十日町おだまき山の会: 2020.1.4 刈羽黒姫山山スキー

2020/01/06

2020.1.4 刈羽黒姫山山スキー

メンバー：KK
コース：清水谷～

折居からの黒姫

三国スキー場の後は、七ツ釜田代林道を2時間半で力尽き、明けて2日15ヶ月目の刈羽黒姫山に登ってくる。徐々に藪と親しくなる術を会得してきた感あり。（どういう感じかは秘密）。本日は、黒姫完全制覇のための試練「清水谷」コースである。果たして、スキーで行ってこられるか。

まずは清水谷集落の先「林道花立綱張線」入口へ。家から24kmと案外近いのである。目指す林道は、入口からコンクリート舗装が出ている有様。途中も、側溝から溢れだした水で雪が消えていた。スキーを脱いだり履いたり。八重桜の景勝地「桜ノ荘」辺りから安心して進むことができた。林道終点からいよいよ登山道に入る。道は急登の連続で、アキレス腱が切れてしまわないか心配になる。それでも辛うじて白倉コースとの分岐黒姫峠に着いたが、既に心が折れそうだ。

尾根上の景色は、昨夜の降雪で木々の枝にたくさん雪がくっついている。登山道の空間は遮られ、右に左に、右往左往の連続。たまに現われるちょっとした広がりに安堵する。上空に黒い雲が広がり始め、気持ちはさらに落ち込む。眼下に綾子舞の里が見えたのもつかの間、あっという間にガスに覆われてしまった。アップダウンを繰り返しているうちに、嬉しや鵜川神社に到着。2日より積雪が増えている。ああ、このまま磯之辺に下りたい。誰か迎えに来てくれ！

山頂でノートに記帳後下山。黒姫峠までシールで行くことにした。下りのシール滑りもなかなか捗らない。下山も同じくらい時間がかかってしまうのではないかと不安。峠からシールを剥ぐ。下り行程の6割が横滑り。3割林道。1割直滑降。技術云々ではない。ひっくり返らないよう安全に降りた。

黒姫山のコースはまだあるが、この辺にしておくか。