2020/03/16

2020.3.14 帆柱山~刈羽黒姫山

メンバー:TM(みちぐさH) KK
コース:磯之辺~帆柱山~刈羽黒姫山~磯之辺(周回)
タイム:集落C8:15~帆柱山9:55~登山道10:50~
            山頂11:05~集落C13:00

哀愁の里山
里山周回の山旅
念願の周回山行に行ってきた。里はすっかり春の様を呈し、フキノトウの淡い黄色も見慣れてきた。前回スキーで撤退した帆柱尾根からコースをTMさんと歩いてきた。歴史深い磯之辺の一端を知ることができ、増々興味がわいてきてしまった。

天気は下り坂、中止の連絡が入るのではと思ったが、決行である。集落センターで待っていると雪がちらちら舞ってきた。雨よりはいい。雪景色が見られるだろう。そして、いよいよ尾根の末端から取付く。明瞭な一本尾根が帆柱山前衛まで続く。裏山は立派なブナ林で、芽吹きの頃訪れてみれば、さぞ癒されるであろう。と、斜面を登るとお墓だ。たくさんある。へ~。こんな所に有るのか。

緩やかな尾根筋を忠実に辿ると、藪が始まった。まあ、なんてことはないが。雪は降り続き、木々の枝は化粧を始めた。尾根は次第に険しくなり、藪に混じってとても細くなる。「毛猛と同じくらいだ」M氏。雪を拾ったり、ボヨを掴んだりしながら標高を上げる。そして前帆柱山(仮称)に到着。一旦下り気味に下降し、登り返すと目標の帆柱山に到着。残念ながら周りの景色は見られないが、第1の目標を達する。

ここから白倉に流れる川の源流に向かう。小尾根を幾度かトラバース気味に進む。尾根の途中に顕著なコル。1/25,000に表記されている道だろう。源流になかなか到達できなく、同じような沢形状が現われてくる。何本かの沢をやり過ごして到着。黒姫峠には寄らず、そのまま夏道に登り上げる。稜線からわずかで鵜川神社に着いた。

辺りが白く煙る中、その当時この場所で近在の衆が集まり、踊り舞ったことを思う。山頂避難小屋で軽く食事をし下山。わっせ、わっせと超湿雪を駆け降りるM氏。と、こんな日に誰も来ないだろうと思っていた矢先、下から男性一人。話をしていると、何と知り合いのK崎サンではないか。久し振りである。あれこれ喋って再会を約す。

この一週間で雪解けは進み、鬼殺しの清水からは夏道で出ていた。日曜日スキーで乗り上げたばかりであったが。下るに従い雪が雨に変わっていく。県道はすっかりアスファルトが出ており歩きやすい。早くも地元の爺さんが農作業をしていた。黒姫神社でお参りをして帰路につく。この興奮を伝えねばと思い、麦麦に寄り語って家に向かった。

裏山のブナ林
見事
岩を抱いている木
藪山アルパイン
なかなか手ごわい
雪を拾いつつ
やりました  前帆柱山
詰めてきた沢状を振り返る
ここが帆柱山山頂です
旧道のコル
源流に向かう
早くコロナが終息しますように!
憩いの山頂小屋
幻想
すっかり


2 件のコメント:

  1. K崎です。
    この日、お会いできてよかったです。
    恥ずかしながら体調イマイチだったため、お二人から元気をもらえて、なんとか山頂まで。心から感謝です。
    帰路ではベーカリーに立ち寄る予定が、相変わらずの人気で、すでに売り切れ。通り過ぎる際、KKさんのお車が止まっていたのは分かったのですが。
    また再会できることを楽しみにしております。
    取り急ぎご報告を。

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  2. こんばんは🌃久しぶりにお会いできて良かったです。私も、何だか元気がないなぁと感じました。今回は、念願の周回ができて満足です。また、どこかの岳で‼️

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