2021/10/17

2021.10.10 刈羽黒姫山(水上)

メンバー:KK 他1名

コース:水上~御滝山~


信仰の山

君は故郷をみたか

最後に残された刈羽黒姫山への登山ルート。「水上コース」は以前から気になっていたが、どうせ大したことはないだろうとほっぽっておいた。しかし、最近登ったSHの話を聞くとなかなか良いルートらしく、刈羽黒姫山をホームマウンテンとする自分が登っていないのでは、プライドに傷がつく。そういうことで、今季初登山のMK君を誘って今回登ってきた。無理のない尾根道で、じっくり山を楽しめるこの山最長コースであった。

この時期としては気温が高く、朝から汗が出そうな天気だ。登山口に車はなし。ゆっくりと出発。緩い坂道がずっと続く。ほぼ1年ぶりの登山のMK君は、子供のころから良く山に登っていた青年。すっかり立派になり、あれこれと話す内容も大人だ。登山道はよく整備されていて、途中綺麗に刈り払われた場所には、石仏が佇んでいた。信仰の山である。歩き始めて1時間くらいで、御滝山。白倉コースの分岐である。

工事で数年来閉鎖されていた白倉コース、解禁になって、すっかり歩きやすくなっていた。紅葉はまだ始まっていないが、ブナ林を抜ける風が気持ちいい。日本海、米山がすっきりと見える。鵜川神社で地元の年配の方としばし談笑。言葉に端々に、こよなくこの山を愛おしんでいることが分かった。私も末永く登り続けたいものだ。先週は「登山の日103日」で大賑わいの山頂だったが、今日はいたって静かであった。休憩もそこそこに下山。

傾斜のあまりない登山道の下降は早く、1時間ちょっとで登山口に着く。汗が噴き出た。帰りは、林道途中から旧白倉集落に寄り、湧き出る清水でのどを潤す。MK君は、久しぶりの登山に満足してくれた様子で、次回の山も計画した。地元を離れている息子たちは、すっかり山登りを離れてしまったが、いつか幼かった頃のように皆でワイワイと登山をしたいものである。


林道脇から入山

雑木林の中の緩やかな登山道

石仏が山の歴史を語る

御滝山の石仏

癒しのブナ林

陽ざしが差す

すっかり大人になりました

日本海を見る

山頂に到着

苗場山方面

白倉の清水で喉を潤す






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