2019/02/19

2019.2.18 白鳥山山スキー

メンバー:NI KK
コース:榀谷左岸尾根

北アルプスは一気に日本海へ削ぎ落ちる
新潟県は広い。十日町から上越、糸魚川、そして市振、上路。2時間半近くかかった。それも一旦富山県に入ってから新潟県に戻るのである。晴天が約束されたこの日、NIさんと眠い目を擦りながらやってきた。山頂から広がる北アルプス~頚城山塊、更に眼下に広がる日本海と申し分のない山行になった。

どこまで行っても新潟県。やっと着いた上路集落。既に明るくなっていた。林道終点に車3台。ボーダーの単独行の方と前後しながら尾根を登る。始め腐った雪にシールが十分すぎるほど効いたが、徐々に粉雪となり後ずさりしてしまった。そして、最後の急登を凌げば前方に白鳥山が優雅にその姿を現した。雲がどんどん切れていく。

ふと目を県境尾根に転ずると、今まさに滑り落ちらんとするボーダー。4人Pみたいだ。しばらく待ってみると、雄叫びを上げて谷に滑り降りていった。かっこよかった。尾根は緩くなり、ついに県境尾根に到着。
おお!北アルプスがど~ん!すげ~!
感嘆の声を上げながら小屋を目指す。去年は、ガスガスで見えなかった景色が一気に。

小屋の脇に穴を掘り、目の前に展開する絶景を飽きることなく堪能する。空は雲一つない晴天だ。4人Pは前泊で、毎年来ていて沢々を滑っているとのこと。1泊もありだなあ。4人Pが滑り降りたあと、いよいよ我々の番だ。小さな雪庇を飛び越え、飛び込む。おお!気持ちいい。遮るものなし。真っ新な雪面にシュプールを刻む。素晴らしい。あまり高度を落とさず、尾根を左に睨みながら徐々に快適斜面を滑る。最後は、大きくトラバースし登ってきた尾根に上がった。

余韻に浸りながら、緩やかな尾根を下る。お楽しみは続いて欲しかったが、標高が下がるにつれ、いよいよ苦行が始まる。雪は超重、水気たっぷりになった。これも、これから始まる春山の練習だと思えば少しも苦しくはない。何てことは言えないくらい足にくる。最後の斜面を切り抜け、神社脇の杉林を抜ければ、最高の山行が終わったことになる。

3連戦になったこの日
谷の向こうに長野のボーダー
白鳥山が見えるところまで来た
最後のひと登り
向こうは海だ
小屋に到着
絶景が広がる
栂海新道~朝日岳方面
山稜の後ろに剣岳
雨飾山をはじめとする頚城山塊
始まったパラダイス滑降
たまりません!
急斜面も問題なし
満足げなNIさん
よれよれ ガクガク
上越「立川ラーメン」
大盛10円増し! 美味しかったです!



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