またもや暖冬小雪が濃厚となりつつある12月半ば、山ではそこそこ降ったらしい。天気は嬉しいような嬉しくないような快晴予報。降雪直後の好天、貴重な機会を無駄にはできないと巻機山へ。
井戸の壁のヤブを覚悟していたが、予想以上のヤブの壁。湿った重雪にヤブがしなだれて行く手を阻む。前日のツボ足トレースがあるのが救い。頻繁に残された赤布にはMWC2016の文字。おそらくは一昨年の同時期にもここで出会った明治大学ウォーキング部だろうか。
最後は板を担いで直登、なんとかヤブを抜けるが5合目までの所要時間は過去最長。この時点で下りはツボ足で下ることに決定。
いつものブナ林で待望のラッセルを満喫。だが期待ほどは雪が深くない。
6合目前後もヤブが埋まっておらずうねうね蛇行しながら進行。ニセ巻の斜面はクラストすることなく問題なく登高。一旦下れば小屋はまだまだ露わ。
山頂を往復し、ニセ巻から滑り出す。山頂もニセ巻も雲が切れず展望はいまいちだったが、下りだすと快晴になるのが山スキーの常。
8合目付近で登高中のテレマーカーと行き違う。後で山スキーメーリングリストの投稿で知ったが、熊谷トレッキング同人の方だった。
徐々に重くなる雪を壁直上まで滑り、あとは板を背負って登りのトレースを下るのみ。
ちなみにこの日の例の限定麺は、味噌もつラーメン、おいしい。小松原パーティーは便所前にてもつ鍋で飲んだくれ、白毛門パーティーは帰路の谷川岳PAでもつ煮を賞味したとのこと。いったいなんなのだろうか。
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六合目の下部もヤブっぽい |
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ヌクビ沢も埋まりきらず |
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ニセマキを見上げる |
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山頂はまだガスの中 |
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小屋はまだまだ見えている |
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米子沢源頭 |
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柄沢方面 |
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ニセマキを見下ろす |
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八合目付近より見下ろす |
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下ると晴れだす、右奥にテレマーカー |
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天狗岩と黒岩峰方面 |
2年連続超暖冬になるのでしょうか。いよいよ行き場のなくなった山スキーヤーです。「平年並」ってどうなのよ!全く!
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