2014/01/28

2014.1.28 東谷山山スキー

メンバー:KK(単独)
タイム:国道17号線脇6:15~二居峠からの稜線8:00~山頂8:30~国道脇9:20

今日も快晴の予報。いざ行かん東谷山。夜が明けるのが早くなった。少しずつ春はやってきているのだろう。もう2月だ。がんばって充実したシーズンを送らなければいけない。

トンネル手前に駐車しようとしたら、除雪で出来た雪の壁が高くて上がれそうもない。トンネル手前の回転場の雪を削り、なんとか這い上がった。なんということだ、6時を回ってしまった。

このコースは昨年来ているので、迷わず尾根に取り付くことができた。二居峠からの稜線までに大きな壁が3つある。汗をかきかき登ると、後ろには苗場山が朝日を浴びていた。清津の皆さんを見習って春までには行きたいものだ。

稜線に出ればあとはのんびりとした尾根になる。平標山、仙ノ倉山、万太郎山などが聳えている。前方に一筋のトレース。地王堂川方面からだ。なかなかの急斜面だが。そのまま山頂まで延びていた。山頂からちょっと先まで行くと、先日の巻機山がどっしりと構えていた。

東谷沢を外さないようい下降に入る。途中から一本のトレースが合流。上部は快適であったが、下部はボヨに覆われていた。今年は雪が少ない。登り返しが無いように山の中腹をトラバース。あっという間に車に着いてしまった。







この尾根には大きなブナがたくさんあります












苗場山が「がんばれ」と言ってくれました













稜線に上がるとゆったりとした景色が広がる












平標山~仙ノ倉山
平標沢は難しいか











この前頑張った巻機山












東谷山と苗場山












上部はこんな感じです





2014/01/24

2014.1.24 巻機山山スキー

メンバー:KK(単独)
タイム:清水5:50~井戸の壁上8:00~6合目展望台10:00~ニセ巻機山12:25~清水13:30

ど快晴!今日休まなくていつ休むのだ!給料は安いが、休みは取りやすいのが取り柄の我が職場。ありがたや、ありがたや。

家を4時半に出る。もう少し早く出ればよかったと、後で後悔する。ヘッデンを点け、いざ出発。さすがに今日はトレースがなかった。気合を入れていこう。昨日までの降雪でかなりのラッセルを覚悟してきた。膝下位が展望台まで続いた。

最大の難関「井戸の壁」。過去、いつも真ん中あたりを登っていたが、ボヨが隠れず左寄りを進む。思った通りスムーズに登りあげることができた。それにしても今日は暑い。ブナ林を抜けると展望台。いつものように天狗岩、黒岩峰、割引岳が出迎えてくれた。

一人ラッセルがじわじわと効いてきて、だんだん足が上がらなくなってきた。7合目で止めるか、と弱い心が囁く。yasuhiroさんの心の山が白山であるように、巻機山は私たちの心の山。何とか辿り着きたい。ニセ巻下の急登はクラストしておらず、そのまま登ることができた。

それからのニセ巻機山までが実に長く、山頂に着き巻機山本峰を見ていたら、山の神様が「今日は来なくていいぞ。この次待っている。」と言ってくれた。ありがたや、ありがたや。今日はここまでとしよう。

雪の状態はすこぶる良く、三嵓沢源頭から滑り込む。このコースが下山にはいいみたいだ。後続が来ないので、まさに貸切状態。自分のシュプールだけが刻まれていく。下るごとに雪は非常に重くなる。勘弁してくれというくらい叩きのめされて清水に着く。仰ぎ見る斜面にはっきりと自分のシュプールが見え、大満足の一日になった。








だんだん夜が明けてきた











朝日が黒岩峰にあたり、美しい













いつ見ても凛々しい天狗岩











実は今年「万太郎山」を越後側から狙っています











三嵓沢源頭を初めて滑りました













申し訳ないですが、独り占めです











3時ぎりぎりに入店
今日の限定麺は「豆乳野菜ラーメン」でした
お腹いっぱいになりました





2014/01/20

2014.1.20 大力山山スキー

メンバー:KK W(ゲスト)

朝3時起床。早朝除雪後晴れ間の広がった大力山に行ってきた。午後から屋根の雪掘りが待っているので午前中の山行である。昨日の天気はどうしたのだろうと思うくらいの穏やかな日だ。今月5日にみちぐささんに御厄介になった時よりたくさん雪があるのが嬉しい。

まさか先行者がいるはずないと思いきや、またしてもラッセルの跡。しかし今日は自分たちのトレースを刻まなければいけません。と言いつつ途中まで使わせてもらう。ありがとうございました。終始Wさんに先頭を譲る。標高500m弱の山とは思えないロケーションが、眼下に広がる。

新雪は深く、ラッセルも進まない。それにしてもセカンドの何と楽なことか。山頂に続く雪原を登るWさんの口から「青春の影*チューリップ」が口ずさまれる。我々の青春の歌である。山頂からは越後三山、権現堂山、刈羽黒姫など越後の峰が一望。最高!

登ってきたコースを滑る。ひと時ではあるが、新雪の深雪を楽しむ。山スキー万歳と叫びたい!下山後は時間があったので、ウッデーに寄り、山談義をする。最近は有名どころの山ばかりでなく、里山にも方々から登山者が押し寄せているのだそうだ。

さあ、雪はたっぷりになってきた。いよいよ巻機山に向かうか。







随分と雪が積もったようだ












斜面では腿くらいに













単独でスーパーラッセルをする先行者












山スキー!最高!












大力山を後にする












鳴倉山も真っ白







2014.1.19 鍋倉山山スキー

メンバー:KK、W(ゲスト)
コース:巨木の谷

「友、遠方より来る」
朝から雪が降りしきる中鍋倉山に向かった。こんな時にまさか登山者はいるまいと思ったら、なんと車が5台くらいか。東京方面の車が多い。久しぶりのWさんも元気そうでほっとした。

激しさを増す雪の中、先行者のラッセルを使わせてもらう。このように一度に降った時は危ない。また、私たちのファットスキーでは相当の時間を要するだろう。出発の時、既に今日の行動予定は決まったようなものだ。

田茂木池からいよいよラッセルと思いトレースを離れる。15m進むもWさんのひと言で敢え無くトレースに戻る。小屋を過ぎ、尾根に取り付く。幅の広いトレースは、スパーファットなのだろう。降雪量は優に50cmは越えている。雪崩が心配だ。途中で降りて来るパーテイーもいる。

左の斜面には明らかに表層雪崩と思われる跡。と、上部で叫ぶ声。尾根の右斜面に登山者。その周囲は雪崩れた跡が広がっていた。巻き込まれた様子はないが、なにやら緊迫感が漂う。聞くところによると、足元が切れて20m位流されたのだそうだ。大きな事故にならずに良かった。8人パーテイーはここから引き返すようだ。左に寄れ!尾根を行け!と女性のリーダーらしき人に我々は支持された。当然そのコースだろうが「はい」を返事とした。名のある山岳会なのだろうか。

スギの木が見え始めたところで終了とする。深雪でほとんど滑るというところにはいかない。先に下山した8人パーテイーの内の一人が怪我を負っていたらしく、全員横滑りでサポートしていた。車に戻ると2時間余りなのに、既に雪は20cm以上積もっている。早く下山して正解である。帰りは足を延ばし「こしじ」に寄った。








風雪強し
敢え無く撤退












下山も一苦労












これが雪崩の跡
奥の斜面が大きく流れている
手前が滑り落ちそうになっている雪面










今日の限定面「生姜醤油ラーメン」
美味しかったです

2014/01/16

2014.1.16 鍋倉山山スキー

メンバー:KK(単独)
コース:西ノ沢右岸尾根
タイム:温井6:00~鍋倉山頂8:45~温井9:30
 
冬期は除雪要員なので、降雪が予想される日はなかなか山に登ることができない。それに路駐する時も除雪の方に邪魔になるのではないかと心配してしまうのである。皆さんも気をつけて駐車してください。

ようし、今日は今季初の鍋倉山である。どの程度雪があるのか楽しみだ。除雪と同じような時間に起床。朝飯を食って出発。道路が滑りそうで怖い。温井に近づくと雪がちらつく。今日もパウダーかなあ。

さすがに誰もいない。ヘッデンを点けいざ出発。山行を重ねるうちに徐々に調子も出てきた。田茂木池を過ぎればいよいよラッセル。概ね踝位。それにしても雪が少ない。山はまだまだボヨが出ているありさまだ。西ノ沢出合に着く。我々の一枚バーンにもボヨだらけ。

今日はこのまま西ノ沢を進まずブナの林を登ることにした。膝くらいのラッセルになる。登りあげるといつもの尾根に合流。幻想的なブナ林を抜ければ山頂である。残念ながら頚城の峰は見ることができなかったが、山頂を踏めて満足。

シールを剥がし、新雪を巻き上げて下る。大きなブナの間をぬって滑る。一瞬の快楽か。温井の集落に着くと後続の方1名。夏は何と心の故郷「上高地」で働いている人だった。ひとしきり思い出話にふける。








真っ白になっていません












馴染みのダケカンバ












尾根に上がると幻想的な景色が広がった













いつ来てもこの尾根はいいですね












一枚バーンもこのとおり


2014/01/05

2014.1.5 大力山山スキー/ハイク

(メンバー)SH、KK、TH、SH、MO、TT(ゲスト)
(タイム)宝泉寺8:40~大力山~宝泉寺12:00

今日はTTさんという女性を交え、「しゃべっちょ軍団」勢ぞろいで登ってきた。更にみちぐさ山の会主催の新年登山に便乗し、新年早々多くの皆さんと交流でき気持ちのよい日になった。

登山口の宝泉寺近くの駐車場には、既に多くの参加者の方が到着していた。顔見知りの方も多く、各々新年の挨拶を交わす。しかし、思ったとおり雪は少なく、スキーの私とSHに一抹の不安がよぎる。果たして滑ることができるのか。

トレースは既に硬く、スノーシューやわかんは必要ない。我われはシールで登るが、途中私の「ゲコ」はベロンと剥がれてしまった。心配していた通り木に乗ったりすると危険なのである。谷の向こうには、次の会山行の鳴倉山が勇姿を見せている。

山頂の東屋には、みちぐさ会長のOさんらが待っていてくれた。私たちが来るとは思っていなかったので、とても驚いていた。総勢20名以上の皆さんと記念写真を撮ったり、甘酒を頂いたりと恐れ入るばかりでした。

さて、いよいよ下降に入るわけだが、何せ凄い藪だ。Iさんにこの尾根は滑ることができると励まさる。止めろという周囲の声をよそに私たちは、猛薮に突入。山スキー経験初の滑走を思う存分満喫させてもらった一日になった。







鳴倉山を望む
早く滑りたい









小出の街並み






 
これぞ越後の藪山


我々はものともしない
小出はここ「丸川屋さん」
























2014/01/04

2014.1.3 守門岳大岳山スキー

(メンバー)SH、KK、TM(ゲスト)
(タイム)除雪終点8:00~保久礼小屋9:40~大岳山頂11:00~除雪終点13:00

この正月はあまり雪も降らず、家族ともども皆が口々に「いい正月だ」という。だけどもう少し降ってくれなくては……。

今日はいつものSHと元会員のM君。がんばって山頂を目指しましょう。除雪終点には既に8台位の先行者。M君を待って出発。すると先日下権現堂山でご一緒したUさんも到着。さすがに人気のある山である。

林道からのトレースに導かれて行くが、やっぱり雪は少ない。沢をつめ、尾根に上がり大岳を望むがガスがかかっている。天気予報では良くなるとのことだったが。少し積もった新雪をかき分け登る。キビタキ小屋は屋根が少し出ている。ブナにくっついている雪がきらきら光っている。

森林限界を過ぎると真っ白な斜面が広がるり、自ずとテンションは上がっていく。山頂は風が強い。しかし、どんどん青空が広がり、魚沼も街、越後の山々がとても綺麗だ。幾分クラスト気味の斜面をいざかっ飛ばす。

程よく良く積もった新雪は滑りやすく、あっという間に保久礼小屋に到着。下から来る登山者に挨拶。なんと隣の山岳会のIさんだった。年末は八ヶ岳だったそうだ。峰に出れば後はトレースを辿って車に向かうだけ。

十日町です、というと「おだまき」ですか、と言われる。皆さんブログを見てもらっているようでありがたいです。充実の山行をしてまた報告したいと思っています。よろしくお願いします。





保久礼小屋の屋根にはたくさんの雪があるが












冬景色が美しい

















白銀の世界










シールをはがして、いざ行かん













ひと滑り
振り向けば大岳の雄姿











M君が飛ばしてきた












SHのテレマーク












守門の帰りはここ
おいしかったです