メンバー:TH SH(W) SH(M) KK
コース:土樽
レポート:KK
切り取られた絶景の向こうに天使を見た
|
あの時から何年 |
今季絶好調のH家。特にTHさんの躍動は、他の追随を許さないのではないか。週末、日曜日、祝日、有給をフルに使い、山を駆けめぐっている。当然下山後の昼食は外食となり、定番のラーメン、ご当地のグルメまで。それなしに山行は締めくくれない。山の楽しみとともに、食の楽しみもまた尽きることなく続くのである。
行きたい山、場所はたくさんあり、どこに行くか迷うところである。今日は、因縁の蓬峠に決まった。昨夜の雨は、山では雪に変わっていただろう。どんな景色が待っているか。蓬林道の除雪終了点には、数台の車。霜をかぶった車両もあり、前泊でどこかに登っているのだろうか。
雪は十分で、例年スキーを脱がなければならない箇所も、楽に渡ることができた。左手に足拍子山が見えてくると、俄然モチベーションも上がる。後続の個人の方と東俣沢出合までご一緒。武能岳に向かうそうだ。我々はいつもの尾根。うっすら積もった新雪の下がクラストしており、クトーを装着。木々の枝に着いた霧氷が、キラキラと輝きとても眩い。
右手の武能岳西尾根が、青空に向かって背を伸ばしている。大きなブナの中をゆっくり登る。森林限界を越えると、辺りの景色が大きく広がった。空はどこまでも青く、山はどこまでも白い。幸せの瞬間である。立ち止まっていると寒いので、稜線に向かってジグを切りながら。小さな雪庇を乗り越えると、今度は正面に、頂上を天に突きさすように立つ大源太山。その向こうに巻機山山塊が連なっていた。
稜線に沿って国境稜線まで足を延ばそうと思ったが、風が強く、斜面もカリカリなのでここで終了とした。雪の穴を掘り、その中で風を避けて休憩。切り取った雪面の先に展開する絶景は、さながら一枚の写真のようである。贅沢な風景である。
そして下山。幾分硬い雪面であったが、自分たちの技術でもなんとかなった。始めのオープンバーン。下るにつれ大きなブナの間をぬうツリーラン。楽しい!動画にはまるTHさんの要望に応えて滑りまくる。標高が下がっても、雪質は良い状態のまま残り、そのまま出合へ。満足だ。
その後は、緩くなった沢沿いと林道を滑り、車に到着。更にそのまま行きつけの店にまっしぐら。4人でテーブルを囲み、今日も至福の時を迎えた。
|
スタート |
|
高波像 |
|
稜線に朝日 |
|
足拍子山 |
|
背後に仙ノ倉山 |
|
とっても気持ちいい尾根 |
|
一気に広がる |
|
前泊の方 前日は雨だった |
|
武能岳 |
|
一枚バーン |
|
出ました |
|
国境稜線 |
|
仲良く |
|
ちょっとガリ |
|
大きくターン |
|
雪が緩む |
|
広い尾根が続く |
|
越後最高 |
|
ブナとともに |
|
林道滑走 |
|
満足 |
|
大源太山と巻機山方面 |
行きたかった山がまたひとつ実現しました!雪質もよく、ロケーションも素晴らしく、ブナ林のツリーランも楽しめたとてもいい山行でした。今日も感動ある充実した一日でした。
返信削除毎週充実していますね。次もよろしく‼️
返信削除