2019/02/12

2019.2.11 八海山入道岳山スキー

メンバー:TU KK
コース:広堀~五竜岳~入道岳
タイム:広堀5:00~五竜岳9:45~入道岳10:50~阿寺山12:25~広堀13:40
レポート:KK

久し振りの大感動だった
馴染みの店の窓から見える八海山入道岳は、白く大きい。過去の記録には、ホッシーさん、金沢の先生、清津Zさん(五竜岳)があり、いつか行ってみたいものだと思っていた。ちょうどTUさんが計画をしており、除雪がなかったこの日同行させてもらうことにした。TUの力強いラッセルに助けられ、感激のピークを踏むことができた。

気合入れまくりで2時30分に起きてしまった。降雪がないのを確認して家を出た。このところ燃費が悪くなり、すぐに腹が減ってしまうので、今日は朝からがっつりとすき家で飯でも食うかと考えていた。セブンに寄ってコーヒーを飲んだら無性にスパゲッテー食いたくなり、一皿食う。しかし、物足りなさを感じ別のセブンでもう一皿。ちょっと胸が焼けた。

広堀では、既にTUが準備をしていた。取り付きまでの林道には、びしっとトレースが付いており、時間を稼ぐことができた。尾根に上がると、昨日のシュプールの痕がこれでもかとついており、登りづらいことこの上ない。途中、夜明けとともに入道岳が浮かんできて、遠いなあと思ってしまう。阿寺山の下を大きくトラバースし、五竜岳に向かう。下り基調の尾根をどんどん進む。はたして、目の前に聳える入道岳の雪庇を越えられるだろうか。

下りから登りに差し掛かる頃、周りの景色がドーンと広がる。駒ヶ岳の雪の襞が厳冬期の装いを纏っている。水無渓谷側に切れ落ちるオカメノゾキのナイフエッジが鋭い!その先には魚沼山群の盟主中ノ岳がずっしりと鎮座している。更に沢を越えた向こうには、南魚沼の里が一望だ。辿ってきた阿寺山の稜線が美しい。素晴らしい景観だ。

さあ、いよいよ山頂目指して頑張りどころ。斜面は、氷化しているどころか雪が深く、重い新雪だった。膝上ラッセルが続く。TU強い!登るにつれ山頂付近の雪庇が迫る。最初越えられるかと不安だったが、一部高さがなく、山頂下の斜面に出ることができた。斜面には所どころ落とし穴があり、うかうか進んでいられない。そして、ついに山頂!正面に八峰が起立していた。風も弱く、コンデションが良かった。最高だ!

さて今度は下り。大斜面を思い切り飛ばして、と言いたいが深雪でどこまで滑ることができるだろうか。そして、雪庇を跨いでGO!調子よく高度を落とす。気分がいい。距離をおいてお互いを確認しつつどんどんと。しかし、思った通り重深雪でスキーが滑らず、あわや下りラッセルになりそうになる。思い切りスピードをつけて下る。

稜線まで降りて一安心。振り返ると風で消えかかってはいるが、はっきりとシュプールが見える。大満足。後は来た道を忍の一字で進むのみ。時間も1時近くになり、阿寺山に登山者は数名。群馬から来た方に写真を撮ってもらい、いざ第2章へ。シュプールのないところを選びながら、忠実に尾根を下った。下るにつれ、雪は重くなっていくが、調子はどんどん上がる。最後の林道をかっ飛ばせば、2時少し前に到着。

その後は、多少の時間調整をしながら、いつもの店へ。マンダムな山行と鼻水出っぱなしの旨いラーメンを食って最高の一日になった。

夜が明け、静粛の森へ
高倉山、巻機山が良く見えた
八峰にも朝が来た
稜線に上がると全容が明らかに
ラッセルは続く
おお!駒が凛々しい
最後雪庇を越えれば
ついに山頂!思わず雄叫び
阿寺山に向かって
入道岳をバックに
あそこまで行ってきたのですね
思い出に残る山行でした
【写真を追加】



3 件のコメント:

  1. 新雪期に素晴らしいです。私ももう一回行ってみたいところです。

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  2. こんにちは。ありがとうございます。記録を参考にさせてもらいました。念願が叶いました。斜面をもっと下まで滑りたかったですけど、大満足です。

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  3. おっじゃんショ2019/02/12 18:29:00

    凄いコースタイムですなぁ!羽でも生えてんの@@

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