2022/01/31

2022.1.29 万太郎山

 

登りのトレースがあるとがっかりするけど、下りのトレースが均されていると嬉しくなります。

→ヤマレコ記録へ

2022/01/30

2022.1.29 高倉山山スキー

メンバー:KK

コース:小川集落~


里山恐るべし

 

時代なのか

父親が、病院から退院する時に先生から言われた。「自宅に帰ったら症状は回復するかもしれません」と。あれから1ヶ月。父親は段々と正気を取り戻してきた。果たしてそれが良かったのかどうか分からない。介護とは大変な日常である。

前日からじわじわと積雪は増え、朝の除雪時で20cm上。今日は兄妹が面倒を見てくれるので、用事を済ませ8時に家を出る。途中H宅に計画書を出し、道に迷いながら小川集落旧芸術村の入口に着く。道路から這い上がり出発。深い。既に脛近くまで潜る。上まで行けるだろうか。ホッシーさんの記録を参考に進もう。

どういう経緯をたどったのか、旧芸術村の廃墟が点々とするなかラッセルが続く。大きな砂防堰堤をかすめ、杉の植林地を抜けるように尾根に上がる。斜面がうねっていてとても歩きづらい。時折慰めのように太陽がボワ~んと顔を出すが、天候は回復しない。尾根も風の通り道なのだろうか、段差が多くあり鋸山ほどではないが、迂回すること度々。急な尾根を上がってホッとする。乳白色の世界に包まれる。

右側からくる尾根と合流した先にコブが現れた。下を巻けばよかった。その後は、緩やかな尾根を進み、稜線直下の台地を右手に急傾斜を登った先が、高倉山の主稜線だった。その先ラクダのコブを通って山頂だが、視界が悪く諦める。さあ、安全に下山しよう。

単独であり、条件も悪いので忠実に来た道を戻る。雪は越後パウダーそのもので、危うく下りラッセルになりそうだった。最後、杉林の脇の少しオープンになっている斜面を滑り、扇状に広がる河原をひと滑り。雪は腐りに腐ったが、何とか車までたどり着けた。里山恐るべし。

帰りは馴染みの店に寄るが、限定麺は売れ切れ。久しぶりに薬味ソース唐揚げをいただく。ああ、やっぱり旨い。帰宅後、阿寺山の遭難を知る。雪があれば雪崩のリスクはどこにもあるのだと再認識。注意しなくては。


数十年ぶりの訪れる

物寂しい

廃墟が点々

大堰堤登場

下は天気よさそうだ

杉林を抜ける

段差アリの急登

あの山の向こう

幻想的な中を

結構広い台地

主稜線 真っ白

杉林まで下りる

下は暖かい


2022/01/27

2022.1.26 下権現堂山(アクシオム)

メンバー:NI KK
コース:旧アクシオム
レポート:KK

雪の白と青空



一昨年、おだまき山の会は創立40周年を迎えた。いくつかの記念行事は、新型コロナ蔓延のため全て先送りとなり、かろうじて昨年秋記念講演会を実施した。そしてもう一つ、記念誌発行という難儀な作業が、私たちに残されている。果たして我々は「わらじの仲間」の50周年記念誌を越えられるか。

そんなこともあり、午後から印刷屋さんと打ち合わせがあるので、午前中どこかに行こうということで、O印刷の近くの下権現堂山に向かってみた。土曜日に新井先生が滑っていてそれを参考にしたが、欲のないIさんはゲレンデ跡で十分というので、行ける所までと決め、十二様前を出発。下部はクラスト気味で、一部モナカであった。これは下りでかなり苦労するかと不安だったが、上に行くにつれ薄いパウダーへと変化していった。

ここを登るときは、いつもどこまで直登できるか試している。今回も何とか中間のコルまで登りつめることができた。一休みして2段目へ。ここはジグを切りながら登った。背後の山々は徐々に雲がきれ、キレイな雪景色が眼下に広がっていく。予想外の好天にテンションも上がる。遥か我刈羽黒姫山も雄姿を見せてくれた。ゲレンデトップに着いた時は、妙高火打まで遠望できた。

風に当たっていると寒くなるので、早々に下山することにした。山頂は次回とした。最初の斜面は新雪で非常に滑りやすかったが、2段目はクラストしていて、未熟な技術では楽しむことができそうもなかったので、作業道跡を飛ばして滑った。最後の緩斜面は、雪も緩むことはなく、適度に硬い雪の上を快適に滑ることができた。思いがけない晴天と粉雪に、山は出かけなければわからないものだと、あらためて実感する。

昼食は、湯之谷の人気店「笑店」。広東風「笑店ラーメン」を食す。旨かった。


山ノ神 安全祈願

下りが心配

直登

頚城の山が現れる

これで満足しました

薄いパウダーが招く

快適

第一章終わる

第二章開始

苦難

雪は腐ることなく

良く滑る

山ノ神 感謝

広東風 笑店ラーメン




2022/01/24

20221.23 棒立山山スキー

メンバー:TH SH KK RK(NCC)

コース:棒立沢左岸尾根

やっぱり山スキーはいい!

カタカナで「タカマタギ」

私の周りを見回すと老人が多く、そういう私ももうすぐ仲間入りだ。「気持ちは中学生のままだ」と集落の70歳の先輩がいう。私もまだ高校生くらいのままだ。ちょっと危ないか。毎日毎日老人宅の雪掘り。これも山スキーのためのトレーニングと思い、えい!と気合一発スノーダンプを押す!

少し期間が開いたが、今日はホッシーさんの後追いで棒立山へ。標高は1,420mと里山としては高めだが、眼下に人々の生活が見える高さだ。駐車スペースに車2台。準備をして出発。先行者のスキーと坪足のトレースが延びていた。毛渡沢方面と別れ、棒立沢に向かう。相変わらずの馬鹿話をしながら進む。

左岸尾根に取りつくため、トラバースを交えて高度を上げる。稜線を見上げてみると、雪庇が張り出していて、注意しながらジグを切る。振り返ると谷の向こうに、折れ線グラフのように連なる越後の里山がよく見える。雪庇の切れ間を見つけ、尾根に這い上がる。先行者の立派なトレースと出会う。既に3時間近く経ち、ハイグレード里山となった。尾根は、一直線に山頂へと我々を導く。

木々に付いた雪片が、陽光を浴びてキラキラを光る。ああ、冬山はいいなあ。山頂下の急傾斜を抜けると、大展望が待っている。昨年周回した日白山~タカマタギが眼前に広がっていた。タカマタギ山頂にテント泊の先行者の姿を確認する。展望を十分に堪能したら滑り出そう。雪は腐らず、十分楽しませてくれた。まず山頂下、次に沢の斜面を落としつつ、最後は沢床へ。毎度怖い怖いと言いながら滑るTHさん、歓声を上げながら滑走する。途中から沢を離れ、鉄塔の立つ斜面をトラバース気味に抜け、最後はトレースと合流。余韻に浸りながら車に到着。今日も安全に楽しい山行ができた。

時間も丁度よく、車は春のような日差しを浴びて、一路〆の場所へ。お腹を満たし帰路につく。


今日も静かそうだ

月と棒立山

下部は広い

一人ずつ安全に

巻機山方面混んでいるだろう

キラキラと光り輝いて

谷川方面 頂上はすぐそこ

山頂にて

たまりません

雪は腐らなかった

落ちていきます

私も行きます

俺も行きます

なんだかんだと滑っていくTHさん

ツリーランRKさん

沢を行く

最後のご褒美

限定麺は塩豚腹チャーシュー麵