2021/10/27

2021.10.24 守門大岳

メンバー:KK MK(ゲスト)

ルート:保久礼小屋~


思い出は永遠に

みんな!山に行こうぜ!

冬型の天気が続き、越後の山も薄っすら雪化粧だ。今年もラニーニャ現象が予想されるらしく、ドカ雪は困るが適度に降って我々を楽しませてくれたら最高だ。

今日は、山登りを再開したMK君と初大岳に出かけた。吉ケ平から登ってくるTHさんらと山頂で合流する計画である。通いなれた道を一路保久礼へ。駐車場に車は20台位。殆どは県内№だが、中には遠くから来ている方もいるようだ。早朝に雨が降り、登山道は濡れていて、階段の窪みには水が溜まっている。歩きづらそうだ。

尾根の一本道は、擬木の階段がずっと続く。擬木の階段とぬかるんだ道は滑りやすく、登りより下りの方が心配である。キビタキ小屋の脇を通り、早くこの小屋が雪で埋もれるのを期待する。展望台で長岡方面の景色が広がるが、道はひたすら真っすぐ上に向かうので展望は効かない。雨水で登山道は深く掘れ、更に多くの登山者(自分らもだが)が歩き、土が流される。人気ルートの運命かもしれないが、心が痛む。

不動平を過ぎると山頂は近い。1時間半位の登りだった。多くの方は、そのまま青雲岳、袴岳方面へと足を進めている。日頃運動不足のMK君の目標は、ここで達せられた。中津又へのルートでTHさんらを待つことにする。ちょっと外れただけで、回りはとても静かになる。ガスに包まれていた袴岳が姿を現す。山肌には雪がついていた。暫くすると、にぎやかな2人が下から上がってきた。

4人で下田の山々を見ながら、コーヒーを飲んだり、おにぎりを食べたり。山はいいですね!ゆっくり、のんびりして下山。転ばないように慎重に降りていく。下から多くの登山者が上がってきてすれ違う。保久礼小屋の脇から沢に降りてみる。かつて子供たちが高校生の頃、夏休みの一日を過ごした思い出の場所だ。今は草に覆われているが、楽しかった日が蘇ってきた。感傷的になるのは、歳のせいだろうか。

結局、駐車場には30台余りの車、二口に20台、その他10台余。登山ブームは続くのであろう。


たくさんの登山者

キビタキ小屋

道は掘れ、土が流れる

晴れてきた

不動平

雪が出てきたぞ!

ガスが袴岳を覆う

中津又口で憩う

THさんらがやってきた

のんびり

ガスが取れると

山頂を後にする

森に佇む保久礼小屋

完全晴れ

 


2021/10/26

2021.10.24 守門岳

 


メンバー:SH TH

コース:芳ケ平~網張山~大岳 往復

6月13日に入塩川コースを歩いた時に芳ケ平から登って来た単独女性に丁度分岐のところで会って話を聞いたことから、秋にはそのコースを歩いてみたいと思っていた。今回実現し、守門岳のほぼすべてのコースを歩いてみた。どのコースもそれぞれに良さがあるが、入塩川コースと芳ケ平からのコースは登山者が非常に少なく、登山道も荒れていなくて静かな山を楽しめるのが魅力だ。


芳ケ平の駐車場 

道路を渡ってスタート。すぐ上には炭焼き小屋

名水 城ノ腰の清水  水量が豊富

集落奥への山道を歩いてきた(振り返って撮影)

ここから超激急登の始まり!

ロープ無し、鎖無し。とにかく痩せ尾根の急登が続く


高度を稼ぐことができ、尾根登りなので、周囲の景色も
すぐに見えてくる。中央奥の辺りから歩いて来た

徐々に傾斜が緩くなってくると周囲はブナ林に変わってくる

網張山に到着。粟ケ岳方面も見渡せる

網張山を過ぎると広々としたブナ林の中の緩やかな広めの登山道

入塩川コースとの分岐に到着。芳ケ平コースの方には
何故かピンクの紐がとおせんぼしている

登って来た方面を振り返ると新潟平野や角田山、弥彦山が見えた


守門岳が見えてきた。うっすらと雪がついている

中津又岳手前の登山道脇には雪が少し積もっていた

中津又岳に到着 思ったより天気は回復してこない

保久礼から登って来たKKさんとMKさんが待っていてくれた。
大岳のすぐ手前でゆっくり語らいながら休憩

大岳山頂

KKさん、MKさんと別れてまた来た道を帰ります

粟ケ岳

この登山道の核心部はこのとても急な上り下りの箇所に
間違いなし! 木や枝につかまって慎重に下る



下山したら車が20台以上はあった。
釣りやキャンプ、登山と楽しみ方はいろいろ
結局、本日このコースは私達のみだった

2021/10/17

2021.10.10 刈羽黒姫山(水上)

メンバー:KK 他1名

コース:水上~御滝山~


信仰の山

君は故郷をみたか

最後に残された刈羽黒姫山への登山ルート。「水上コース」は以前から気になっていたが、どうせ大したことはないだろうとほっぽっておいた。しかし、最近登ったSHの話を聞くとなかなか良いルートらしく、刈羽黒姫山をホームマウンテンとする自分が登っていないのでは、プライドに傷がつく。そういうことで、今季初登山のMK君を誘って今回登ってきた。無理のない尾根道で、じっくり山を楽しめるこの山最長コースであった。

この時期としては気温が高く、朝から汗が出そうな天気だ。登山口に車はなし。ゆっくりと出発。緩い坂道がずっと続く。ほぼ1年ぶりの登山のMK君は、子供のころから良く山に登っていた青年。すっかり立派になり、あれこれと話す内容も大人だ。登山道はよく整備されていて、途中綺麗に刈り払われた場所には、石仏が佇んでいた。信仰の山である。歩き始めて1時間くらいで、御滝山。白倉コースの分岐である。

工事で数年来閉鎖されていた白倉コース、解禁になって、すっかり歩きやすくなっていた。紅葉はまだ始まっていないが、ブナ林を抜ける風が気持ちいい。日本海、米山がすっきりと見える。鵜川神社で地元の年配の方としばし談笑。言葉に端々に、こよなくこの山を愛おしんでいることが分かった。私も末永く登り続けたいものだ。先週は「登山の日103日」で大賑わいの山頂だったが、今日はいたって静かであった。休憩もそこそこに下山。

傾斜のあまりない登山道の下降は早く、1時間ちょっとで登山口に着く。汗が噴き出た。帰りは、林道途中から旧白倉集落に寄り、湧き出る清水でのどを潤す。MK君は、久しぶりの登山に満足してくれた様子で、次回の山も計画した。地元を離れている息子たちは、すっかり山登りを離れてしまったが、いつか幼かった頃のように皆でワイワイと登山をしたいものである。


林道脇から入山

雑木林の中の緩やかな登山道

石仏が山の歴史を語る

御滝山の石仏

癒しのブナ林

陽ざしが差す

すっかり大人になりました

日本海を見る

山頂に到着

苗場山方面

白倉の清水で喉を潤す