2022/03/06

2022.3.4 飯士山山スキー

メンバー:KK

コース:五十嵐


スライダーおあずけ

この次はあるか


今季登りたかった山の一つ「飯士山」に行ってきた。南魚沼に出てみれば、どこからでもそのきりっとした山容を見ることができる。1,111mとは思えないその山頂からは、大展望が広がっている。ドキドキする。

朝は辛い。除雪の時は、2時でもスッと起きられるのに、ついうだうだしてしまう。意を決し、布団を跳ね上げ家を出た。星は出ていないが、今日は晴天が約束されている。五十嵐集落を抜け、道路脇の除雪押し出し口に駐車。林道を忠実に進む。小さなコブに着くと、飯士山が姿を現す。かっこいい!はたしてスライダーを滑ることができるだろうか。

林道終点から杉林に入る。今回はホッシーさんが数年前に取ったコースを参考にした。記録にも記載してあったが、かなりの急斜面が予想される。自分はスキーで登り上げられるか。杉林を忠実に辿る。林内は枝から落ちた雪で凸凹。非常に登りづらい。傾斜も急である。それを何とかしのぎ、舞子からの夏道の尾根に合流。スキー場の賑やかな音楽が響いてくる。

尾根からいよいよ山頂に向かう。始め稜線沿いに登るが、壁に行く手を阻まれ右の斜面へ。30㎝刻みのトラバースはかなり緊張した。そこを過ぎブナの斜面に入るも、傾斜がきつく高度を稼げない。やってはいけないキックターンを繰り返す。暫くして林を脱し、稜線上に戻る。ようやく山頂付近らしき様子を窺うことができた。左に張り出した雪庇に注意を払いつつ、ジグを切るとおお!ピークがそこに。コブを一つ越えて、1,111m飯士山山頂に立つ。

スライダーはその先“南峰”スラブになるが、一人で向かう気力が失せ、今回(次回はあるのか)止めることにした。予報に反し、青空が広がることはなく、後ろ髪を引かれる思いで下山に入る。直下の急登を横滑りで凌ぎブナ林へ。適度に残る新雪で滑りやすいが、急な斜面ゆえどんどんとスラフが落ち、徐々に沢を埋めていった。落ち切ったスラフを確かめ、いざ沢に入る。程よいパウダーで大変気持ち良い。広い沢を滑り、適当なところで杉林に戻った。林道に入ると、雪はすっかり腐りスキーは全然滑らない。平らになる手前でシールを張り直し、手漕ぎで車まで戻る。空はすっかり青空になっていた。

課題は残ったが、かなり達成感はあった。越後里山ラブですね。次はあの山かな。


林道の先に雄姿が

テニスコート跡地

直接負欠岩方向に繋がる尾根

急な杉林を抜けて夏道に合流

いよいよ核心へ

難儀して急斜面を越えた

山頂への雪原

ぼんやりと山頂

南峰
あの下にスライダー

湯沢方面

雲が取れん

鋸尾根

下山開始

快適

いいですね

ボール状を滑り

杉林に入る

帰りは重い

帰ってきました

韓国風旨辛麺



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