2022/10/29

2022.10.29 兜巾山(中退)

メンバー:KK

コース:蓬平~桜坂峠~


自宅から自力山行

右から米山~兜巾山~尾神岳

我が刈羽黒姫山から上越方面に延びる尾根上にある山。ちょっと判別は難しいが、尾神岳の電波塔の手前にある。登山道はなく、残雪期の記録が少々。山麓付近から山頂には、立派なブナ林があると聞くので、藪を漕いでもたかが知れているだろうと計画してみたが。

今日は朝方雨が残るものの、次第に天気は回復するとのこと。少し遅めに家を出発。雲間に青い空が見えたりして、浮気な私を誘っている。元気にペダルを漕ぎ、恐怖の儀明トンネルを抜ける。後ろから迫りくる車に肝を冷やす。出口を左折して大島区田麦へ。板山不動尊を右折。県道を吉川区へ。アップダウン多数で、じわじわと足にくる。川谷集落を横目に柏崎市との境界「桜坂峠」に着いた。

峠手前から尾神に向かう林道に入る。前方に尾神岳と兜巾山が見えてきてテンションアップ。しかし、ぽつぽつと雨が当たってきた。すると青空はすっかり隠れ、雨雲が迫ってきた。林道は兜巾山を巻くように延びている。地形図にある点線の箇所に着いた時には本降りとなる。風も加わり、ありえない状況になってしまった。それでも、合羽を着こみ林に突っ込む。藪は濃く、更に横殴りの雨にあえなく敗退。30m位登ったか。

再度チャリに跨り、帰路につく。自動運転を楽しんでいるうちに日が差してきた。こんなもんですかね。来た道をなぞるようにアップダウンを繰り返す。板山不動尊に立ち寄ってみると、地元建設業の有志の方が「アウトドアサウナ」を開催していた。姿を消した多くの集落の話などを聞く。燻ぶるような匂いが、秋の訪れと哀愁を感じさせた。

あわよくば、儀明トンネルを通らずに旧儀明峠を越えられないものかと旧道に入る。パンクを恐れ手押しで進むが、藪に阻まれ無駄足となった。登り一辺倒のトンネルを漕ぎ上がるのは危険と感じ、手押し。半月の明るい出口は見えるものの、直線距離2,100mはかなりしんどかった。儀明集落からは、快適にチャリを走らせ帰宅。往復50kmの不完全燃焼のチャリ山行になった。今度は積雪期に行ってみよう。

 

晩秋

いい温泉だったが

右へ

田麦川の流れ

吉川区へ

懐かしき「東頚城」

ここから林道へ

市境「桜坂峠」

待ってました!兜巾山

尾神岳電波塔
本峰は右。隠れている

登山スタート

晴れてきた

大島区に戻る

板山不動尊

凄い

有志の方たち

鍋立山

霧ヶ岳(たぶん)

トンネル出口が遠くに




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