2016/12/31

2016.12.31 刈羽黒姫山山スキー

メンバー:KK
コース   :磯之辺集落

今年の締め括りは、我が刈羽黒姫山である。今季の目標に、高柳坪野から県道をラッセルして山頂を目指すことがあった。磯之辺集落までは除雪はしないであろうから、いいトレーニングにもなる。寝坊した言い訳をすると以上のようになる。

磯之辺集落には深い歴史があるが、既に住人は居ず、夏場に農作業に通う方しかいない。九十九折れの県道は、なんていうことだろう集落の黒姫神社先まで除雪がしてあった。ちょっと出鼻をくじかれた感はあったが、気を取り直して出発。さすがに登山者はいない。静かでよろしい。

重~い雪をラッセルしながら進む。登山道通しに登るも、脇から枝垂れかかるボヨに行く手を阻まれる。まあ、承知の上であるが。中間あたりのブナ林に入ると、幾分楽になるが、鵜川神社から山頂へはまた苦行がまっていた。もう1m積もれば快適に登ることができるだろう。

山頂に到着。魚沼方面の山は、徐々に厚い雲に覆われいく。谷川方面は幾分明るく、妙高、火打方面は陽が差している。風も強まり、早々に下山開始。鵜川神社でシールを剥がし、いざ藪へ。所々ブナの間を縫って滑ることができたが、後は超湿雪重雪の登山道をよろよろと降りる。下れば下るほどわが足は重くなり、ストックで漕ぎ漕ぎやっと車まで戻った。

会心の山スキーができぬまま、今年も終わっていく。来年は良い年になりますようにと、黒姫神社にお参りして帰路に着いた。






巻機山が心の山なら
黒姫山はふるさとの山










林道、国道ときたので
今日は県道












やっとキャンプ場












尾根から見下ろした棚田












最初は軽いジャブってところ












頚城方面は晴れている












いつもブナ林は心を癒やしてくれる












有志が取り付けた道標
「ささだんごくん」











冬の鵜川神社












試練である












山頂
いい感じである











「蓬平」方面
すっげ山の中です











快適滑降











越後の雪は重い












来年も安全な山行でいきます
よろしくお願いします

2016/12/29

2016.12.24-25 雲取山

メンバー:SH,TH

クリスマスイブを東京都最高峰「雲取山」で過ごすことができた。冬に関東の山に行くのは初めてなので、どんな風景が見られるのか、道中も含めてとても楽しみにしていた。雪があってアイゼンをつけるような状況だったらいいなぁ、と思っていたが、11月末以降、雪は降っていないとのことであった。午前中は時折北風が吹いていたが、徐々に風は収まり登りやすかった。

雲取山山頂からは、東京都の街並みが見え、都心の高い多くのビルも見えた。富士山と南アルプスの山々も見えたが、翌日のご来光や眺望は望めなかったので前日見ておくことができてよかった。山頂に着いて初めて気がついたことは雲取山が「来年の山」であることだった。標高2017.1メートル。元日朝には山頂に備え付けられた記念碑の除幕式が予定されているそうだ。

 登り始めは緩やかに奥へと進んでいく感じ

 地蔵峠まで来ると登山らしくなってくる。

秩父宮様のレリーフが岸壁につけられている。

 霧藻ケ峰休憩所では薪ストーブの暖かさに
ほっとし、小屋番の方の話も楽しかった。

広々とした「お清平」 


谷を挟んだ向こうに和名倉山が大きい。


 ようやく来ました!雲取山荘。こたつがありがたかった。

 西暦2017年記念碑が用意されていた。元日の朝のご来光の時刻に除幕。


 山荘から見る東京都の夜景。山頂からはもっと広い範囲の夜景が一望できる。

帰り道。こんな山のヘリを巻くような登山道を行く。

三峰神社駐車場から見る前白岩山、白岩山と一番奥に雲取山が見える。
ここから山頂まで10.7キロメートルある。

2016.12.29 大毛無山山スキー

メンバー:KK

降らない。どうして雪は降らないのか。悲しい。豪雪地の名前を返上しなくてはいけない。

苗場山を計画したが、小赤沢までのアプローチが怖くて頚城に変更した。雪があってもなくても偵察は大事だ。白んできた新井に着くころ、妙高山が大きくその姿を現した。綺麗だ。

来年度から営業を再開するというスキー場脇から取り付く。雪は下から着いていた。10cmというところか。しかし、周りは魚沼より多い。徐々に積雪は増し、概ね踝ラッセル。とにかく今日は直登しよう。どこまで粘ることができるだろうか。

標高を上げるに従い、海辺の米山から越後、谷川、苗場方面まで一望だ。後続なし。貸切状態。いいペースで登り、途中から主稜線から延びる枝尾根に乗る。谷の向こうに妙高山、火打山、焼山が大きく姿を現す。絶景!火打山山頂は雪煙が舞っている。風が強そうだ。

小ピークに上がれば、大毛無山の山頂はすぐそこ。今季初の山頂を踏めるだろう。少し下り、ブナの間を抜ければ山頂だ。山頂からは頚城の峰々が出迎えてくれた。遠くに昨年登った昼闇山が見えた。今年も行けるだろうか。その下方には大火のあった糸魚川。一日も早い復旧を祈るばかりだ。

風が強いのでいち早く下山。山頂からはプチパウダーを蹴って滑降開始。真っ白な斜面を下る。これぞ山スキーだ。大きなシュプールを描きながら一気に麓へ。久し振りに味わう快感。

少しずつでも積雪が増えて行きますように。山の神様お願いします。来年も怪我なく山行ができますように。






妙高山
凛々しい











昨年暮れ辿った粟立山方面











オープンバーンが待っている











うっとりする景色
癒される












雪煙舞う火打山と焼山












権現岳
雪景色が何とも言えない









高松山と昼闇山方面













辿ってみたい容雅山方面












山スキー最高!












もっと雪を降らせてくれ!

2016/12/25

2016.12.18 白毛門

メンバー:SH、TH、MO、TT、HY、IH、CH
コース :土合から往復
タイム :土合駅7:15~松ノ木沢ノ頭10:30~11:45山頂12:15~15:20土合駅





会山行ということでなかなかの大人数で行ってまいりました。





白毛門登山口の駐車場は雪が積もっていて車が入れない状態。少し引き返して土合駅に駐車しました。
冬の朝、暖かい車内から外に出るのは少し勇気が要りますよね。でもいつまでも乗ってるわけにはいかないので、勇気を出して車から一歩外に出ました。
寒!!!………くない。
全然寒くなかったです。





白毛門は初めてだったので人の感想やブログでしか知りませんでしたが、みなさん口をそろえて言うのがとにかく「急」だということ。
確かに出だしから急な登りが続きました。


少し登ったあたりで景色が開け、山頂らしきものが見えました。



まだまだ遠いぞ!
そして振り返ると真っ白な谷川が!
いや~この景色を見たかったんですよ。




「真っ白な谷川を見る」という最大のミッションは達成しましたが、私たちの冒険はまだまだ続きます。
松ノ木沢ノ頭を過ぎたあたりから道はさらに急になりました。


トレースはしっかりついてました。ありがたやありがたや。
樹氷!空が青い!

蓬峠方面
 急な坂を上り終えると最後の難所が現れました。
鎖がついた岩場です。ゆっくり行きましょう。
ここを抜ければすぐ山頂!
HYさんいわく「白毛門のヒラリーステップ」
山頂~~!
下りは思いのほか疲れましたが、全員無事下山。
とても良い山行となりました。







写真協力:TTさん ありがとうございました!(^^)!


2016.12.25 旧三国スキー場山スキー

メンバー:KK
タイム   :焼却場8:40~駐車場跡9:30~ゲレンデトップ10:55~焼却場12:05

今日は林道ではない。れっきとした国道である。国道の名に恥じぬ舗装道路を行く山行である。

連休に期待した降雪はなく、彷徨える中年は滑り可能であろうスキー場跡に向かう。前夜多少の降雪があり、湯沢方面の山は綺麗に雪化粧していた。三俣の駐車場は満車状態。これ以上は入れませんという位の車、車、車。しかし三国スキー場は誰も行かないだろう。貸切じゃ。

焼却場の手前で準備をしていると、何と外人カップルが脇をすり抜けていった。「グットモーニング」と言うと「おはようございます」と返ってきた。歩き出して外人さんを越すと、前日のトレースが残っていた。好きな人がいるもんだ。トレースはちょうちん岩が見えるところで引き返していた。

駐車場跡から「いなづつみコース」を登る。植林した唐松が徐々に大きくなり、オープンではない。標高が上がるにつれ平標山、仙ノ倉山が姿を現す。(ちなみに、平標山登山口冬期駐車場には20台以上の車。凄い人気である。)ゲレンデ跡は段々と藪が深くなりつつあるが、グレードで言うと2級程度であろう。コースは大きく右にカーブしており、なかなか終点に着かない。日当たりがよく、雪も腐り気味になってきた。

最後のカーブを曲がると終点に着いた。よくぞ国土はここにスキー場を造ったものだと思う。休憩後いよいよ滑りである。ほどほどのパウダーが残り、植栽木の隙間を狙って快適に下る。貸切のゲレンデを振り返り、振り返り下り、あっという間に国道。外人さんはそこで引き返していた。後はトレースに従って車までひとっ走りであった。

このまま年末を迎えてしまうのであろうか、かなり不安である。次の林道をどこにするかなどと考えたくないものである。







湯ノ沢











国道353号線











最近見慣れてきた風景













奇岩 ちょうちん岩










平標山と仙ノ倉山














ゲレンデ その1











ゲレンデ その2
病みつき












仙ノ倉山とエビス大黒の頭












快適滑降 その1












快適滑降 その2











快適滑降 その3
気持ちの良い滑りができました