降らないと思っていた雪が、どさっと来た。雪国はこうでなくっちゃね。といいながら、続けて10日間も雪掘りをしたので、ちょっと体は疲れ気味。
どこに行こうかと迷った末、馴染みの巻機山に行くことになった。今日は久し振りTMさんを交えて、藪が隠れたであろう斜面に思いをはせる。5時。誰かいるかと思ったが、我々だけだ。TUのラッセルでガシガシ進む。概ね膝下。暗闇に浮かぶ橋を過ぎ、桜坂へ。おお!雪がいっぱいだ。登山道をすり抜け、いつもの斜面にトレースを刻む。
井戸の壁。おお!ここも雪がいっぱい。苦労することなく5合目に着く。MWさん、今日は調子がいまいちで、遅れ気味。米子沢は完全に埋まりきっておらず。大滝が顔を覗かせている。もう少し降れば滑ることができる。癒しのブナ林を過ぎれば6合目。朝日に照らされる天狗岩。いつ見てもいい景色である。
ニセ巻機山を正面に見て、気持ちの良い登りが続く。振り向けば谷川連峰、苗場山の峰々。見飽きない。心配した8合目下の急坂は、クラストしておらず、クトーを着けることなくやり過ごす。この日は風がなく、恐ろしいくらい穏やか。めったにないことだ。
ニセ巻機山に近づくにつれ、巻機山本峰が大きくその姿を現した。時間も早かったが、黒い雲がどんどん迫ってきたので、山頂へは向かわず終了とする。さあ、滑りましょう。風でデコボコになった斜面を慎重に下り、滑沢の源頭へ。解放感抜群!途中で尾根にトラバースして、そのまま一気に7合目まで。そこを過ぎるとパウダーが待っていた。ヌクビ沢への誘惑を断ち切り、6合目。天狗岩を正面に大休止。TMさんのザックから豪華な食糧。参りました。
完全にオープンバーン化した井戸尾根は、快適そのもの。深雪の井戸の壁にうっとり。下って朝のトレースに乗っかり、あっという間に国道に出た。巻機山の頂上は雲がかかり始めていた。良い山行だった。
井戸の壁
今回は楽勝でした
米子沢
大滝が顔を覗ける
癒しのブナ林
天狗岩
雄大な景色
我々は行く
谷川連峰
8合目を過ぎる
心の山「巻機山」
TU
ベテランの域に達したか
滑沢源頭
井戸尾根滑降
どこでもスイスイ
本日の限定麺
「ザーサイ辛麺」
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