2017.2.28 巻機山山スキー

メンバー：SH　KK

全国的な晴れ。二人して有給をとり、今季まだピークを踏んでいない巻機山に行ってきた。青く澄んだ空、丸くなった山々、そして地元の峰、これ以上ない山行だった。

下山時斜面が氷化しているのを心配して、ゆっくり6時清水を出発。今や、多くの登山者が雲天前の国道から入山するが、やはり巻機山は清水の集落から入るのが正当のような。ちょっとした拘り。雪面はクラストしており、歩くスピードは速い。桜坂を通過し、井戸の壁も難なく登りきった。5合目から米子沢を偵察。滝は完全に埋まりきっており、デブリもなく、今日は行けそうである。

6合目の展望台から黒岩峰、ヌクビ沢方面を観察し、この春の目標を定める。一番危険な8合目下の急登もクトーが効き、スムーズに登ることができた。背後に谷川連峰、苗場、頚城の山大展望である。8合目からニセ巻までの斜面が意外に長く、休み休み登る。柄沢山へ繋がる稜線が手招きしているようだ。ようやく稜線に出ると巻機山が姿を現す。寡雪だった先シーズンだったが、このたおやかな姿こそ巻機山本来なのである。

ニセ巻で地元の方としばし談笑する。私たちの会に関係のあった方で、面白い縁を感じた。小屋まで一旦下る。小屋は完全に埋まり、どこにあるのかわらない状態だ。最後の登りをトラバース気味に行き、そのまま山頂へ。三山、奥利根～。素晴らしいの一言。風もなく実に穏やかな日である。その後は一気に米子沢を滑り降り、ノンストップで集落に着いた。

稜線に朝日が当る

今季行ってみたい黒岩峰

井戸の壁
前日のシュプールを避ける

やってきました

空はどこまでも澄んでいた

巻機山の象徴

ヌクビ沢
所どころデブリ有

背後に見える越後の山

今年もやってきました

このたおやかな山容

八海山～越後駒ヶ岳

滑り込んだ沢

源頭付近

白と青

もう着いてしまったか

〆は
「辛そぼろコーン味噌ラーメン」