










8合目を滑るZさん












登山道滑降
F難度か
スピードを落とさない










藪地獄






























2015/12/13

2015.12.13 大赤沢新道~猿面峰

メンバー:TH TT MK(清津) KK
コース   :大赤沢~猿面峰
タイム   :大赤沢登山口7:25~猿面峰10:00

清津のMKさんに誘われて、初めての大赤沢登山道を歩いてきた。我々の行く手には熊の足跡があり、ちょっと怖い思いもしたが、それにもまして若い二人の会員と山行を共にした喜びの方が勝った一日だった。

フロントガラスにポツポツ当たる雨粒に、ややモチベーションが下がってしまう。いやいや、こんなことで挫けてはいけない。当初小赤沢からの予定であったが、雪と雨で登山道が荒れていることが予想されたので、MKさんの案内で大赤沢コースに変更した。登山口に到着したが、予想通り我々以外に登山者はいなかった。

前日に雪が降ったのであろうか、周りの山はうっすらと白くなっている。登山道も徐々に雪覆われてきた。中途半端な積雪は歩きづらく、恐る恐る足を運ぶ。標高を上げるにしたがい周りの景色も見えてきた。霧ノ塔をはじめとする小松原の山。中津川を挟んだ鳥甲山。そして谷の向こうに構えた苗場山。時折見える青空の中気持ちのよいロケーションが広がった。

途中から積雪も多くなり、歩き易くなる。視界は段々広がり、小赤沢登山道もはっきり見える。3合目駐車場に車はなく、林道にも轍の痕もなかった。多分吹き溜まりもあるだろうから、大赤沢に変更して正解だったようだ。当初の予定通り10時に猿面峰に着く。苗場山北面が目の前に。いい景色だ。MKさんのハイテク自動シャッターで写真を撮り、下山開始。

足にくっつく雪、滑りやすい木の根に苦しめながらも何とか無事に下山した。その後はちょっと遅い昼食を中里「岳藪」のおいしいそばでお腹を膨らませる。あれやこれやと世間話に花を咲かせて帰路に着いた。若いっていいですね。






さあ、ここから始まります












前日の降雪だろうか











熊の足跡発見
年寄りがいいか
若いのがいいか










若さとはいいものだ













途中から秋山郷を俯瞰












猿面峰から霧ノ塔











鳥甲山
清津Zさんはどこを滑ったのか












小赤沢の登山道がくっきり












苗場山北面斜面












下山は早い









木の根

雪に隠れた落ち葉
人生と同じくたくさんの困難が待ち受けているのだ、とおじさんのたまう。

2015/12/10

2015.12.10 巻機山

メンバー:KK(単独)
コース   :井戸尾根
タイム   :桜坂6:30~五合目7:20~七合目8:15~ニセ巻9:00~巻機山山頂9:40
      ~桜坂12:00

「史上最大のエルニーニョ」は、その名の通りどこにも雪を降らせないのか。先週のプチ寒波で、三山、巻機山の山頂部は白くなり、もしや巻機頂上から滑ることができたりして、と期待半分で出かけてみた。

まず一番の敵は、暖かい布団から抜け出すことから始まる。4時、布団を蹴飛ばし、気合いもろとも出発する。今朝は、放射冷却もさほどではなく、暖かい。桜坂の駐車場に車1台。暗い中、ザックにスキーを付けるのに手間取り、6時半の出発になってしまった。雑木にスキーが引っ掛かるが、気にせず登る。今日のモチベーションは高いのだ。4合目辺りからちらほら雪が見え始めるが、希望が持てるほどの積雪ではない。それでもという期待で5合目に到着するも、8合目の斜面には黒いものが多く、落胆。今日はここにスキーをデポしていくことにする。

6合目からは寒々とした天狗岩が見える。登山道を少しずつ雪が覆い始める。持ってくればよかったか、とまた少し後悔。しかし、岩がたくさん顔を出しているのを発見。安堵。雪は登山道のギャップを埋め、非常に歩きやすい。ニセ巻に着くと、本峰が正面に。やはり雪は少ないが、それでも繋げれば1本位滑ることができたか。また、ちょっと後悔。

戸締りのしてある避難小屋を通り過ぎ、山頂に向かう。稜線に出ると風が強く、1枚羽織る。何とかピークを踏んで、そそくさと下山する。当初の目的の偵察も済み、後はのんびり下山するばかりだ。途中、なんと登山者が一人上ってくる。話を聞けば、峠を越えた栃窪の青年。トレランをやっているらしく、軽快に上がってきた。更に話を聞けば、何と前職は私と同じ系統の職場にいたとのこと。世間は狭い。

5合目から再びスキーを背負い、何とか駐車場に着いた。あとは、そのまま車を走らせこしじに向かった。雪はいつ積もるのだろう。







これじゃ駄目だ












米子沢
冬枯れ










仰ぎ見る8合目
これ以上背負わないことにした











5合目のブナ林
ちょっと無理か










今年、天狗尾根の刈払いをした
いい尾根である











8合目付近












上から見るとこの通り












8合目
岩を縫って滑り可能











ニセ巻山頂










おお!
愛しの巻機山よ!












谷川方面












避難小屋はひっそり












三山












ここだったら滑り可能











今日はご飯が食べたくて
「マーボ丼」
ちなみに今日の限定麺は
「トマトの酸辣湯麺」
先週食べました