2021/03/09

2021.3.9 男山山スキー

メンバー:KK 麦麦父さん

コース:板畑~


男が男山へ


地元愛

我刈羽黒姫山の側にじっと健気に立っている弟「男山」。麓の集落からは登られているみたいだが、はっきりとした登山道はなく、雪の多い今季を逃したら次はないのではないかと内心焦っていた。同行者は地元ラブの麦麦父さん。静かな山に出かけよう。

2週続けて板畑に来た。相変わらず外に人の影はない。除雪終了点からスタート。すると、おっと!なんてことでしょうスキーのシュプールが1本。やられました。と思ったが、トレースは山際から来ており、一安心。登っているわけないか。

雪に埋もれた県道の上にスキーを滑らせる。そして旧中後集落。かつてここには「殿様」と呼ばれた地主がいたらしい。中後集落から一気にとろ川に向かって降りる。降り切って今度は、杉林を登っていく。男山が右手に大きくなってくる。

うねうねと杉林の中を登っていくと、地図にある神社マークの尾根に上がる。大きなブナに「茂野」の切り付けがあった。こんな山の中でも作をしていたのだろう。尾根を巻き気味に最後の急登。そして、ついに山頂へ到着だ。木々の間から刈羽黒姫山、八国山、妙高連山が垣間見えた。

休憩後下山にかかるも、雪はまだ緩まず、ガリガリと横滑りを交えて標高を落とす。山の斜面をトラバース気味に降りてゆくと、規模の大きなデブリに出くわす。素早く渡り、後続を待つが、なかなか難儀のようだった。幾度かのアップダウンとトラバースを交えて中後集落跡に着いた。

まあ、決して滑りを楽しむものではなかったが、地元の名のある山に初登頂でき満足だった。帰路、大野集落の古老(高校の同級生のおとうさん)に地区の歴史など窺い、見識を深めた。有意義な山行だった。


今日も元気に

雪原を行く

日本の山村

妙高火打~焼山

男山がド~ン

切り付けがあった

黒姫の雄姿

細尾根を登る

八国山

最後の急登

ギャップにはまる

ここだけ気持ち良かった

デブリにはまる

男が男山を撮る

ゴールは近い


2 件のコメント:

  1. 見た目はカッコいい山。どこからどう登ったのでしょう?念願がまたひとつ叶いましたね。今年はもうちょっと里山にも行けますね。

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  2. 標高は低いですが、名前がカッコいい‼️男は一度登らなくては行けません‼️

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