コース:榀谷左岸尾根
北アルプスは一気に日本海へ削ぎ落ちる |
どこまで行っても新潟県。やっと着いた上路集落。既に明るくなっていた。林道終点に車3台。ボーダーの単独行の方と前後しながら尾根を登る。始め腐った雪にシールが十分すぎるほど効いたが、徐々に粉雪となり後ずさりしてしまった。そして、最後の急登を凌げば前方に白鳥山が優雅にその姿を現した。雲がどんどん切れていく。
ふと目を県境尾根に転ずると、今まさに滑り落ちらんとするボーダー。4人Pみたいだ。しばらく待ってみると、雄叫びを上げて谷に滑り降りていった。かっこよかった。尾根は緩くなり、ついに県境尾根に到着。
おお!北アルプスがど~ん!すげ~!
感嘆の声を上げながら小屋を目指す。去年は、ガスガスで見えなかった景色が一気に。
小屋の脇に穴を掘り、目の前に展開する絶景を飽きることなく堪能する。空は雲一つない晴天だ。4人Pは前泊で、毎年来ていて沢々を滑っているとのこと。1泊もありだなあ。4人Pが滑り降りたあと、いよいよ我々の番だ。小さな雪庇を飛び越え、飛び込む。おお!気持ちいい。遮るものなし。真っ新な雪面にシュプールを刻む。素晴らしい。あまり高度を落とさず、尾根を左に睨みながら徐々に快適斜面を滑る。最後は、大きくトラバースし登ってきた尾根に上がった。
余韻に浸りながら、緩やかな尾根を下る。お楽しみは続いて欲しかったが、標高が下がるにつれ、いよいよ苦行が始まる。雪は超重、水気たっぷりになった。これも、これから始まる春山の練習だと思えば少しも苦しくはない。何てことは言えないくらい足にくる。最後の斜面を切り抜け、神社脇の杉林を抜ければ、最高の山行が終わったことになる。
余韻に浸りながら、緩やかな尾根を下る。お楽しみは続いて欲しかったが、標高が下がるにつれ、いよいよ苦行が始まる。雪は超重、水気たっぷりになった。これも、これから始まる春山の練習だと思えば少しも苦しくはない。何てことは言えないくらい足にくる。最後の斜面を切り抜け、神社脇の杉林を抜ければ、最高の山行が終わったことになる。
3連戦になったこの日 |
谷の向こうに長野のボーダー |
白鳥山が見えるところまで来た |
最後のひと登り |
向こうは海だ |
小屋に到着 |
絶景が広がる 栂海新道~朝日岳方面 |
山稜の後ろに剣岳 |
雨飾山をはじめとする頚城山塊 |
始まったパラダイス滑降 |
たまりません! |
急斜面も問題なし |
満足げなNIさん |
よれよれ ガクガク |
上越「立川ラーメン」 大盛10円増し! 美味しかったです! |
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