2021/02/28

2021.2.28 蒲原山山スキー

メンバー:HY IH TH NI SH(M) SH(W) KK Hさん Kさん Tさん
コース:木地屋~
レポート:KK

大人の遠足は軽やかに


山は天気か


昨日は、焼山北面台地へ向かった。予報では徐々に回復基調とのことで、一路笹倉温泉へ。月が出ていて、早めの回復が期待された。出発時も曇り空で、決して荒れる感じはしなかった。複雑な地形を彷徨いながらアマナ平を過ぎ、北面台地の末端に着いた。しかし期待も虚しく風雪は激しくなり、雪洞を掘って30分位待機。すると、オオなんてことだ、雲が割れ、青空まで出たではないか。嬉々として出発。しかし、そんな我々をあざ笑うかのように辺りは真っ白の世界へ。台地のさわりをちょっと齧ってあえなく撤退。この次また来ようと慰めあい下山した。

昨日の無念を晴らすべく、今日は頚城蒲原山へ。快晴。今日は、総勢10人という大所帯。皆さん山スキーを心より愛する人達だ。出だしからテンションは高い。既に車が数台と待っていた。その中の1台は、金沢№。多分あの方だろうと、私の鋭い勘が働く。前日のトレースらしき跡が、ばっちりついていて迷うことがない。渡渉もスムーズに林の中に入っていく。空は、まるで子供がクレヨンで塗りつぶしたような青一色。その下に、真っ白に雪をかぶった朝日岳~雪倉岳。うっとりする光景である。

幾度かのジグを切って登った先に見えたもの、それは雨飾山などの頚城山塊。そして、その先に焼山がちょこんと頭を出していた。さあ、あとは山頂まで稜線漫歩である。右左上下、どこを見ても秀麗な山が見える稜線歩きである。緩い斜面を登れば、そこは山頂手前の大展望台。北アルプスの雄大な絶景に、体の細胞が歓喜の雄叫びを上げている。私は、少し先の山頂を往復したが、仲間立っている場所の方が高く感じた。

ゆっくりと時間を過ごし下山に入る。雪は軽く、大人の雄叫びは阿鼻叫喚に近づいた。登ってきた斜面を時に転がり、時に粉雪を巻き上げながら思い思いにコースを取り滑り降りた。その表情は、皆大満足のようだった。最後の林道を滑走し、橋を渡れば、今日の大人の遠足が終わる。はたして、金沢№の方はあの方だったろうか。


昨日の一コマ

気分良く出発

ブナ林も気持ちいい

渡渉地点

ジグザグに

急登を終えれば

絶景が待つ

何ということだろう

更に歩を進める

山頂?

この広がり

実はこっちが山頂

仲間たちのいる丘

勢ぞろい

ノリノリのTHさん

復活

良いコンデション

スプリットHTさん

どこまでも澄み渡り

昨年登った黒姫と明星

終わりは近い

スピード抜群

到着

昨日の海鮮丼

今日のもやしあんかけラーメン



























































2021/02/26

2021.2.26 尾神岳山スキー

メンバー:KK
コース:尾神~

歴史ロマンと飛行の山

里山シリーズ

下山後、集落内で古老に会う。「尾神」は、現在10軒だそうだ。かつてここには、70軒が軒を並べ、郵便局、病院、小学校、主だった公共機関もあって、それはそれは大変賑わっていたらしい。現在尾神は、パラグライダーのメッカとなっていて、シーズンになると愛好家が多く訪れているとのこと。しかし、雪の重みで潰れかけた家屋を見ると、やっぱり日本の山村は衰退の一途をたどるのだろうと、寂しさを感じないわけにはいかない。

朝飯を食い、昨日の反省を胸に旧吉川町へ向かう。近いようでまだ訪れたことのない地域だ。尾神集落除雪終点に着く。薄くかんじきの跡が雪面に残っていた。林道をショートカットしながら進む。天気は曇天で、少し肌寒い。

と、突然目の前に大きな建物。こうした施設が使われているのだろうか。オープンバーンを登り、小尾根に入る。木々の間隔は概ね広く、快適に滑ることができるだろう。更にショートカットを繰り返していくと、これまた大きな建物。主稜線まで林道が続いているようだ。

尾根に上がると、緩やかな稜線が山頂へと繋がっている。右手に我が刈羽黒姫山がぼんやりと見えた。コブを2つほど巻き、少し登り返したら山頂だった。円錐形が美しい米山が正面に見える。山頂の周りは木々が多く、夏は展望が利かないのかもしれない。

途中までシールのまま下り、眺望の良いところでシールを剥ぐ。M師匠の教えを頭に、滑り始める。雪面は硬めで、スキーはよく滑った。しかし、思い通りには滑られない。難しい。標高差がないので、あっという間にオープンバーンに突入。楽しい。そして、ブナ林を横切ると終点だった。

雪の多い今季、里山が面白い。


いい名前です

スタート

バンガローがあった

オープンバーン

滑られます

うちらの方から良く見える電波塔

大きい

主稜線

山頂付近

刈羽黒姫山折居側

米山さん

大島ドライブイン「ふる里」
ラーメン定食:メニュー豊富



2021/02/24

2021.2.23 鋸山山スキー

メンバー:KK TM
コース:半蔵金

日本は広い。そして新潟県も広い。


この先の10年は


半蔵金集落に初めて行ってみた。唸った。なぜかというと、自分の集落がかなりの山間部だと思っていたが、上には上があるものだと。そして、この雪原の下にはたくさんの水田があるという事実。人生かなり生きてきたが、まだ見知らぬ土地がたくさんあるということに再度唸った。

今日は、TM師匠と鋸山に行ってきた。近そうでいて、そのくせなかなか足が向かわなかったが、今回お誘いに乗らせてもらった。ぐるりと栃尾方面から回り込む。ブルが格納されている建物の裏からスタート。白で覆いつくされた棚田を観察しながら、うろつく。ここらあたりは、多くの沢々が深く土地を抉っている。

顕著な尾根は炭を焼いた跡と思われ、幹の細いブナが並んでいた。急登を登り、緩くなってきた先に主稜線が待っていた。雪庇は複雑に絡み合っていて、その下をトラバースして乗り切る。ゴロゴロと落ちていた雪の塊を横断して、強風の吹き荒ぶ鋸山に到着。暖かい南風に吹かれたのだろう、標柱がむき出しになっていた。

風は勢いを増しているので、早々に下山開始。風の通り道になっていないところで休憩する。M師匠、体調を壊していたとのことで、ジュースで乾杯。働きすぎもほどほどにしないと、行ける山もいけなくなってしまう。

雪はほどほどの状態で、教えを受けながら滑走。気持ちの良い斜面を登り返してもう1本。その後は林道目がけて棚田を滑り込む。今度は晴れた日に来てみたいものだと後ろを振り返る。


ここからスタートする

辺りを周遊しながら

尾根っぽいところに取りつく

いい感じのブナ林

急登を登る

もうすぐ主稜線に

雪庇の下をトラバース

やってきました

蓬平温泉方面
他人とは思えない

林をぬう

メインのバーンへ

相変わらずかっとびます

ザ!中山間地

この次は春に