2018/12/31

【告知】分県登山ガイド「新潟県の山」出版

当会の会員が調査執筆を担当した、「分県登山ガイド『新潟県の山』」が山と渓谷社より出版されました(2018年10月17日)。



当会は新潟県のうち中越地方の山を担当しました。
会員8名により、27コース、62ページを執筆しています。

・刈羽黒姫山
・苗場山①祓川コース
・苗場山②赤湯・赤倉山周回コース
・苗場山③見倉・小松原コース
・小松原湿原
・稲包山
・平標山・仙ノ倉山
・万太郎山
・茂倉山
・大源太山・七ツ小屋山
・飯士山
・巻機山
・金城山
・八海山①ロープウェイコース
・八海山②大崎口コース・大倉口コース
・越後駒ヶ岳
・平ヶ岳
・丹後山・中ノ岳
・荒沢岳
・未丈ヶ岳
・唐松山
・下権現堂山
・浅草岳①桜曽根・橅曽根周回コース
・浅草岳②鬼ヶ面山コース・中先尾根コース
・鋸山
・守門岳
・粟ヶ岳

2015年に調査執筆の打診があって以来、2016-2017年を現地調査および執筆にあて、2018年に執筆の追い込みと校正作業を行い、このたび無事に出版と相成りました。
(ああ疲れた・・・)

2018/12/24

2018.12.23 黒倉山山スキー

メンバー:KK
コース:柄山~
タイム:柄山8:15~光ヶ原高原分岐9:00~久々野峠10:45~黒倉山11:00~
            柄山12:30

やすらぎ荘から見た黒倉山全景
どことなく刈羽黒姫山に似ている
雪は降らず、消えるばかりだ。まあ、仕方ない。今日は午前中の天気を利用して、新潟県側から鍋倉方面を偵察に行ってきた。信州側と違い、実に地味な、いや風情のあると言った方がいいか、そういう感じのコースである。

上越市板倉方面に車を走らせ、左手に信越国境の稜線を睨みながら左折、どんどんと山深くはいっていく。最後の集落「柄山」は、人が住む地域で積雪世界一なんだそうだ。蓬平も降るが、上には上があるものだ。

林道を進む。小雪で所どころアスファルトが出ている。光ヶ原の分岐を過ぎ、久々野峠への道を忠実に辿る。途中々道を見失うが、概ね古道通りに歩くことができた。かつて、信州と行き来していたであろう峠に向かう。

中間地点からいよいよ藪に突入。右手に鍋倉山を垣間見ながらウロウロと登っていく。そして道は黒倉山を大きく回り込むようにトラバース。どんどんと鍋倉山が近づく。尾根に到着すれば、見慣れ景色が眼前に。飯山方面がブナ林の向こうに広がっていた。雨がぽつぽつ降ってきたので、今日は黒倉山山頂だけにする。山頂付近は、全くの藪林。妙高、火打もすっかり姿を消していた。さあ下ろう。

藪が濃いので途中までシールで降りる。最後は、今日もジェットコースターのように柄山集落までノンストップだ。
整備された水田の向こうに黒倉山
光ヶ原高原分岐
信越トレールのルートになっている
沢の上にはブナの2次林が広がっていた
越後の藪だ
黒倉山をトラバース
久々野峠
滑られるだろう
光ヶ原高原
高田平野
頚城の山々はガスの中へ

2018/12/22

2018.12.21 小松原湿原山スキー

メンバー:NI KK
コース:大場~小松原林道
タイム:大場5:00~便所9:25~上ノ代11:10~避難小屋11:40~大場14:45

12月の小松原湿原

トレーニング日和。今日は代休を利用して小松原に行ってきた。大場林道は長く、単調であるが、来るべきハイシーズンに向けてモチベーションを上げていこう!

満天の星空を期待して起きたが、雨が降っていた。回復が遅れているようだ。大場に着くと霙模様。テンション下がり気味。超重い雪を踏みしめていざスタート。靴擦れが痛い。Iさん調子よく進んでいく。辺りが白んできたころから青空が出てきた。延々と続く林道。

いい加減嫌になってきたころ、おお!便所だ。4時間半の激闘。休憩後、シラビソの林を縫いながら湿原に向かう。下ノ代のブナ林を抜けて中ノ代。やってきたぜ。夏とは全然違う景色にうっとりする。ウネウネと木々の間を通って下ノ代。雪原がドーン!遠くに越後三山が白くなっていた。黒倉山、小松山、日蔭山、霧ノ塔。十日町の最深部に着いた。Iさんは、登山人生で初の下ノ代。この景色に大満足の様子。

更に、来年予定している合宿地「避難小屋」に行く。林の中にひっそりと佇む小屋は、安心感を与えてくれた。ゆっくりもしたいが、帰りも長いので帰路に着く。シールに張り付く雪が、試練を与える。それでも、下山は早く、便所まで1時間。そして今回のハイライト、林道ジェットコースター。滑る滑る。あれよあれよという間に高度を下げる。太ももがパンプしそうだ。45分間の滑走で大場にゴ~ル!いやいや、とても疲れました。

雨っぽかった天気も徐々に回復
積雪は1m。
谷の向こうに妻有郷
晴れてきたぞ
峠を越えて、正面に三の山
ついに便所到着
ちびモンスター
中ノ代への登り
中ノ代
下ノ代
積雪は85cm
三山。結構白いが
藪を迂回して避難小屋到着
日蔭山他
激パウ
大場に向かってジェットコースター

2018/12/16

2018.12.16 巻機山山スキー

メンバー:TU KK
コース:井戸尾根
タイム:雲天脇5:00~5合目7:10~8合目9:00~ニセ巻9:25~山頂10:20~
    国道13:00

今年もお世話になります。
今季のスタートは、巻機山と決めていた。そんな心を見透かすようにTUさんからお誘い。断る理由はない。さあ、暖冬決定のこの冬であるが、モチベーションを保って行こう!

朝5時。国道脇には、TUの車を含め3台。昨日のトレースはない。我々が先陣を切ってスタート。降雪が多くあったらしく、概ね脛ラッセル、時に膝まであった。今日は、登山道を滑るであろうから、短く、幅の狭いスキーにしたので、先頭に立つとかなり沈む。若いTUさんにラッセルをおんぶにだっこ。作業道を進むと、キャンプ場方面からラッセルの跡。明治大学の方らしい。トレースはスノーシューであろう、かなり深い。苦労が窺える。

トレースを借りていくものの、スキーとは合わず歩きずらい。夏道を忠実に辿っている。藪必至の井戸尾根も、枝がぶら下がっていなく快調に登れた。5合目手前からトレースを離れブナ林をラッセル。ブナ林を過ぎれば、待ってました、藪。あちこちと彷徨を繰り返して7合目を過ぎる。雪は締まり、埋まりかけた斜面を進み8合目、ニセ巻。雪の巻機山に対面だ。やっぱり冬の巻機山は最高である。

小屋に一旦下り、稜線に登り返し。徐々に風が強くなってくる。山頂に長居はせず、そそくさと下山開始。久し振りの滑りはいまいち。何とか小屋方面に降りていくと、みちぐさのKさんと行き会う。ちょっと立ち話などして別れる。下山途中でスノーシューのKさんに追い越されるのではと心配する。ニセ巻からいよいよ大滑降。一部クラストしていたり、藪が出ていたりするが、楽しく7合目まで下った。

そして、本日の核心。藪登山道滑降が始まる。今日は、脇の雪が多い性もあり、意外と楽に滑られた。何となく楽しい。藪を蹴散らしながら突き進み、5合目のブナ林で歓喜の声を上げ、井戸の壁をすり抜け、桜坂。おお、大満足の滑降であった。この調子でどんどん行きたいものだ。

5合目のブナ林。いい感じだ。
朝焼けの大源太山
6合目手前
割引山に朝日が当たる
井戸尾根全景。早く真っ白になってくれ!
8合目手前。足がつりそうだ。
いい景色だ。
小屋はまだこの程度。
稜線近くから振り返る
久し振りの滑降
8合目に向かってGO!
いよいよ核心へ!
たまにオープンバーン?あり
最高です!
ここは楽しかった。
計画は沢山あるが、どの程度こなせるだろうか。


2018/12/15

2018.12.15 刈羽黒姫山山スキー

メンバー:KK
コース:磯之辺集落~
タイム:磯之辺8:50~鵜川神社10:25~山頂10:40~磯之辺11:20
一瞬青空が広がり、柏崎方面が眼下に
今朝は除雪に出た。市内は降ったという感じではなかったが。午前中は休みなので、初滑りに行こうと張り切って黒姫山に行ってきた。思いのほか新雪があり、越後の激パウを味わうことができた。

この頃思うのは、道具も進化し、情報は溢れんばかりで、あとは自分自身のモチベーションにかかっているのだろうと。年齢を重ねるごとに、持ち時間が少なくなっていることを実感する。あれやこれやと理由をつけて躊躇などしていられない。出かけよう!

車が集落までは入れた

そこそこ降ったようだ
この調子だ
登山道を忠実に辿る
これは序の口
やがてブナ林に入る
ラッセルも楽になった
鵜川神社
そして山頂に繋がる最後の難関
彷徨って、ようやく山頂
避難小屋
おお、何てことだ。晴れてきたぞ!
前方に長岡の方たち
今日は、キャンプ場までだったそうだ