2023/01/31
2023/01/24
2023/01/22
2023.1.22 中津又山山スキー
メンバー:TH SH IH
コース:保久礼小屋~
レポート:KK
やはりパウダーに勝るものなし
幸せ |
思い込みは、時に自分の期待や希望を大きく外れる時がある。前日少しの降雪だったので、これでは除雪はないなと思い込み、早朝4時の出発。道中一部除雪車が出ていたが、この業者は結構少ない雪でも出動するので想定内。魚沼の街をそろそろと走らせる。高倉あたりに点滅等をちかちかさせている除雪車が目に入る。二分集落で、遂に除雪車を追い越す。すみません。邪魔してしまいました。
駐車スペースには、既に2台。どこかで追い越されるだろうと、先行して出発。星は消え、曇り空になってしまった。新雪はブーツが隠れるくらい。軽い雪に足元も軽快だ。法面を越え、沢の出合で一服。沢沿いに進み、適当なところで尾根に上がる。保久礼小屋までのアプローチが長い。薄くガスのかかった山並みに、薄っすらと大岳と中津又山が見えた。昨秋出来たトイレから保久礼小屋のコルへ。シールが走る。
一息入れ、登りにかかる。雪が豊富なので難なく尾根に上がる。徐々に風が強くなってきた。大岳の尾根に朝スライドしたお二人が見える。向こうも風が強いだろう。クリスマスの飾りを付けた木々のように、ブナが煌びやかだ。ブナ林を抜けると、視界はあるものの風が一段と強くなってきた。風に飛ばされた斜面も所々クラストしている。前方が段々とガスに覆われてきた。もう一段上がると、吹きさらしになるので、今日はここまでとした。1,200m辺りだ。
雪が軽く、パウダーいただきと思ったが、意外と走らない。傾斜が緩いとストップしそうだ。ほとんど直滑降で降りるしかない。それでも、最後のツリーランはパウダーを満喫。この浮遊感がたまりません。止められません。小屋下でシールを張り直して尾根へ。続々を後続が上がってきた。早く出たおかげで、まだ9時過ぎだ。後は、トレースに乗ったり、適当に藪を滑ったりで車に到着。遠く名古屋、千葉のナンバーが窺えた。
時間が早く、〆のお店が開いているか心配しながら帰路につく。
元気よく |
新しい便所 |
いいですね |
小屋に向かって下る |
少なくなった |
登る |
テンションアップ |
気持ちいい |
吹きさらし |
ガスが湧く |
終了点 |
滑る |
快調Iさん |
堅実Tさん |
ガスが降りないうちに |
やっと安心して |
行きます! |
たまりません1 |
2023/01/21
2023.1.20 天水山山スキー
メンバー:KK
コース:大厳寺~
モチベーションを高める
里山を行く |
果てしない林道歩きの先には、何があるのか。金沢の先生が、白山に行くとき17㎞もの道をラッセルし、更に終点から登山に入る。いったいどこからそのモチベーションが湧いてくるのか。その一端を探るべく地元天水山に行ってきた。
冬季、大厳寺キャンプ場まで除雪はしていない。除雪終点天水越から道をラッセルして進む。大厳寺まで5.5km。大厳寺から天水山取り付きまで約2.5km。合計8kmの林道歩きだ。ここも新雪が残り概ねブーツラッセルだった。延々と続く棚田を巻く道。春になれば緑一色の里山に変化する。スノーモービルの轍が残る雪の道を前へ、前へ。背後に越後の山。真っ白だ。
気力を振り絞り大厳寺に到着。雪は多い感じだ。ここから林道は、傾斜が緩む。帰りは滑らないだろう。うねうねの林道を進むと、やっと夏の登山口に着いた。疲れた。枝尾根に入り、やっと登山開始。2時間半かかった。ブナの林内は心安らぐ。幾本かの枝沢を横断し、尾根を登り上げると県境尾根。眼下に信濃の国が見えた。山頂直下の急登を凌ぐと、広々とした山頂に到着。おお!素晴らしい眺望だ。
展望を十分楽しみ、さあ帰ろう。新雪が残り、楽しい滑りを堪能。5分だった。そして長い帰りの林道滑走だ。傾斜のあるなしを肌で感ずる。前方に越後三山を見ながら手漕ぎで下る。自動運転は少しだった。
いかに、自分のモチベーションを上げていくか。先生、教えてください。
スタート |
目指す山 |
行くぜ |
大厳寺までやってきた |
まだ遠い |
トレース |
夏の登山口 |
尾根に入る |
この感じがいい |
県境尾根へ |
左信州 |
栄村 |
黒姫が見える |
山並み |
広がりがある |
山頂 |
北アルプスが望める |
苗場山方面 |
秋 |
そして冬 |
2023/01/20
2023.1.19 阿寺山山スキー
メンバー:KK
コース:広堀~
絶景展望
越後の山は白が似合う |
前日多少の降雪があり、山はそこそこ降ったのであろうと思い、晴天確実の今日阿寺山に行くことにした。果てしないラッセルになっていたら、どのくらい時間がかかるだろうなんてことは杞憂だった。
いつものことだが、布団の中で逡巡してしまう。明るくなってからでいいのではないか、他の山でいいのではないか、弱気な気持ちを振り払い、布団をはねのけ軽トラを出す。広堀の駐車スペースは広く除雪していただいている。ありがたい。雪は少なめ。壁も高くない。一人ヘッデンスタート。沢音を共に林道を進む。薄っすらトレースがある。坑口から登りにかかる。
徐々に積雪は増え、十分な量だ。しかし、前週の高温で緩んだのだろう、斜面は一定でなく、うねっているようだ。それに湿った雪が冷えたため、新雪の下はガリである。最初の細い尾根、最後のひと登りも細かくジグを切り越える。高倉山山頂に少し朱が差してきた。朝がやってくる。
ラッセルは思ったほどでなく、ブーツから脛程度だった。登るにつれ徐々に朝が訪れてくる。八海山の稜線が浮き上がってくる。しんとした空気の中、入道岳に朝日が当たる。おお!マンダムだ。眼下に六日町の街が、霧に覆い隠されている。妙高火打は既に朝を迎えたらしく、白い峰を浮き上がらせている。雪山の朝は実に気持ちが良い。
2段、3段と急登を登りきるとブナの背は低くなり、尾根は緩くなる。それにつれて見渡す峰々が、どっと迫ってくる。表現不足だが、綺麗という言葉しかない。阿寺山はすぐそこ。稜線に上がれば、ドーンと中ノ岳、越後駒ケ岳、八海山に繋がるオカメノゾキ。山頂からは巻機山山塊と上越の山々。見飽きることのない景色だ。新潟はいいところだ。
滑りも楽しくできた。急斜面は、一気にというわけには行かなかったが、それでもパウダーを味わうことができた。途中東京の方一名とスライド。坑口を過ぎたところでもう1名。なんと隣町の山岳会のMさんだった。相変わらずマニアックな山行をしているようだった。山行途中で知人と会う嬉しさは、山をやっていて良かったと思える瞬間である。満足の山スキーを味わった後は、いつもの馴染みの店へ。残念ながら限定はなかったが、お腹と心は十分満たされた。
朝だ |
街は雲海の中 |
思った以上に藪は隠れていた |
頚城方面 |
入道岳に朝日 |
帰りが楽しみ |
同じような写真 |
遥か遠くまで見渡せる |
ここを滑ります |
ここも滑ります |
さあ抜けるぞ |
セボーだ |
美しい |
雪国 |
八海山全景 |
駒と中ノ岳とオカメノゾキ |
巻機山方面 |
Mさん |
帰ってきた |
ラーメンセット |