2014/06/16

2014.6.15 巻機山~牛ケ岳山スキー

メンバー:KK
タイム:桜坂4:50~巻機山7:40~牛ケ岳8:10~ブサノ裏沢1720m地点8:40~
     稜線9:20~ 米子沢右俣出合9:40~登山道10:00~桜坂12:00

ワールドカップはどうなったのか。日本は勝ったのか。日本国中が湧きあがっているのだろう。しかし、今日の俺は自己鍛錬のため、サッカーより山なのである。

2時半に起床のはずが3時になってしまった。出だしから早くも挫けそうである。桜坂に着くと既に駐車場には10台くらいの車。先週と違い爽やかな朝である。スキーを背負っての山行は随分久しぶりだ。風もあり、気持ちよく登ることができた。

巻機山山頂で休憩をとり、牛ケ岳に向かう。途中ボランテアの方がロープの張り替えを行っていた。ありがたいことだ。谷川方面への分岐を過ぎると奥利根の谷が広がる。いつ見てもいい景色だ。一旦下り牛ケ岳の山頂へ。小沢岳、下津川山、銅倉尾根。数年前の春合宿が思い起こされる。戻りの鞍部の途中から雪渓に渡る。さあ、いよいよブサノ裏沢を滑ろう。

沢は途中で曲がっており、どこまで滑りこむことができるか分らんが行ってみよう。雪面はがたがたで快適とは言えないがいざ行かん。標高1720m付近まで降りる。下を見ればいつか辿った台地が見えた。まあ、今日はここまでにしよう。次は標高差200mを登り返し。頭上遠く雪渓を見上げる。

登山道に出てみると多くの登山者が休んでいた。「あら、スキーよ。どこを滑るのでしょう」など好奇の視線が痛い。人影が少なくなったのでちょっと藪を漕ぎ、米子沢の源頭の雪渓に立つ。ニセ巻から観察していたとおりの沢に飛び込む。気落ち良く滑ったのもわずか、あっという間に左俣との出合に着いてしまった。小屋方面には戻らず、そのまま斜面についている雪渓を登れば、八合目の階段の終わるところに出た。下山はスキーのテールとトップがあちこちにぶつかり、へとへとになりながら桜坂へ。

この時期までスキーをやったことはなく、思い切って出かけて良かった。TUは「まだまだ行けますぜ」というが、はたしてどんなものだろう。板はまだ玄関に立てかけてあるが。







一週間で景色も変わりました












織姫の池でしょうか
苗場といい、越後の山は最高ですね












今日はがんばって
牛ケ岳まで足を延ばす











割引岳
いつかこの稜線も歩きたいです








ブサノ裏沢
下に見えるの雪渓の場所は春になると気持ちのいい台地になる処でしょう










稜線を目指して登り返し











幾度となく訪れた銅倉尾根













米子沢源頭












左俣との出合
この沢を詰めると小屋の下に出る










真ん中上部の雪渓から滑った













また来期もよろしくお願いします

1 件のコメント:

  1. さすがの一言です。
    この調子で新たな境地を切り開いていってください。
    次はどこだ?

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