2020/02/26

2020.2.24 魚野川毛渡沢山スキー

メンバー:KK
コース:土樽~バッキガ平~

仙ノ倉北尾根 又辿ってみたい

全国的晴予報。各方面の記録を見ても、その充実ぶりが窺い知れる。寡雪の今シーズン、前日の降雪があり、貴重な一日となったことだろう。と、私はあわよくばとスケベ心を出し、万太郎山に向かった。各地沢は埋まりきらず、5月の連休のように清い流れを見せており、毛渡沢も決して例外ではないと思ったが、それでもどこかに渡渉点はあるのではと。希望。

今日も湯沢方面。林道入口には3台の県外ナンバー。橋の袂にもう一台。スキーのトレースはなく、大方は棒立山に向かっていた。林道に消えかかったのが残っていた。雪は軽く、ブーツから踝ラッセル。途中、側溝から溢れ出た水で、所々雪が切れる。いつもの川を横断する沢の出合でスキーを脱ぐ。前方に仙ノ倉岳北尾根がうっすらと見える。挑戦。

順調に進んだその時、小松沢出合の手前で道が消えた。あれ?ときょろきょろするが、水が勢いよく流れるだけで、道型がない。斜面をへつって出合へ。仕方なく渡渉する。しかし、水量多く、あっという間にブーツに水が入ってしまった。去年の水害の傷跡なのだろう。気持ちを切り替えて先に進む。群大ヒュッテを右手に見、橋を渡る。トレースが北尾根に延びている。立派な林道からタカマタギ方面が曙光に照らされている。綺麗。

林道終点から雑木林を進む。川音が良く聞こえる。藪は薄く、このまま行けるのではと淡い期待を抱きつつ前へ、前へ。どこかで右岸に渡渉しなければならないので、注意深く川岸を見ているが、なかなか良い地点が見つからない。ついにいく着くところまで。進行は無理となり、戻って目星をつけていた箇所に。川幅は広いが、浅瀬と飛び石で渡れるのではないかと思い、スキーを担いで渡渉開始。4/1位まで行くが、徐々に水が勢いを増し、再びブーツに水が入る。落胆。

すごすごと元来た岸に引き返す。空を見上げると青空が広がろうとしている。後悔。シールを剥がすことなく自分のトレースを追う。その後もブーツを濡らし、スキーを脱ぎを繰り返し、途中北尾根を下山したPを追い抜き橋に到着。帰路、橋から棒立山の鋭鋒が間近に見えた。いまいちの一日だった。残念。

数年ぶりの道
ゲート
おお!万太郎山だ!
どうもおかしい
道がない
仙ノ倉谷
タカマタギ方面
左岸を行く
遂に行き詰る
渡渉点 行けそうだったが
敢え無く引き返す
荒沢山と足拍子
棒立山
貴重な晴を逃してはいけない。反省。






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