2022/10/31

2022.10.30 弥彦山

メンバー:KK TMさん

コース:田ノ浦~弥彦山~崖松コース


半世紀の時を経て

次はあるか

小学校当時、修学旅行で弥彦を訪れたはず。記憶はあまりに遥か彼方で、思い出すにも霞がかかった頭では鮮明に浮かんでこない。そして今日、半世紀の時を経て訪れることができた。感無量!

今日の相方は、秋の最も忙しい時期をやり過ごしたTMさん。計画は、廃道になった田ノ浦コースから弥彦山、多宝山、下山は崖松の周回コース。前回は間瀬銅山跡を探り、そのまま下山したが、今回は純粋に山頂を目指す登山者となって歩くのだそうだ。

相変わらずの世間話をしているうちに、目の前には佐渡島が現れた。海釣りの人、サーフィンを楽しむ人、それぞれ人生を謳歌して様子。藪を漕いで山登りをするのも人生の楽しみか。車を降り、沢を渡渉。廃道になったとはいえ、明瞭な登山道は歩きやすい。当然だが、弥彦山のメインルートから外れており、終始誰にも会わない。浮世のよしなしごとを交わしながらの登りは、時間の経過を忘れさせてくれる。例えば、なんで筑波山は百名山で、弥彦山は外れたのか。だったら越後駒ケ岳を外し、弥彦山に変更できなかったのか。強引な説を唱えるMさん。

背後に広がる青い海を振り返りながら進むと、いきなり弥彦スカイラインに出た。アスファルト道路を歩き、売店を通過し、山頂に続く道に入る。辺りは、コロナの規制が解除されたせいだろうか、ハロウィンの渋谷とまではいかないが、仮装していない多くの人たちで賑わっていた。奥ノ院までは結構距離があった。皆さん礼儀正しく、すれ違う人たちと「こんにちは」と挨拶を交わす。奥ノ院で健康と幸せを祈願して引き返す。再びスカイラインを横切り多宝山へ。

静けさを降り戻した山をノロノロと登り山頂へ。ブナの木の下で昼食をとる。作ってもらった塩ラーメンのスープが体に沁みた。腹を満たしたら体が重くなったが、雄大に広がる海へ向かって下山だ。再び舗装道路歩き崖松コースへ。分かりづらい入口から登山道は、一気に高度を下げる。紅葉が始まり、陽の光が色づいた葉を照らして綺麗だ。足元に注意を払いつつ、九十九折の登山道を下ると明神沢立坑に着く。まさかここを再訪するとは思いもしなかった。危険な明神沢の滝を巻くように下り、砂防堰堤を過ぎれば後は平坦地。車まではすぐそこだった。


まずは渡渉から始まる

歴史ロマン

廃道とは思えない

海だ!

急登

スカイラインに飛び出す

多宝山

この格好、違和感あり

立派な参道

奥ノ院へ

他の人の良く観察してからお参り

工事関係者?

日本山岳会

多宝山山頂

雄大

下山

今季二度目

弥彦山を仰ぎ見る

探りたい

さようなら
いつかまた


 

 


2022/10/29

2022.10.29 兜巾山(中退)

メンバー:KK

コース:蓬平~桜坂峠~


自宅から自力山行

右から米山~兜巾山~尾神岳

我が刈羽黒姫山から上越方面に延びる尾根上にある山。ちょっと判別は難しいが、尾神岳の電波塔の手前にある。登山道はなく、残雪期の記録が少々。山麓付近から山頂には、立派なブナ林があると聞くので、藪を漕いでもたかが知れているだろうと計画してみたが。

今日は朝方雨が残るものの、次第に天気は回復するとのこと。少し遅めに家を出発。雲間に青い空が見えたりして、浮気な私を誘っている。元気にペダルを漕ぎ、恐怖の儀明トンネルを抜ける。後ろから迫りくる車に肝を冷やす。出口を左折して大島区田麦へ。板山不動尊を右折。県道を吉川区へ。アップダウン多数で、じわじわと足にくる。川谷集落を横目に柏崎市との境界「桜坂峠」に着いた。

峠手前から尾神に向かう林道に入る。前方に尾神岳と兜巾山が見えてきてテンションアップ。しかし、ぽつぽつと雨が当たってきた。すると青空はすっかり隠れ、雨雲が迫ってきた。林道は兜巾山を巻くように延びている。地形図にある点線の箇所に着いた時には本降りとなる。風も加わり、ありえない状況になってしまった。それでも、合羽を着こみ林に突っ込む。藪は濃く、更に横殴りの雨にあえなく敗退。30m位登ったか。

再度チャリに跨り、帰路につく。自動運転を楽しんでいるうちに日が差してきた。こんなもんですかね。来た道をなぞるようにアップダウンを繰り返す。板山不動尊に立ち寄ってみると、地元建設業の有志の方が「アウトドアサウナ」を開催していた。姿を消した多くの集落の話などを聞く。燻ぶるような匂いが、秋の訪れと哀愁を感じさせた。

あわよくば、儀明トンネルを通らずに旧儀明峠を越えられないものかと旧道に入る。パンクを恐れ手押しで進むが、藪に阻まれ無駄足となった。登り一辺倒のトンネルを漕ぎ上がるのは危険と感じ、手押し。半月の明るい出口は見えるものの、直線距離2,100mはかなりしんどかった。儀明集落からは、快適にチャリを走らせ帰宅。往復50kmの不完全燃焼のチャリ山行になった。今度は積雪期に行ってみよう。

 

晩秋

いい温泉だったが

右へ

田麦川の流れ

吉川区へ

懐かしき「東頚城」

ここから林道へ

市境「桜坂峠」

待ってました!兜巾山

尾神岳電波塔
本峰は右。隠れている

登山スタート

晴れてきた

大島区に戻る

板山不動尊

凄い

有志の方たち

鍋立山

霧ヶ岳(たぶん)

トンネル出口が遠くに




2022/10/23

2022.10.23 鍋立山

メンバー:KK

コース:① 星峠:小豆峠

    ② 大島駅

難関「鍋立山トンネル」

トンネルを抜けると

世紀の難工事と言われたほくほく線「鍋立山トンネル」。1m進んで2m下がるとか、アメリカの最新鋭掘削機導入も、次の日には土砂に埋まっていたとか。そのトンネルの真上の鍋立山だ。

今日もチャリで向かってみようかと考えたが、初見であり、地理に不安があったので車を使った。まずは、十日町側「星峠」から。小豆峠発徒歩15分で山頂。峠小学校閉校記念の石碑だろうか、文句がちょっぴり物悲しかった。

下山後大島へ移動。知人に登山口を聞いて、ほくほく線大島駅を出発。所々に立っている道標に導かれ「薬師様」へ。大きなブナ林の中の整備された登山道は、とても気持ち良く歩くことができた。薬師様からいったん下り、「縁切り尾根」を進む。細い尾根がそのように呼ばせるのだろうか。遠く刈羽黒姫山、我が里芝峠も確認できる。雑木の細い尾根を登りきると、本日2回目の山頂。成程、こんな感じだったのか。

次回の構想を練りながら、途中から糀山コースへ。農道を横切り、下りきって大島駅に到着。下山時間も丁度よく、久しぶりに「ドライブインふる里」によって「ラーメン定食」を食べた。


道標を左に入る

小豆峠 地域石仏

1回目山頂

星峠の棚田とカールさんの竹所

駅から神社を通り

コマキ登山道

杉林の静けさ

ゆったりとした登山道

薬師様

地元の方が頑張っている

あれが山頂だろう

縁切り?

尾根が細い
親不知と同じ意味かな

黒姫がかっこいい

2回目山頂

晴れていれば

右奥に静けさ

薬師様に登った数

糀山登山口

ドライブインふる里「ラーメン定食」