十日町おだまき山の会: 2020.2.15 日白山山スキー

2020/02/16

2020.2.15 日白山山スキー

メンバー：SH　KK　RK（NCC）
コース：二居～地王堂川左岸
レポート：KK

谷川連峰大展望

先週の夢のような降雪から一転、今週は嘆きの高温に辺りは土がまた出てしまった。致し方ない。今季はこのまま進んでしまうのだろう。

今日は、NCCのKさん、会員のSHと共にこの時期限定の山「日白山」に行ってきた。滑りは期待できないものの谷川の大展望が見られるだろうと。二居からスタート。上り調子の林道をひたすら進み、林道の終点から地王堂川を左岸に渡る。スギ林の台地に上がり、SHによるシール走行の講義が始まった。勉強、勉強。

第一急登を登り終えると広い台地に着く。Kさんの肩越しに白い日白山が見える。そこだけ真っ白だ。唐松が混じった林を横断し、沢を一つ越えて大きなブナが立ち並ぶ斜面に入る。Kさん、SHの指導を受けてジグを切る。雪質はモナカ。帰りが心配。

時折日が差してきて、稜線の向こうにパノラマが広がっているのを期待する。稜線はすぐそこだ。ブナの背が低くなったところで、稜線に飛び出す。真っ白！期待とは裏腹にガスが一面を覆っていた。しかし、天気は回復基調、もうすぐ晴れるはずだ、と、思う間もなく苗場方面が見え、更に後ろに平標方面が姿を現す。

緩やかな稜線をのんびり進む。時間をかけて天気の回復を待つのだ。時折姿を見せては隠れを繰り返し、弄ばれる私達。焦らし戦法にやられる。長釣尾根の合流から少しで山頂に到着。久し振りの頂上である。更に焦らし戦法は続いているため、雪の椅子を作って待機する。東谷山から来た栃木の方としばし談笑。

万太郎山をちらっと見たことで、今回は満足し、下山することにした。ひと滑りして立ち止まると、おお！何てことだ仙ノ倉谷を挟んで山々が全身を見せてくれたではないか。素晴らしい！端から順番に山座同定しながら絶景を堪能する。待っていて良かった。

見飽きない景色に後ろ髪をひかれつつも、下山を開始する。ブナの斜面は、モナカも幾分解消し、何とか滑られるようになった。Kさんの試練も始まる。避けては通れない道というものである。下るにつれ雪はどんどん腐り、前のめりになったり、後に倒れそうになったりしながら林道終点地につく。それからはトレースに乗っかり車まで辿り着くことができた。時間も調度よく、Kさんに我が店を紹介するべく六日町に一路進路を取る。