2016/10/30

2016.10.16 八海山

メンバー :CH
コース   :屏風道~新開道
タイム  :登山口6:20~9:20千本檜小屋9:45~12:55登山口

2年前に初めて登ってからハマってしまった屏風道。
今年は一人ぼっちでの参加となりました。

駐車場にはすでに20台ほどの車が停まっており、歩いていても、老若男女たくさんの人とすれ違いました。こんなに混んでいる時にきたのは初めてです。
登山口から4合目までは林の中を歩きます。
4合目を過ぎてからは鎖場の連続です。
安全第一で登りました。
迫力ある岩が間近に見られます。


鎖場を抜けた辺りの景色。右は八つ峰。
魚沼の街も一望できます。
千本檜小屋で長めの休憩をとって、さて八つ峰行くぞーーー!!

…と、意気込んでいたのは最初だけで、3つめのコブくらいで怖くなって途中から迂回路を使いました。
景色は抜群ですが、高度感がすごいです。怖がりの方は無理をしない方が良いです…
左右が切れ落ちており、とっても怖いです。

なかなか伝わりませんが、怖いんですよ。
 無事八つ峰を迂回し、さてここからは長~い下りです。
新開道の下りはなぜか長く感じますね。何故なのでしょう。
振り返ると八つ峰

途中お稲荷さんに油揚げが供えてありました。


2016.10.10 武尊山

メンバー    :SH TH MH SH CH
コースタイム :武尊神社6:35~8:20手小屋沢避難小屋~10:30武尊山
                     ~12:25剣が峰山~15:15武尊神社

割と最近まで「ぶそんやま」だと思っていました。武尊山に行ってきました。
紅葉は始まりかけなのか終わりかけなのか、なんとも微妙な感じでしたが、久しぶりの秋晴れの日で良い登山日和となりました。
少し鎖場がありました。

鎖場が終われば山頂はすぐそこ!

剣が峰

 山頂は20人ほどの人で賑わっていました。
登っている途中も多くの人とすれ違ったので、人気の山なんですね。
前武尊からのルート。こちらからもたくさん人が来ていました。

帰りは剣が峰の方を周って下りましたが、この下りが大変でした…
けっこうな急坂な上に、前日までの雨で土がぐちゃぐちゃ。岩は滑るし木の根も滑る…
あの大変さを是非伝えたいのですが、あまりに必死だったために写真がありません。
下り終わった私の足元の写真で なんとなく察してください。

スパッツ履けば良かった…

2016/10/23

2016.10.15-16 甲斐駒ケ岳と木曽駒ケ岳

メンバー:SH、TH 
コースタイム
 14日 仙流荘Pで車中泊
 15日 北沢峠6:30 仙水峠7:50 駒津峰9:25 (直登コース経由)
    甲斐駒ケ岳山頂11:00 摩利支天12:30 駒津峰13:25  
    双児山14:10 北沢峠15:10 仙流荘P16:05  駒ヶ根キャンプ
    センターにテント泊
 16日 菅の台バスセンター7:25 千畳敷駅8:20  中岳9:30  
    木曽駒ケ岳山頂10:00 千畳敷駅11:30 菅の台バスセンター
    12:50

ようやく秋晴れとなる15,16日の週末。行きたい山はたくさんあるが、体はひとつしかない。いろいろ思案した結果、昨年悪天候のため途中敗退した甲斐駒ケ岳、翌日は木曽駒ケ岳と「ダブル駒ケ岳」 に決めた。特に甲斐駒ケ岳は、昨年仙丈ケ岳の帰りのバスの中から見た紺碧の空に美しく映える白い峰がずっと心に焼き付いていた山である。

1日目
登山者であふれるバス停で4台目のバスに乗ることができ、予定より30分早く北沢峠に到着。ひんやりとした秋の空気に包まれたなか、まずは仙水峠を目指して進む。

 仙水峠手前から陽が差す仙丈ケ岳を見る

 仙水峠から樹林帯の急登を進む。時折顔を出す
摩利支天と甲斐駒ケ岳の雄姿につい見とれてしまう。

 駒津峰に到着。双児山、奥は仙丈ケ岳。
今年の紅葉は色づきがあまりよくないようだ。
しかし、ここからは中央アルプスや北岳、鳳凰三山、
富士山など多くの山が見られる。


駒津峰からの山頂。さっきよりもぐ~んと大きく見える。
輝く白い峰が本当にかっこいい!
でも、これからあの急登を行かねば。まずは一旦下ります。

 いよいよやってきました、直登コース(途中)です。
最初に2箇所、よっこらしょ!とやっとこ大きな岩を越えました。
あとは苦もなく、上へ上へガンガン岩稜を登ります。


 摩利支天の向こうに鳳凰三山、その後ろには富士山です。

 直登コースでは真下の巻き道を登っていく登山者が見えました。
写真はかなり登ってから巻き道を行く登山者を撮りました。

甲斐駒ケ岳の山頂です。山頂からは眼下に街並み
や八ケ岳からの広大な裾野が見えました。


 山頂から見る駒津峰、双児山、谷を挟んで仙丈ケ岳

 下山は巻き道を行きました。摩利支天への分岐のあたりから摩利支天を撮影

ここが摩利支天。往復しました。ここから見る景色もよかった。


駒津峰から双児山を通って下ります。双児山から見た駒津峰と
甲斐駒ケ岳です。下り始めると甲斐駒ケ岳は見えなくなります。


双児山から栗沢山、アサヨ峰方面を撮影。
この後はジグザクの単調な樹林帯をひたすら下ります。
まだかまだか、と思いながらの長い下りでした。

2日目
前日は駒ヶ根市のキャンプ場にテント泊。インターも民家もすぐ近くなのにとてもよい雰囲気のキャンプ場でした。この日も秋晴れなので、またまた、大勢の人、人、人。列がどんどん後ろまで延びていてびっくり!駒ケ岳ロープウエイを降りると南アルプスの大パノラマが待っていた。

紺碧の空と巨大な岩稜の山を見上げながら大勢の登山者とともに木曽駒ケ岳を目指す。
ひとつ、ピークを登りきると雄大な景色と山荘のある乗越浄土。さらに次の中岳に登ると目の前にようやく木曽駒ケ岳が見えた。一旦下って登り返して山頂に到着。ここからの景色は北アルプス、御嶽山、八ケ岳、南アルプス、富士山などがすべて見えるロケーションのよい山だった。

多くの登山者がさらに上の峰を目指す

南アルプスが一望できる

ひとつピークを登りきった場所、乗越浄土
ちょっと怖そうだが行ってみたかった宝剣岳。
山頂に人が立っている。時間が足りず、取りやめ。

中岳からの御嶽山。

中岳から の木曽駒ケ岳

ここが山頂。かなり広い

ここも山頂近く

岐路は中岳を通らず、巻き道を行った。静かでよかった。

下りのロープウェイでは景色も見ることができた

2016/10/18

2106.10.16 平ケ岳

メンバー:MW
15日 21:30 鷹ノ巣駐車場着
16日 4:50 登り始め(840m)  6:40 下台倉山  
    7:25 台倉山(1695m) 8:10 白沢清水  
    9:15 池ノ岳(2075m)  
    9:40 玉子石  10:20 平ケ岳山頂(2139m)  
    10:45 下山開始  11:50 白沢清水
    12:30 台倉山  14:40 鷹ノ巣駐車場着

天気予報よし、紅葉時期よし、体調よし。
宿題の山を登るには、この日を逃すわけにいかない!
ということで、9月に叶わなかった平ケ岳山頂を目指すことにする。
私にとっては長い、体力勝負の山行になるだろうな、と覚悟してヘッドライトが必要な時間から歩き始めたが、乾いた空気の心地よさと素晴らしい景色に励まされ順調に進む。
夜明けの燧ケ岳
朝の光の中、下台倉山へ向かう
下台倉から台倉までの間に右手に見えた池ノ岳と平ケ岳。まだまだ遠い…。
少し先に行っては振り返り、先導してくれているみたいだった小鳥

 池ノ岳では、カラフルな若人たちが大勢憩っているのを横目に、一人感嘆の声を上げ池塘と山並みの景色に見入る。
その後、ランドマークとも言える玉子石に寄ってから平ケ岳山頂を目指す。Yさんが膝枕してもらっていたのはこの木道のどの辺りなんだろうな…などと考えながら。

玉子石分岐から平ケ岳
おお、これが!
山頂からは、池塘の向こうに越後三山!という贅沢な眺め。西の方角には巻機山も。
少し風が出てきたが、山頂の木道終点でゆっくりとご飯にして、これまで歩いてきた分をまた歩く、そのエネルギーをチャージ。
平ケ岳山頂から越後三山
姫ノ池
紅葉は最盛期。真っ赤には色付かない年?
急坂にはトラロープの下がっているところも。
ヤセ尾根。
22Kmのロングコースで、体力に自信のない私は敬遠していた平ケ岳。今回、最高の条件で行けたこと、本当に良かった!

2016/10/13

2016.10.9-10.10 朝日岳

メンバー:MW
10/8 18:00自宅発  23:30 古寺鉱泉駐車場着
10/9 6:00 駐車場発  9:10 古寺山  11:20 朝日岳避難小屋着
10/10 6:30 大朝日岳山頂往復  7:00 避難小屋発  
   10:00 鳥原山  11:35 古寺鉱泉駐車場着

9日は荒れる。分かっていながら10日の天候回復を願って埼玉から山形まで車を走らせる。妙なハイテンションで歌いまくっているうちに、苦もなく古寺鉱泉に到着。悪天候にも関わらず、到着時すでに20台以上の車が停まっていた。

突風と雨、視界不良。一人では苦しかったけれど、この天気の中でも来て良かった、と思える出会いや景色がこの山行にはありました。


快適な車中泊から目覚めると、数人が出発の準備をしている。よし、私も行こう!
出発時の古寺鉱泉駐車場。

樹林帯では頭上でゴーゴーと唸る風の音を聞き、これから至る稜線の様子を思って不安になる。一服清水辺りまでは、まだ身体が目覚めていない感じで重たく、「帰ろっかな…。」と弱気が頭を一瞬よぎったりも。
古寺山辺りから展望があれば楽しい所だと思われるが、ほとんどガスに包まれたまま。雨は降ったり止んだり、時折バチバチと合羽に強く当たってくる。
曇り、雨、ガスでほぼ展望なし。
そして小朝日岳を越えた稜線に出てからは想像以上の風。「ここで稜線のこっちに落ちて怪我しても誰にも気付いてもらえない…」と不安になったり、「ええい、負けるかぃ!」と身体を斜めに倒しながら風に向かっていったり。
この天候でも行こうと思えたのは、いざという時は…とツェルトを持って頭の中でビバークのシミュレーションをしていたのもあったかもしれない。

大朝日小屋がうっすらと見えた時には「あったーー!」と声が出るくらい嬉しかった。この日の私にとっては、文字通り「避難」小屋だった。風を避け休憩している人が6人ほどで、宿泊の私は2階へ。シーズンには管理人さんがいて、次々にやってくる登山者の対応で忙しそう。そんな中、「暇か?」と地元の登山誌を貸してくださったり、色々と話しかけてくれたりととても良くしていただいた。こんな天気でも紅葉シーズン真っただ中の3連休。3階建ての小屋には5~60人が泊まっていたのではないだろうか。1畳分のスペースがあったのはありがたい。

この日、寝床がお隣になった単独の女性は、キラリと知的な感じのする可愛らしい方。話しているうちにいろんな共通点があることがわかり、仲良くなった。

風は夜の間吹き荒れ、頑丈な小屋が揺れる感じがするくらい。それでも十分な睡眠をとり、起床。何も見えないが、一応大朝日岳を往復し、鳥原山経由で朝日鉱泉に下山するという彼女と共に小屋を出発する。


大朝日岳山頂 まだ風が強い

少しずつガスが上がり、真っ白だった視界に色が映り始める。ほんの少しのことが嬉しくて、感激してしまう。


大朝日岳から小朝日岳に向かう稜線
去年のヤマケイの写真で、「私も見たい!」と思った景色が広がる。私の写真では表現できないのが残念だけれど、二人して景色に見とれている時に突風で転倒するというハプニングが起きるほど美しかったのである。そして、昨日あんなに怖かった風が今日は笑いを運ぶ。仲間といる安心感を感じた瞬間だった。


小朝日岳の斜面

紅葉のトンネル(^-^)
鳥原山の先で彼女と別れ、それぞれの下山口へ。
ここからは、ぶなの森の中を誰にも会わずに歩く。コケやキノコの多い、しっとりとした雰囲気。
これでもか!というくらいのホコリタケに会い、胞子飛ばしを楽しませてもらった

風格のあるブナの木
11:30、古寺川のほとりに立つ古寺鉱泉に無事到着。
辛い、嬉しい、興奮、静けさ。振幅の大きな感情を得られるから、山ってやっぱり楽しい。

そして、楽しんだ後は7時間の渋滞ドライブが待っていた…。