2017/01/10

2017.1.3 至仏山(小至仏山手前まで)

メンバー:KS、TU
5:20戸倉ゲート 7:00津奈木橋 8:15鳩待峠 
10:40小至仏山の手前(2120m) 12:25鳩待峠 14:15戸倉ゲート

そのうち尾瀬経由で平ヶ岳に行きたいというのもあり、下見を兼ねて戸倉から至仏山へ向かってみる。ゲートから鳩待峠まで約10kmの林道アプローチ。足慣らしにはもってこい。小雪のこの時期、林道を活用して便所へ行くのも悪くはないが、やはり山を目指したいところ。

ゲートの先にはうっすら数cmの積雪があり、なんとかスキーで進める。1時間も行くとストックがアスファルトに当たるかつんかつんという音もしなくなる。トレースのおかげもあって鳩待峠まで3時間。雪は軽く、新潟のそれとは別物のように思える。

峠からは夏道沿いにゆるい登り。トレースはなく、軽雪のラッセルが心地よい。灌木は出ているがどこでも歩ける程度。植生がブナやダケカンバからオオシラビソに移り、それも疎らとなってくると風は強まり、視界はなくなりはじめる。
小至仏山への尾根に取り付くも、ホワイトアウトに近い視界と強風のためピーク手前で断念。風裏となる東側の斜面をトラバースする手もあったが、雪面に時折クラックが入るため新雪が吹き溜まっているであろう風裏に入るのは危険と判断。

登りでいくつかあったポコを巻きトラバース気味に夏道に戻り鳩待峠へ。雪はとにかく軽く、尾瀬ヶ原方面への広い斜面を滑られたらさぞかし・・・、という具合。風が強まった峠でビールとラーメンをすすり、林道のトレースを下る。

トレースは風が運んだ雪でかなり埋まっており、傾斜もそれほどでもないものの新雪のためか板は結構走る。だが後続でより滑るはずのKSがなかなか追いついて来ない。数年間板を放置したままだったらしい。こちらはシーズン前に手入れをしており、名ヶ山スキー工房の腕に深謝。だがよくよく思い出してみればこの日の板は秀山荘のチューンナップであった。

林道歩き

鳩待峠から登り方面





登るにつれ枝の積雪も増してくる


小至仏山が近いはずだが何がなんやら

滑ろうにもあたりは真っ白

ブランクを感じさせる滑り

1 件のコメント:

  1. 自分が思っていたパウダーっていうのは、何なのだろう。その軽い雪とやらを感じてみたい。今週の降雪が楽しみですね。

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