コース 木地屋(P) 0:00 ~ 1:45 白池 2:10 ~ 2:30 木地屋(P)
ある方々のHPを日々確認し、どうしても取り入れてみたいことがあった。
夜間行動である。今回、結果的にそれを最大の目的としてクローズアップさせ、この山行が大成功だったということにしたい。
計画は、蓮華温泉を経由して雪倉岳をも目指してしまおうという壮大かつ無謀なものだったが、状況次第では早期撤退とし、いまだ足跡を残していない山域へ挑戦したかった。
23:30の目覚ましで2時間の仮眠タイムを終え準備を整えていると、なんと雨が当たってきた。この時点で一気に心が萎えてしまいそうだったが、一旦車で待機したものの、こうしていても闇の中では何も進展しないと考え雨の中を出発。ちょうど0時だった。
星も月もなく、雨の降る中をヘッドランプの灯と道なりに延びているトレースをたよりに歩き出した。
黙々と進むこと1時間45分で白池に到着。雨は雪っぽくなっていた。山ではまた新雪が積もっていることだろう。東屋で簡単な食事を取り、シールを剥がす。
いよいよ暗闇滑降!ヘッドランプの灯だけが頼りだ。林道ショートカットも慎重にボーゲンを多用して滑降。林道は適度に斜度がありトレース跡を滑るとスピードが付いて快感だ。前を滑っていくKKさんは余裕のターンを繰り返している。暗闇に奇声もあがる。ブナに囲まれた広い道跡を快適に滑り下る。とっても新鮮な体験だった。ブナの根開きが白く浮き立って見えたのも美しかった。
20分ほどの滑降で木地屋に到着。時計を見ると、2時30分。
雨の中、ズブ濡れになった装備を車の中に押し込め出発。
さぁ、一日が始まるけど…今日は何しよう?!
雨の夜間行動も暑い。一枚脱ごう! |
終了点の白池の東屋。 |
今日も満足の山旅 |
白池の看板 |
暗闇の滑降へGO! |
かの人は、どの山行でも思い出づくりといって出かけています。今回は十分良い思い出となりました。
返信削除閉口・・・
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