メンバー:SH KK
コース:高柳白倉~
信仰の山
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歴史に触れる山旅 |
この時期何かと忙しく、今日は午後の出発となった。それではと、ホームマウンテンを別ルートから登ることにした。はたしてこの林道は何のためなど、野暮なことは言わない。まだ工事が再開されていない白倉から向かうことにした。
朝からずっと雨で、テンションが上がらないSHだが、行ってみて駄目だったら戻ってこようということに。岡野町から細い道を鬼沢川沿いに旧白倉集落へ。どのような歴史があったか知りたい。道はどんどん険しくなり、途中から開設中の林道と交差する。ある程度のところで車をデポ。造林作業道を並んで歩く。
山腹のあちらこちらに、猪がその鋭い牙で掘ったのか、大小の穴がある。更に作業道の真ん中には、日本鹿のものと思われる凶器に近い角まで落ちていた。ちょっと前では考えられないこと。いつか獣たちに支配されてしまうだろう。
道は尾根に向かってグングンと延びる。植林のためとはいえ、先人たちの努力が窺える。尾根に達する4体のお地蔵様。水上コースとの分岐である。一旦下り、その後は右手の柏崎側の立派なブナ林を愛でながら登っていく。登山道が閉鎖中ということもあり、笹が足元に煩い。しかし、いいブナ林だ。新緑の頃訪れてみたい。
途中、途中に苔生す石仏が我々を迎えてくれ、この山が古くから里の人達の信仰を集めていたのだと感じさせられた。思わず手を合わせてしまう。窪になっている所に雪が出始める、やがて黒姫峠。清水谷との分岐である。そして、残雪が多く残る斜面を登りきれば鵜川神社だ。「一日も早くコロナが終息しますように」ただ祈るばかり。
下りは早く、あっという間にデポ地点へ。その後、かつての故郷の繁栄を思い、溜息が出っぱなしの水田跡地の風景に心を痛ませる。日本はどこに行くのだろう。
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歩き始め道を間違える |
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良く見えないが、足元に鹿の角 |
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癒やされつつ |
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う~ん、薬師如来か |
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風雪に耐えた木々 |
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黒姫峠 人々の往来があったのだろう |
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肩が治りますように |
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残雪豊富 |
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どうかコロナが… |
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下りは早い |
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霧が晴れ、斜面に広がるブナ林 |
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いかにも越後の山って感じ |
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谷間に繋がっていただろう棚田 |
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可愛らしかった道標 |
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