2020.1.11 守門・大岳山スキー

メンバー：ＩＨ

コース：大平から 

 

大平林道より大岳

 二分口の車止めでは行くか行くまいか話し合う先着二人、結果的に雪の少なさで断念し帰えってしまった。籔で登高は厳しいだろう。スキーも痛むだろう。でも、今日は天気も良く、ここまで来たんだし、林道ツアーを楽しむだけでもいいじゃないか、と出発することにした。

 

大平から林道へ入り、標高６００ｍの水路に沿って山裾を二分登山口まで周り込む。登山口から左に折れ林道伝いに長峰経由で保久礼小屋へ。ここまで２時間半かかった。

 

保久礼からはぐんぐん標高を稼ぐ。ヤセ尾根を抜けるとブナ樹林帯。霧氷の木々が青空に映える。美しい景観だ。ほどなくキビタキ小屋。先行のスキー跡はここまで。ここから上は人跡無し。ほどよくパウダーが積もっていて早く滑りたい気持ちに鼓動は高まる。

 

ブナ樹林から潅木帯へ。少々籔が濃かったが問題ないだろう。灌木帯を抜けると…、オーッ！大岳だぁ～！眩しすぎる光景が広がった。遠く巻機山も見える。今頃はＫＫが雄叫びをあげて井戸尾根を滑降している頃だろう。

 

５時間近い登高に運動不足の足は攣り気味。ゆっくり交互に動かして山頂へ。２０２０年の初登頂は純白の大岳でした。感慨無量。最高の眺めを堪能。しかし西風強く寒かった。

 

堅雪の上に数センチのパウダー。滑降には十分すぎる雪質だ。誰もいない尾根を独り占めで滑降！気持ちいー！来て良かった！！　キビタキ小屋まで１５分。保久礼小屋まで１０分。幸せのひとときはあっという間でした。

 

長峰まで這い上がれば、あとは林道ツーリングで以上終了！の筈だったが、思い込みで林道分岐を右へ入り栃尾方面へ１０分位進んだところで間違いに気づいた。３０分登り返して林道ツーリング再開。天気は西から崩れているようで空が暗くなってきた。急ぎたいけどスキーが滑らず焦るばかり。それでも山の女神は微笑んでくれたようで、下山後、車に乗って５分で強い雨が降ってきた。

長峰から大岳（右）と中津又岳

 

保久礼小屋

 

ブナ樹林帯

 

霧氷が美しい

キビタキ小屋

潅木帯も美しい！

 

このバーン！

 

山頂から守門岳

 

楽しめました！

 

中津又岳