2022/01/09

2022.1.8 阿寺山山スキー

メンバー:SH TH IH KK

コース:ジャバミ沢右岸尾根

レポート:KK


粉雪と私

やっぱり山スキーは楽しい


どこに行こうか。迷った末に阿寺山へ。きっとたくさんの人が訪れてくるのだろう。自分としては、静かに山に登りたいのだが。世間は、新型コロナ第6波襲来と騒いでいる。早く何とかならないものだろうか。

3時。昨夜から思いのほか雪が降り、集落の駐車場の除雪をしてから自宅を出る。多分、阿寺山取りつきの駐車スペースは、まだ除雪の最中だろうと読む。案の定、タイヤショベルは、シャリシャリとチェーンの音を弾ませて上に向かっていた。待避所でしばし待つ。この数年、私たちのために、駐車スペースを確保してくださっている。感謝だ。

準備をしていると、お隣「みちぐさ山の会」のKさんがやってきた。久しぶりに会えてうれしかった。その他2名。合計8名。(結局最後まで変わらず)スキーを履き、先頭を切って出発する。前日までのトレースが、薄っすらと残っているが、概ね膝ラッセル。ポンツーンは沈まず、ハイペースで坑道口に着いた。ここから先は、訓練を兼ね4人でラッセルを回す。一巡したところで休憩。高倉山が右隣に。難関の急登は、トラバースでかわし、その上で休憩をとる。青空が垣間見え、テンション上がる。ブナの枝に付いた新雪がとても美しい。

2段目、3段目と急登を登り切り、ついに台地に出る。山頂はもうすぐだが、期待に反し天候が回復せず、見えるはずの入道岳、中ノ岳など深いガスの中にすっぽり。待てばガスが上がるという保証もないので、下山することに。「降りると晴れるんだよね」なんて悔し言葉を吐きながら滑り出す。(予想通り下山後すっかり晴れ渡る。悔しい)

そんな愚痴を吹き飛ばすように、我々を素晴らしいパウダーが待ち受けていた。急斜面を思い思いに粉雪をまき散らす。スキーは勝手に浮き、体はそれに乗っかって浮遊する。山スキー最高!振り向けば、八海山がすっかり純白の姿を現していた。(やっぱりな)ルートは、顕著な尾根に入り、立ち木を避けながら高度を下げる。最後の深雪を味わうと坑道口に着く。良かったね。面白かったね。やっぱり山スキーは最高だよね。数々の賛辞を受けて、ジェットコースターのように駐車スペースへ。正月明け、いきなり至福を味わうなんて、今年はいい年になるかも。

後片付けを終え、新年1回目のこしじへゴー!


結構深い

まずは取りつきの尾根を
相変わらずの会話をしつつ

THさん自ら先頭を行く

我は行く

越後の山は最高です

お!

あと少し

「みちぐさ」Kさん
山で友人に会うと嬉しく、ほっとする

至福の時

マンダム

雄叫び上げて
最後の一本

夫婦滑り

ラスト

下山すると晴れるのは何故

煮干しラーメン
これなくして山行の終了はない



2 件のコメント:

  1. 昨日は越後の山はどこも最高のパウダーだったので、今シーズン初山スキーだった私にとっては嬉しいことでした。ラッセルの半分以上を担ってもらい、感謝!です。甘えていないで頑張らなければ。

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  2. 降りたら晴れる。青空が恨めしい。この次も静かな山で滑りたいですね🎵

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