2019/04/29

2019.4.28 火打山山スキー

メンバー:TU、IH(報告)
コース:笹ヶ峰 5:30 ~ 黒沢 ~ 十二曲り ~ 富士見平 ~ 高谷池ヒュッテ ~ 10:00 火打山 10:40 ~(滑降)~ 鍋倉谷と惣兵エ落谷の間の尾根 ~ 杉野沢林道 ~ 13:30 笹ヶ峰

時ならぬ寒波で山々は蘇った!
白銀にきらめく妙高連峰に向かう心はギンギラギンだ!
笹ヶ峰への道はガリガリバリバリに氷化し夏タイヤでは無理だ。タイヤ交換はGW明けと決めているTUのエブリーは絶好調だった。笹ヶ峰の駐車場には名だたるSUV車が十数台。すでに山へ向かった者、準備している者、さすがに人気の山岳である。30分遅れで出発。
TUのダイナミックなスキー歩行は惚れ惚れするほど速い!ガシガシ進んで、あぁ~もう見えない!
そんな感じでひたすら後を追う。黒沢で橋を渡り十二曲がりを最小限のジグを切って尾根へ上がれば乙妻山が素晴らしい!さらに急ないやらしい斜面を切り抜け緩やかな尾根に出れば景色は一変する。火打~焼~金山などの山々を見ながら富士見平へ。TUは時ならぬラッセルを楽しみながら自由自在にそして的確に前へ進む。黒沢岳をトラバースして最後はシール滑降で高谷池ヒュッテで一休み。天狗の庭から雷鳥平を経て火打山へ。山頂10時はTU。20分遅れてIHも登頂。北アルプスや妙高連峰の展望を堪能する。
さぁ滑降だ。TUは新調ヘルメットを決める。すでに山スキーの常識と化しているメット着用だが、「おだまきはベテランが被ってない!」とTUが指摘。「そうだなぁ~」とメット無しのオレ。
山頂から影火打山とのコルまで雪の感触をつかみながら滑る。コルから南面をトラバースし、惣兵エ落谷と鍋倉谷の間の広々した尾根に繋がるバーンでドロップイン!残念ながらパウダーとは言い難いが、風で波打つ無木立の急斜面をジャンピングターンで落ちていく。カイカーン!!!
スタミナ切れで一気に降りられず、何度も立ち止まり写真を撮り撮られながら落ちていく。
美しい岳樺が点在する広々とした尾根になると斜度は緩み、最後は平たんでスキーツアーとなるが、岳樺の木々一本一本が芸術作品のような美しさであった。尾根末端から再び急斜面となり雪を崩しながら落ちていく。これが本日最後の滑降だった。あとは鍋倉谷を豊富なブリッジで渡り、笹ヶ峰を目指しひたすらスキーを漕ぎ、歩く。杉野沢林道では初めて片足シール歩行を試したが、これがとても有効だった。シール足で踏ん張り、スキー足を滑らせると、少し登り気味でもスキーは滑って歩行距離が稼げる。下りならばシール足を少し浮かせスキー足を中心に滑るといい。
笹ヶ峰13:30着。天気も良く、山も良く、パートナーも良く、今日も素晴らしい山を楽しむことができた。
ありがとう火打山。ありがとうTU。次は何処だ!!

十二曲り...最小限のジグに留めるTU
尾根に上がる
 
尾根上の絶景

新雪ラッセルを楽しむ

風紋と火打山
麗しき火打山!

黒沢岳トラバース...風強し!

高谷池から火打山へ

堂津岳と北アルプス
 
火打山へ…パートナーは点!

火打山頂

頂から妙高山
 
頂から焼山

頂から北面台地と海谷の山々

頂から金山と北アルプス

大斜面へ飛び込む

果敢に攻める!落ちる!

妙高山をバックに
 
乙妻山へ向かって台地上の尾根を滑る

庭にも欲しい枝ぶり!

見事な枝ぶりの岳樺と火打山(中央)
 
岳樺アート
 
最後の急斜面へ
 


 





 






 



1 件のコメント:

  1. 頸城山域の雰囲気がどくどくですね。連休の1日を使って訪れてみよう☀️

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