2021/08/16

2021.8.16 刈羽黒姫山

 メンバー:SH TH

コース:白倉コース往復

数日間降った雨がようやく上がった。またしても九州や広島県、長野県など多くの県で災害が起きてしまった。どこでいつ災害が起きるかわからない気象状況になっている。そしてコロナも深刻だ。この先、どうなっていくのか専門家でさえも見通しが見えない状況という。

いろいろなエリアの山にも行きたいが、なかなかそうできないこの状況の中、今日はおなじみの刈羽黒姫山に白倉コースを歩いてきた。SHは今年はこれで4コース(磯ノ辺、折居、清水谷、白倉コース)から山頂を踏んだことになった。

柏崎市高柳から水上までの林道工事が終了し、標識が立てられていた
6:25分出発

水分を含んだ林道を行く  

ブナ林に変わる

水上への登山道との分岐  利用者がほとんどいないのか…

林道が終わるとブナ林の続く登山道

ブナの大木が倒れていた

清水谷から来る登山道との合流点  黒姫峠

知らず知らずのうちに秋の気配  オオカメノキの実かな

ガスの切れ間に見える米山

8:00 鵜川神社  清水谷コース往復の単独者と出会う

8:07山頂着  避難小屋でコーヒータイム 
 今日は何も見えず 誰も来ず


9:50 登山口到着 この後林道をさらに進み、水上集落から帰宅

途中にあった水上コースの登山口

2021/08/09

2021.8.9 刈羽黒姫山

 メンバー:KK

コース:自宅~磯之辺~


毎月黒姫34ヶ月(チャリ)

曙光照らす

早くも中盤に差し掛かった8月。早くお参りを済ませなくてはいけない。春先から集落の手伝いやら個人的な仕事やらで、体の疲れは溜まるばかり。今日も早く起きはしたが、ぐずぐずしてしまい、結局出発は4時過ぎになってしまった。果たしてこの状況で、磯之辺の坂をチャリで登りきることができるか。

概ね坪野まで下り基調。いまいちブレーキの利きが悪いのが心配だ。坪野からが第1関門。緩いと思っている坂も、結構足にくる。坂は徐々に傾斜を増し、電波塔手前が最大の試練だ。よたよたとジグを切りながら登りきる。集落に入り、公民館からが最後の難関。力を振り絞って黒姫神社に辿り着く。安全登山、コロナ退散を祈願する。

棚田の稲も穂を出し始め、ほのかに漂う穂の匂いが心を穏やかにする。あと1ヶ月で稲刈りが始まる。誰か来るかと思ったが、車は来なかった。クマ鈴を鳴らしながら登山スタート。雨の度に掘れていく登山道が痛々しい。かなり重くなった足ではあったが、1時間弱で山頂に着いた。わが故郷は、今日も山の中にある。

小屋のノートに記帳して下山。そして、またチャリに跨る。風が気持ちよく体を抜けていく。利きの悪いブレーキのため、力いっぱいハンドルを握る。握力がなくなりそうだった。坪野から進路をパン屋さんに向ける。店でしばし談笑し、焼きたてのチーズパンを食べる。おいしかった。

帰りはアップダウンの少ないコースをとる。途中、地元のKSさんに会い、ためになる話を聞く。どんどん重くなる足だったが、それでも何とか漕ぎ続けて集落まで。今月も継続できてよかった。


集落に到着

お参り

ほのかに稲穂の香りがする

登山開始

俺も頑張るぜ!

どうか早くコロナが収束しますように

やりました

霧の辺りが故郷

三山方面

守門浅草方面

気持ちいい登山道

もうすぐ実りの季節

馴染みのパン屋さん



2021/08/08

2021. 8. 7 平標山

 メンバー: SH TH

コース:元橋~松手山コース~山頂~平標山ノ家~平元新道コース 

平標山にこの時季、訪れるのも今年で3回目となった。目的は体力維持と松手山を過ぎた最後の急斜面に咲くお花畑を見るためだ。この日も暑くなることを予想して早朝4時半に登山口を出発。駐車場は数台の車。ヘッドライトなしで登り始めるとすぐに明るくなってきた。台風の影響か登るにつれて風が吹き始め、上空はガスがかかっている。早朝出発だったので、登山者もいなく静か。そして暑くなく快適。

松手山を過ぎたお花畑は、ピンクのシモツケソウやハクサンシャジン、ウツボグサなど花の盛りは過ぎていたが、一面に咲くお花畑はやっぱり素晴らしかった。しだいに強まる風に9合目で雨具を着る。山頂はガスと風が強いので、すぐに下山開始。平標山ノ家でゆっくり休憩。ここまでで出会った登山者は8名のみだった。林道を歩いていると青空も見え始めるが、山頂付近はずっと雲に覆われていた。登山口に着くとやはり車は満車に近い状態だった。「宿場の湯」で汗を流し、久し振りにいつものお店でランチを食べて帰った。

薄暗い中、出発
まずは鉄塔(4合目)を目指して

日差しがなく涼しい 

階段状の長い登山道をマイペースで行く

松手山  誰もいない、誰も来ない


全体的に花のピークは過ぎているけれど、やっぱり
両側の斜面を埋め尽くしているこの斜面は素晴らしい!



お花畑が続きます


ピンクも目立つけど、黄色も映えます


山頂方面もガスの中、でも薄日が差すので、雨は降らなそう

けっこう、強い風が吹いている。 そして誰もいない

久し振りに平元新道コースを行きます。
この階段状の木道が滑りそうで気を遣う。

平標山ノ家に到着。誰もいない。

これまた、長い階段状の登山道を下ります

林道に合流、爽やかで暑くないのがよかった。



2021/08/05

2021.7.31-8.1 小松原湿原~霧ノ塔

メンバー:HY KK

コース:GP~


流れゆく霧の中に佇む湿原

背中が物語る

感染者倍増が続く日本。山も海も街も人だらけ。静かなのはここだろう。というわけで、十日町の最奥の地小松原湿原に行ってきた。案の定、出会った登山者は2人。そのうち1人は仲間。アプローチが長く、蒸し暑く、びしょびしょの山は人気なし。それが嬉しかった。決して負け惜しみではない。

1年半ぶりの山行のYさん。かつて、早月尾根から奥穂高岳まで縦走し、その後も幾度となく思い出に残る山を共にした。お互い60歳を過ぎ、諸所雑多な日々を送る中で、あちこち体の調子も悪くなったが、まだこうして山に出かけられる幸せを味わえることに感謝しよう。

小松原湿原はYさんの故郷。今は亡き両親の思い出の詰まった場所だ。木道を歩きつつ思い出話をする。今日は避難小屋泊まり。急ぐことなくゆっくりと歩く。思ったほど暑くもなく夕方近く宿に到着。この時期泊まる人などなく、完全貸し切り。窓から差し込む夕方の明かりの中とめどなく話は続く。焼肉と焼きそばという濃厚な組み合わせの夕食を頂くと、私の瞼は徐々に下に降りていく。

寒いくらいの気温に、幾度となく目を覚まし、定時の4時にパッチリ。計画では霧ノ塔までだったが、朝食をとり寛いでしまうと、日蔭山まででいいということになり、ぬかるんだ道をゆっくりと登っていく。山頂に着くもガスで周囲は見えず仕舞いだった。長居をしてもしょうがないので、すぐに下山。途中ガスの切れ間に、緑一色の三角雪田の大斜面が少しだけ見えた。来季も来よう。誰も来ないと思ったら青年が一人登ってきた。十日町の方で、苗場山3合目に車を置き、自転車で見倉へ。小松原湿原~霧ノ塔~苗場山周回だそうだ。若さっていいものだ。

小屋で片づけをして往路を下る。すると下から会員のIさん。山で知人に会うのはこそばゆいような、恥ずかしいような。休憩も取らずどんどん下り、昼前に車へ。久しぶりにYさんとたくさん話をした。お互い情熱を失わず山に登りたいと、固い握手を心の中で交わした。


1年半ぶりの山行

しっとり

上ノ代

水が澄んでいる

ザックが重い

2日目
ガスの日蔭山

景色見えず

雪のない三角雪田

避難小屋

歩荷品回収

誰も来ない

静かな湿原

と、現れた会員のIさん