2020/02/03

2020.2.2 東谷山山スキー

メンバー:HT IH SH KK
レポート:KK

心地良い一日
東京から来られた単独の方は、60歳を過ぎてから山登りと山スキーを始めたと言っていた。ゆったりとしたペースであるが、確実な足取りが上へ上と進んでいた。ふと足元を見ると、なんとあの重いポンツーンではないか。昨年定年を迎えた自分より年齢的に上であろう方の、情熱とモチベーションの高さを垣間見た。衝撃を受けた。よし、来季は自分もと心を新たにした。

時ならぬ大雨ですっかり積雪量も減ってしまい、家の周りも雪はほとんど見えない。が、週末にかけて幾分の降雪があり、これはどこかに行かねばと思いたち、東谷山に行ってきた。半分諦めて行ってみると雪は結構あり、いつもの廃墟から出発。気温も低く、サラサラである。

林道には既にトレースがあった。杉林を抜け尾根に取付く。雪は少ないものの登るに支障はなかった。人数が多いとおしゃべりにも花が咲く。幾段かの坂を越えると、二居からの稜線に繋がる。平標山方面はガスがかかっていて見通せなかった。ブナが新雪で化粧されて美しい。いい景色だ。

緩い尾根を進めば、そう時間もかからず山頂に到着。先行者の皆さんは、幾分二居峠よりから滑りこむようだ。山頂を後にして谷の左寄りからドロップ。新雪が舞い上がる。急斜面を浮かび上がる様に落ちていく。快感だ。ブナの立木を避けながら滑ると、もう谷底に着きそうになる。トラバースを左寄りにとり、少しずつ高度を下げる。時々現れるオープンバーンを狙う。最後は、スギ林をちょっと抜けて林道に合流。最後まで軽い雪のままだった。

途中幾度か藪や蔓に足を取られたり、枝パンチを受けたりしたが、今季一番の滑りだっただろう。そして時間も調度よく、そのままいつもの店へ、いつものように車を滑らせ、いつものように満足して帰路につく。山スキー最高!

よし、出発
キノコの思い出など語りながら
東京の方とスライド
いい感じになってきた
うっとり
急斜面を
雄叫びをあげつつ
粉雪を巻き上げる
至福の時がずっと続けばよいが
そんないいことは続かず
だけど私は…
酔ってしまいそうになる
しかし、厳しい現実が待ち受けているのである

今日の限定麺
白菜豚肉塩ラーメン

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