2022/03/06

2022.3.5 中津又山山スキー

メンバー:KK TH SH フランス青年(ゲスト)

コース:二分~

日仏友好登山

ホヤが好きというフランスの青年

人生は、いろんなところで、いろんな出会いがあるものだと思う。まさか、この歳になってフランスの青年と一緒に雪山に登るなんて想像もしていなかった。日本とフランスの友好の橋渡しができるか、なんて大げさなことは考えないが、それよりも意思の疎通がうまくいくか心配であった。

旧松代町には、何故かしら多くの移住者が来られ、農業やら事業やらを手掛け、生き生きと暮らしている。昨年12月フランスの青年がやってきた。期間限定であろうが、暫くお隣さんとして過ごすのだそうだ。そんな彼を交えて、今日は中津又山へ行ってきた。

激混みが予想されたいつもの駐車スペースには、まだ満杯にはなっていなかった。クラストした雪面にスキーを走らせスタートを切った。東京の大学生Pと前後しながら進む。フランス青年は、BCクロカンで軽快に前に進む。法面を越えてしまえば、後は山頂まで一直線だ。

長峰を過ぎ、保久礼小屋へ。小屋の屋根には、小屋と同じくらいの雪がドンと乗っかっていた。相変わらず中津又に行く登山者はおらず、今日も静かな山旅ができそうだ。積雪量がそうさせるのか、いつもの尾根も難なく登りきる。登りきれば、谷を挟み中津又と大岳が姿を現す。幾度見ようが、感動する景色だ。喘ぐ我々の横を、す!す!とジグを切っていく青年。若さってやつですかね。

母川を間に、大岳に向かう人たちが列を作っていた。風が横から強烈に吹き付ける中、最後の長く、緩やかな尾根を登る。そして山頂。日仏合同隊仲良く登頂。しばし写真など撮って下山する。シュカブラの発達した斜面は、まさに苦行。よろよろしながら高度を下げる。すると、下がるにつれ雪質は変化し始め、更に苦行に輪をかける。そんな中でも青年は、実に楽しそうに滑っていた。最高だそうだ。

保久礼小屋で休憩。NCCKさんに偶然会う。こちらも好青年である。シールで登り返し、後は車まで行くのみ。がちがちトレースに乗っかれば、スピードが加速。難なく駐車Pへ。こうして日仏友好山スキーは無事終了した。


ガチガチトレース

陽気な青年

大学のワンゲルの皆さん

出合で休憩

三山方面も良い天気だ

見えてきました!

なに!この積雪!

メローな尾根に

この雰囲気が好きです

大岳は賑わっている

あと少し

純白

行きま~す

ガタガタ

ちょっと快適

ふ~!

軽い雪が残っていた

小屋に向かって

終盤戦

青年は自分でパンを焼いてきた
旨い!

〆は楽楽さんのしおらーめん



2 件のコメント:

  1. 雪質は難しかったけれど、行けば楽しいのが山。いろいろな雪質を体験するのも修行。フランス青年参加で世界が広がりました。

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  2. 日本の雪山が気に入ったようです。他国の文化も吸収したいものです。

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