2013/01/31

2013.1.31 鍋倉山山スキー

メンバー:KK、以下みちぐさ山の会のみなさん Iさん、Yさん、Tさん、Oさん                Mさん、Aさん

タイム:温井8時~信越国境10時30分~山頂10時50分~(昼食)~温井12時15分

1月最後は全国的な晴れ!山に行くしかない!県連の理事会でみちぐさのAさんに誘われ、当初大岳であったが鍋倉山に変更。まあ、今日はどこに行っても間違いはない。他山の会の方と行く山行も楽しいものだ。

しかし、今回で鍋倉4回目。それも一月に。ガイドになれるとSHに言われた。さすがに平日とあって駐車車両はなし。静かな山旅になりそうだ。どやどやと進んでいくと真っ青な空に山が輝いている。今日は仮称「おだまきコース}を行く。急な登りがなく、な~んとなく山頂を踏めるのが特徴。

ブナの枝についている霧氷がキラキラと光っている。傾斜が緩いのでおしゃべりをしながら歩けるのがいい。(しゃべっちょな会に丁度いい)大きなブナ林の向こうに国境稜線が見えた。あと少しだ。真っ白なバーンがお出迎え。

稜線に抜けると頚城の峰。振り向けば越後、谷川などなど…。言い表せない。遠く佐渡の山まで見える。日本海は青く、何か盛り上がっている印象を受けるので、「海」という感じがしない。当然と言えば当然だが、山はやっぱり天気ですかね。

山頂でゆっくり昼食を食べる。御神酒を少々頂く。それにしても辺り一面素晴らしい景色だ。記念写真を撮り、いざ滑降へ。雪面が適度に硬く、とても滑りやすい。各々歓声を上げながらブナの樹間を抜ける。そしてお待ちかね、尾根からいよいよ無垢の斜面へ。雪は軽く、思わず酔ってしまいそう。Oさんのボードが雪を巻きあげ落ちて行った。腐りかけた林道を滑ればあっという間に車へ。今日も良い山行が出来た。
皆さん、ありがとうございました。









雪はどんどん積もり、平年並みになったのだろう











小さな”ぼよ”は概ね隠れ、快適な滑りができそう











話題はもっぱら浮世の話か











幻想的な世界に溶け込むMさん












ここに来ると妙高、火打がきれだ











山頂到着












越後の山はいいですの~











山スキー最高!












この一瞬のために

2013/01/24

2013.1.24 平標山山スキー

メンバー:KK(単独)

タイム:三国小学校前5:50~国境稜線8:30~山頂8:50~三国小学校前9:50


有難い職場だ。給料は安いが、休暇は文句も言わず貰える。冬、もっと前からこのシステム(天気予報を睨んでさっと休暇願を出す)を使えばよかった。明日から寒波がきて、また除雪の日々が始まるだろう。この貴重な晴れ間を充実した山行に使わせてもらおう。

朝4時過ぎ、さして寒くもない。勢いよく今日も出発だ。車を走らせてハッと思い出す。スキーが積んでない。慌てて戻る。しっかりしなくては。夜空に星が瞬いている。晴れた日の山行は最高ですね。火打峠の国道脇に駐車。さすがに誰もいないか。

小学校脇を抜け、別荘地の道を進む。まだこんなにバックカントリーが盛んでなかった頃、別荘地の奥まで車を入れられたものだ。そしてよく怒られたっけ。岩魚沢林道のゲートのあるところをヤカイ沢に入る。しばらく道跡らしきを進み、そして右の尾根(ヤカイ沢右尾根)に取りつく。

情報通り藪が深く、思うようにルートをとれない。それでも一気に尾根に乗り上げると歩きやすくなる。振り向くと苗場山が赤く染まりはじめていた。早く出発して良かった。目指す稜線も明るくなり、美しいシルエットを描いている。

長岡のP‐マークで直してもらった靴も調子が良く、小屋から延びる稜線に出る。昨夏笹と格闘した稲包山、昨秋H夫妻と訪れた浅間山塊などが良く見える。稜線に出てもいつもの様な強風とはならず、汗ばむ程度の気温の中山頂に到着。おお!凄い。凄い。山という山がみんな見えるではないか!名残惜しいが午後からまた雪掘り作業なので下山開始。

雪が少なく、思い道理にコースを取れず狭い尾根を忠実に滑る。途中宇都宮の若者ボーダーと会う。「静かな山はいいですね」などと会話を交わす。その後は立木の間をやっと抜け、国道脇に到着。いや、いや、今日も良い山行だった。









雪は少なく、このような感じ











苗場山が朝日を浴びようとしている












雪の少ない時はこのコースがお勧め











振り向くとこんな感じ
苗場スキー場の音楽も聞こえる










平標山の稜線











東谷山~日白山











巻機山~柄沢山
見慣れた風景だが、いつも心奪われますね











カール状の沢の源頭を滑りました











最後は大きくトラバース気味に尾根に取りつく

2013/01/21

2013.1.21 守門大岳山スキー

メンバー:KK(単独)

タイム:二分6:40~保久礼小屋7:50~山頂9:20~二分10:00


先週はずっと除雪が続き、毎朝3時前に起床、出勤の毎日だった。なにも除雪が無い日にも早起きをしなくてもとは思うが、今日も4時起床だった。本日の天気は午前中に晴れてくるということ。午後から仕事の為がんばっていこう。

二分に入るも、除雪の方が作業をしているのでしばし支度をしながら待つ。ご苦労様です。駐車スペースには既に車が2台。平日に来るとは、どのような職業の方か。昨日までの降雪は著しく、トレースの跡が深い。ここは申し訳ないが使わせていただく。

空はどんよりしているが、晴れが約束されているので安心。長峰を越すあたりから青空も見え始めてきた。保久礼小屋はかなり埋まっており、みちぐさのIさんによれば 「例年にない積雪」らしい。3人パーテイーの方々の後について登る。その一人Nさんは地元の方で、こよなく魚沼の山を愛していられる山ヤさん。我が十日町にも誇れる山がひとつくらい欲しいものだ。

ブナ林が切れる辺りでトレースは終わった。前日のパーテイーの雪洞があった。さあ、ここからラッセルだ。山頂に向かって一直線。徐々に景色が大きくなり、それこそ越後の山が一望。風も無く、穏やかな日和の中もくもくと板を延ばす。義理?のおとうさんは今日もがんばっています。

山頂からの眺めはいつもに増して雄大かつ美しい。ひとりという事もあるからだろうか、ちょっと感傷的。携帯で写メを撮る。Uたちを羨ましがらせるためだ。シールを剥がし、一人占めの斜面へ。雪は途中硬くなっている箇所、吹きだまりになっているところもあったが、下るにつれて軽い新雪になる。ブナの樹間を抜けると、もう小屋だ。

登り返して下る途中、稜友会のKさんに会う。山で知り合いに会えのもまた違った喜びだ。








保久礼小屋
これからまだまだ降ります











ブナ林に日が差してきた












昨日のトレース
ありがとうございました











自分が付けたトレース











中津又












雪山が美しい












雪庇はまだまだ発達するだろう













この快感
誰かに伝えたい










山はいいですね











またお世話になります

2013.1.20 平標山(中退)

メンバー : SH、TM、TU (スキー)
        TI、TH、MO (スノーシュー)
コースタイム : 8:00 元橋 ~10:30 1450m付近(折り返し) ~12:00 元橋
 
平標山はこの時期だとまだまだヤブが濃いイメージだが、1月8日の清津山の会Zさんの報告でもやはり相当ヤブに手を焼いた様子。ここ数日は雪が降り続いたため、ヤブが隠れていることを期待。
 
山スキー3名、スノーシュー3名と珍しく大勢での雪山。この顔ぶれ、賑やかになることは火を見るよりも明らか。
雨女として名高いMOさん、ここ最近の山行では好天が続いたらしいが、今回は本領発揮。少し前の予報を覆し雪が振り続け、時おり風も強く吹き付ける。
 
駐車場所で皆の集合を待っていると、山スキーの方と思われる車が1台到着。去年の日白山で見かけた車に似ているなと思っていたところ、やはりあの時のEVA父さんだった。精力的に山へ向かわれているようで、お会いできてよかった。またどこかで会う可能性も非常に高そう。
 到着した山行部長SHさん、EVA父さんに「うちらは登山口まで来たら山頂まで登ったようなもんだから」と高らかに宣言する。ああ、おだまき・・・。
 
除雪終了点よりラッセル開始するも、しばらくはすね程度の深さ。しまった雪の上に軽い新雪が乗っているため、脚への負担も少なく軽快に歩ける。徐々に雪が深くなり進みが悪くなった所で、EVA父さんたちに先行してもらう。今回の積雪はかなりあったようで、場所によっては腿までのラッセル。しかしヤブの濃さは相変わらずでルート取りにも気を使う状況。
 
雪は深くてもスキーならばまだなんとかなるものの、スノーシューでは時々深くまで潜ってしまうらしい。両者のペースに差が出てきて、かなり間が開いてしまった。しかし、先行するスキー達からスノーシュー達の姿は見えないのだが、彼女らの声だけははっきり聞こえる。話の内容が分かるほどに。おだまきの会山行。
 
尾根に取り付きしばらく行くが、10時半で登高終了。EVA父さん一行を見送り、我々は下山開始。しかし雪が深すぎてトレース以外ではスキーが滑らない。もう少し傾斜のあるところまで登ればよかったか。ヤブをかき分け、ときおり板をつるに取られて転倒しつつ下る。
 
やはり今回もTMさんはごちそう(メロン、ビーフジャーキー等・・・)を担いできてくれたらしいが、雪が降りしきる中だったため、いただく余裕がなく残念。
 
無事下山後、MOさんが夢にまで見たという中華こしじへ。
 
 
 
深い新雪と濃いヤブ。
 
これが平標のイメージになりそう。 
 
EVA父さん達の背中を見つつ下山準備。
 
 
 

記念誌が岳人で紹介

当会の創立30周年記念誌「おだまき」(2012年10月発行)が、岳人2月号の「会報ノート」欄で紹介されました。
童人トマの風の年報と並んで掲載されていますが、なんと申せばよいのでしょうか・・・。

 
 

2013/01/16

2013.1.14 鍋倉山山スキー

メンバー:KK SH M山さん TU MU(記録)

コースタイム:7:10 十日町発  8:50 温井発  11:50 山頂着・下山開始
        12:50 温井着  その後中条温泉入浴


前日より十日町入りしていたので、朝ゆっくり起きて山スキーへ。山が近いって素晴らしい。
日が変わる直前までSHさん宅で飲み、山スキーとテレマークとどういうわけか政治について(?)の話で盛り上がった後、暖かい布団をお借りする。

KKさんが合流し、温井へ出発。
そこでTU・MUにとっては初対面であるM山さんと落ち合う。
以前からM山さんのスキーの腕前についてはS部長より聞いており、「早く滑りを見たい!」とわくわくしながらごあいさつもそこそこに、出発した。

湿った雪の降る中、田茂木池のあたり。
















幻想的なブナ林を行く。あれこれおしゃべりをしながら。















3時間ほどで山頂に到着。週末のトレース、先行パーティーのトレースのおかげでラッセルはなし。
T君、物足りないか??

山頂直下でKKさん。















しなやかで腰痛もちとは思えない滑りのS部長。















そして前評判を裏切らないM山さんの戦闘的なテレマーク。10年近いブランクと短かった板というハンデを全く感じさせません。















何度でも何度でも優しく迎えてくれる鍋倉の森の中で、今日もまた、おじさんたちとおばさんが、歓声と雄叫びを上げながら子供になっていた。

下山後は温泉にラーメン。
T君はナイタースキーでMUは温泉のはしご。
めいっぱい遊んだ休日が終わり、雪の積もった埼玉に戻ってきた。

2013/01/12

2013.1.12 下権現堂山山スキー

メンバー:SH,KK

タイム:駐車場脇6:30~ゲレンデリフト最上部8:40~山頂10:00~駐車場10:50


清津のZさんからブログにコメントあり。お互い充実したシーズンにしましょう。

午前中に晴天ありの予報。今日は初見の下権現堂山に向かう。パートナーは部長のSHだ。気合いのアンペレージを車に積み込む。放射冷却で気温がぐっと下がり、広神の国道の表示はマイナス9度。相変わらの浮世話をしているうちに旧アクシオムスキー場に到着。

どのゲレンデ跡を登るのかはっきりしないので、みちぐさのIさんに電話して指導を願う。ゲレンデらしきところを真っすぐにラッセル。アンペレージでふくらはぎ、ドリフトで膝。かなり深いラッセルだ。トレース跡を見るととにかく一直線。なかなかの強者だろう。

深いラッセルをがんばって稜線に出る。守門岳が眼前に現れる。更にゲレンデを登り、リフト終点。下権現堂山が青空に輝いて見える。それにしても雪の力は凄い。リフトの支柱をなぎ倒しているではないか。弱気な発言をしているSHを励まし山頂に向かう。まだまだ時間は早い。

時折吹きだまりにはまりながらラッセルを繰り返す。雪が付いたブナを縫いながら高度を上げる。斜度がなくなり山頂が近い。山頂からはまさに360度の展望。写真を撮り、さあ下りましょう。

雪が深く思うように下る事が出来ない。自分たちのトレースを拾いながら深雪を楽しむ。ビバ!山スキー!(ちょっと古いか)途中長岡の方に会うが、「十日町です」と言うと「おだまき山の会ですか」と言われちょっとびっくり。ちょっと嬉しかった。ブログ効果だろうか。

いよいよゲレンデ山頂からの滑降。ふかふか新雪をあっという間に落ちていく。久々SHのテレマークも美しい曲線を描いている。止まることなくあっという間に下に着いてしまった。これだから山スキーは止められません。ネ、Uさんたち。









朝まだ早い稜線を目指す












深い雪に息が上がる












守門岳
今年は魚沼地方に雪がたくさん












リフト終点から山頂を見る












山頂に到着
越後の山が一望










登って来た稜線












SHさんの滑り












浮いています












久しぶりの快感












山スキーは最高ですね