2020/08/22

2020. 8.16 戸倉山

 メンバー:SH TH

しろ池の森管理棟の方からいただいたパンフレットには『戸倉山とブナの森 しろ池と雨飾山麓の森』とある。登山道の一部は塩の道でもあり、ロマンを感じる。

しろ池の森キャンプ場。炊事場や薪も自由に使える。こんないい所なのに無料でした。標高は550メートル。

キャンプ場から頸城三山はすぐ目の前に見える

少し右に目をやると雨飾山

雨飾山の左奥に見えるは焼山。とても眺めの良いキャンプ場でした。夜はそれなりの暑さ。

16日 朝5時過ぎに戸倉山へ登山開始。きれいに刈払いされていました。
しろ池と平和の鐘。すぐそばに立派な東屋がある。

しろ池と頸城三山

しろ池からもうひと登りすると角間池。すぐ手前に休憩小屋がある。

角間池から右に曲がり、気持ちの良いブナ林の中を行く。

最後はちょっと急登。登りきると標高975mの戸倉山山頂。北アルプスの上部は見えなかったが、春や秋の空気の澄んだ日は360度の素晴らしい眺望が望めるはず。IHさんが気に入るのも理解できた。糸魚川にはいい山がまたひとつあることを知った。
明星山と奥に青海黒姫山。




2020/08/21

2020.8.15 天狗原山・金山

 メンバー:SH  TH

前日は雨飾高原キャンプ場でテント泊。標高1200m近いこのキャンプ場は、涼しくて快適だった。


翌日は、夜が明けないうちに出発。スタートから樹林帯の中の急登だが、暗いせいであまり気にならずに済んだ。
水場。水量は少ない。

尾根の登山道あり、水芭蕉の湿地帯あり、草地あり、こんな沢の中を進むこともあった。地形が複雑で山頂は最後にようやく姿が見えた。 

ロープのある場所。この先の斜面にシナノナデシコがたくさん咲いていた。

樹林帯を抜けたらいきなりお花畑に飛び出した感じ。ハクサンフウロとウサギギクなどがお出迎えしてくれた。一気にテンションアップ!

 天狗原山までも斜面には様々な花が咲いていたが、この先はもっと素晴らしい花と景色だった。




天狗原山から一旦下っていよいよ金山へ


花が登山道の両脇に見事なほど。北アルプスに咲く花々も多い。

天狗原山から下ってここから「神の田園」と呼ばれるところ

イブキトラノオとハクサンフウロが目を引く。いつまでも居たくなる。




「神の田園」から振り返って見る天狗原山

花をアップして撮影。この風景はカメラではとても撮りきれません。



そして前方に大きくなって見えてきた焼山と火打山



上部の斜面に集中して咲くニッコウキスゲ

ウサギギクも見ごろでした

金山に到着。焼山への登山道がよく見えてもっと先まで進みたくなります。

この方向から焼山や火打山を見たのは初めて。

雨飾山がここからだと低く見えます。今日も多くの登山者でにぎわっているでしょう。
こちらは登山者も少なくて静かな山でいいです。

シナノナデシコ

出発時は真っ暗だった登山口に到着。この後は根知谷奥にあるしろ池の森公園のキャンプ場でテント泊。明日はIHさんお気に入りの戸倉山へ。


2020/08/05

2020.8.2 黒又川万吉沢遡行

メンバー:IH KK TM(みちぐさH)

梅雨明けご褒美は「驚・涼・藪・危」

これはいったい

長雨の梅雨も明け、暑い夏がやってきた。この時期に藪を漕いで「鼓ヶ倉山」に行くとのTMさんの計画にIHと乗った。結果、アクシデントもあり途中撤退となったが、内容的には(あくまで個人的)内容の濃い山行になった。

シルバーライン泣沢待避所を大きく過ぎてしまい、銀山平の入口まで行ってしまい、Uターンして戻る。何かの暗示だろうか。シャッターを押し上げて外に出てみると夏だった。身支度を整え登山道沿いに泣沢(藤島玄さんによれば、この沢はオリソノ沢というのだそうだ)に降りたち、上流を目指して遡行開始。水は澄み、実に気持ちいい。沢の中に小石の混じったコンクリートの塊がある。上流に何かあるに違いない。と、おお!何とトンネルではないか。既に今日来た甲斐があった。

渓の水は澄み、とても清らかだ。と、顔を上げてみると、おお!何と大きな構造物。いつのものなのだろう。一同大興奮。(後のショックも大きかった)沢をどんどん詰めていく。幅が狭く、ミニ川内だ!なんて騒いでいく。途中も、右岸から大小の滝が落ちてきて、夏は沢だねというIHの言葉に頷く。

沢は徐々に藪っぽくなってき、今まで水平移動だったのが、いきなり高度を上げ始める。沢形状を拾いながら、スラブを登る。遥か彼方と思っていた例の建造物との距離は、まだいくらも離れていなかった。それに、泣沢駐車場までみえてしまっている。しかし、谷の向こうには未丈ヶ岳が大きく聳え、奥深い越後の雰囲気満載。

グングンと高度を稼ぐと、大きな岩の重なりに到着。稜線だ。越後駒ヶ岳、荒沢岳などよく見えてまた興奮。さあ、いよいよ激藪の始まりだ。藪を掻き分け、下をじっと見ていると、薄っすらと踏み跡が分かる。当時はどんな思いで歩いていたのだろう。その後ガサガサと先頭を歩いていたら、いきなり蜂に襲われた。深い藪の為に素早く逃げることもできず刺されるまま。頭、手を数カ所刺されてしまった。頭を抱えながら、TMさんに薬をかけてもらった。1時間余りじっとしていたら、、だんだんと症状も収まり、元来たルートを引き返すことにした。その間、TMさんは鋸で道を切り開き、IHは傍らで見守ってくれていた。心強かった。

下降もひと苦労で、大小の滝を懸垂下降を交えて降りた。もう安心と思える釜では、水の申し子に変身したTMさんが、大はしゃぎ。最後に例の構造物を確認し、駐車場に着いた。前日、未丈ヶ岳に登ると言っていた会のSTさんがいないものかと思っていたら、何と丁度着替えている所だった。何故が嬉しかった。

有名でもない沢で、充実の沢登りができ大満足だった。

















2020/08/04

2020.8.2 荒沢岳・中ノ岳・越後駒ヶ岳

2:30荒沢岳登山口 4:15前嵓 5:30荒沢岳 6:55灰ノ又山
7:50巻倉山 8:45兎岳 10:45中ノ岳 12:40天狗平
13:40越後駒ヶ岳 15:20道行山 16:45登山口

そろそろなまり切った体を起こさねばと長めのルートを歩いておくことに。
最初の急登を過ぎるとテントが一張。おそらく登山道整備の人だろう。刈払いは8合目辺りまで終わっており、以降はこれからの模様。朝露で靴の中も腰下もぐっしょりになりつつ歩き続ける。日が高くなるにつれ汗が吹き出す。概算でこの日5リットル以上の発汗。足もとの見えなさと相まってペース上がらず。
兎岳までは誰にも会わず。中ノ岳への道程では10数名。駒までの間は意外にも3名とすれ違う。天狗平の先は刈払い済。
駒の山頂にてビールで水分補給。下山時に追い越した登山者はマスクをしていた。北ノ又川沿いの林道ではメジロアブがまとわりついてくる。
距離30kmくらいの獲得標高3000m程度か。トレーニングには良さげなコースだが、真夏にやるのは体によろしくないかも。


前嵓を振り返る



兎岳に至る稜線


荒沢岳を振り返る

高湿に平ヶ岳が霞む



中・駒




檜廊下を過ぎて

駒山頂より八海山、すでにガス