2022/03/17

2022.3.16 阿寺山山スキー

メンバー:KK SH

コース:阿寺沢

レポート:KK


里山絶景

春が来た

気温が上がったこの数日間で、見回す山肌には黒い部分が多くなった。都会では夏日にもなっているらしい。季節はめまぐるしく移り変わり、寂しいが雪の季節は去っていく。

平日晴れ予報の今日は、SHと阿寺山に向かった。清水瀬からダムに繋がる尾根を辿って、阿寺沢を滑る計画である。ダム下部水路の脇にある“出逢い橋”(演歌のタイトルに出てくるような名前だ)に着く。真正面に阿寺山が我々を待っている。三国川左岸に通る、雪にどっぷりつかる道路を進み、途中から尾根に向かって急な斜面を登る。斜面を登ると、山頂へ続く明瞭な尾根がすっきりと現れる。後方には先週登った大兜山や牛ヶ岳が見え、とても気持ちが良い。

大きなクラックや藪を避け、尾根の脇をトラバースしながら高度を上げる。尾根上で立ち止まって見回せば、ネコブ方面の雄大な景色に魅了される。実に魅力的な尾根である。薄っすらと歩きのトレースがある。通な人なのだろう。

尾根は徐々に広がりを見せ、ひと踏ん張りで山頂に到着。いつもの登頂にはない新鮮な気分を味わう。いつものように中ノ岳~越後駒ケ岳~八海山の眺望が胸を打つ。静かな山頂を後に、滑走に入る。広い山頂下の斜面を快適に滑り、導かれるように阿寺沢へと落ちていく。沢は段々と狭くなり、いよいよ喉にさしかかる。覗き込むとクラックが走っていた。横滑りで下がりながら下を窺うと、段差があり、滝が顔を見せていた。末端までじりじりと下り、割れ目を跳び越す。

ホッと胸をなでおろし、広がった沢を再度滑り始める。右岸から軽いデブリがあり、沢中央は滑りづらい。しかしその後沢は、どんどん幅を広げ快適な滑りを楽しめた。数知れない堰堤群の上部、雪の繋がっているブリッジを渡り、そのまま朝のトレースにつなぐ。トレースは、気温の上昇でほとんど残っていなかった。そしてまた、“出逢い橋”を渡り車に戻った。

以前から一度訪れたかった阿寺沢を滑ることができ、満足の山行であった。


演歌「出逢い橋」

あそこか 大丈夫かな

急斜面を

大割山

尾根に出る

牛ヶ岳、大兜山霞んでいる

いいですね。この雰囲気

最高のロケーション

斜めに

どこを滑っても良い感じ

山頂
いい感じのピーク

1週間ぶり

黒が目立つ

とんがっている阿寺山

入道岳

行きます

上部は広大

沢源頭

危険地帯を脱する

この先は楽しい滑り

振り返る

あさひ食堂  野菜あんかけラーメン



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