2017/01/03

2017.1.2 阿寺山山スキー

メンバー:NI IH MW KK
タイム   :広堀6:10~尾根取付6:50~山頂11:20~広堀14:00

新年明けましておめでとうございます。今年も1年無事に充実した山行ができますように。

MWさんのリクエストに応えて、藪必至の阿寺山へ。午前中に天候が回復する予報に期待、山頂からの絶景を楽しみに試練(別名:パラダイス)を乗り越えて暗闇をスタート。林道には、薄っすら5cmほど。暗闇に浮かぶ尾根は、黒々している。

尾根の取り付きから雪は切れていたが、強引に這い上がる。ブナの間に残る超湿雪を繋ぎながら高度を稼ぐ。藪は濃いものの、降雪がなかったせいか枝垂れかかってはいず、比較的登りやすい。(俺だけか)いつもの細く、切れ上がった箇所も左から巻けた。いい感じ。

段差を上るにつれ雪は乾き、シールは団子状態。ワックスを塗ると足並みが早くなってきた。3段目の急斜面にはオープンバーンが広がり、帰りが非常に楽しみ。斜面を登りきると、隠れきれない木々が立ちはだかるが、上空の雲はどんどん取れ始め、八海山が全容を現し気持ちは昂る。阿寺山とは相性が悪く、山頂からの絶景を見ることが少ないが、今日は眺望を楽しめるはずだ。

斜度が落ち、尾根が緩やかになったところで、前方に中ノ岳がド~ンと姿を見せた。テンションマックス。でけ~。雲がかかっていた駒ヶ岳の山頂も徐々に見え始めた。ゆるゆるとスキーを滑らせて山頂に到着。山頂からは、裏巻機山~牛ヶ岳~上越国境~ネコブ山……。余すところなく絶景が広がった。大毛無山が頚城の展望台なら、阿寺山はまさに魚沼の大展望台だ。

風もなく、穏やかな山頂は去りがたいが、我々には大きな試練=下山が待っている。2段目の急斜面までは概ね順調に。歳のせいか、声に張りの無くなってきた歓声(奇声)を上げながら落ちていく。がんばってきたご褒美である。その後は、横滑りをメインに木々の間をぬって。途中、木にひっからまって横転する者、股裂きにあう者等。ドロドロになりながら下山した。







まずはスキーを放り投げて












相変わらずIHさんは明るい
威勢のいい声が木霊する










高度上ると雪は多くなり、軽くなった













おお!これぞ雪山!












麓から既に4時間
しかし気持ちは徐々に上がる












雲は取れ、八海山が現われた












ついに稜線に出る











阿寺山山頂へ












巻機山~牛ヶ岳~大兜山
行ってみて~!











小沢岳~下津川山~ネコブ山












さあ、下山だ!












うひゃ~
山スキー最高!












IHさん












NIさん
4月から自由人へ











最後の斜面
ヨレヨレ













何と言っても中ノ岳
存在感が凄い




2 件のコメント:

  1. 三度目にして、初めて阿寺山頂からの絶景を見ることができました!藪の下山も含めて(?)山スキー最高!!試練と書いてパラダイスと読む。今季の目標にします。

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  2. 果てしない深雪ラッセルの夢は叶わず、藪藪ラッセルの日々を楽しく行きましょう。

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