メンバー:TM KK
コース :藪神発電所~平地山~山頂~戸隠神社
「こちら藪神発電所です。間もなく放水をしますので~」すぐそこから聞こえる里のアナウンス。魚沼住民の生活を身近に感じながらの、TMさん共々それは満足のいく山行だった。
天候の回復は思わしくなく、パッとしない空を仰ぎつつ発電所脇を出発。アップダウン、細い雪稜ありの今回だが、数年前から登ってみたいコースで、標高150mから900mを目指す長い尾根である。出だしは周りの景色も良く見えて幸先の良いスタート。雪面もグサグサです蹴り落ちるような心配がなく、誠に良い条件である。
第一目標の平地山にはすぐについた。この辺りから廻りは真っ白。先週の悪夢が甦る。尾根は雪がべったりついており、この状態では十分山頂まで行けそうである。426mpを過ぎるとしばらくゆったりとした尾根になり、稜線のすぐ下にはブナ林が広がって気持ちがいいところだ。614mpの手前はナイフリッジで、特に岩津沢側は切れ落ち、間違ってしまえば下まで転がり落ちてしまう。ここで事故は起こせない。
614mpを何とか越せば後は山頂まで一定の急傾斜を登るだけ。徐々に戸隠神社からの夏道に近づき、またしてもホワイトアウトの山頂に立つ。風も強く、夏道の名所「弥三郎清水」まで下る。清水はこんこんと湧き出ており、二人で手を合わせて安全とその他を祈る。大岩の下で昼食をとり、天気もガスのままなので出発することにした。
夏道沿いにスキーを滑らせると、想像以上の快適斜面。こんなになるのかあ、と感嘆の声。ブナのツリーランを楽しんだ後は、細い尾根に着いた雪の上を疾走。最後は直接戸隠神社に滑り込んだ。超湿雪越後パウダーに足を取られるも、TMさんの後を追って神社に到着。ここでも神様に手を合わせてお祈り。鳥居をくぐり、スノーモービルのトレースを辿って長松集落に無地到着。会心の越後里山山スキーだった。
里山を行く
真中が平地山
先はまだまだ長い
平地山を越えて下る
426pを目指して
614p手前
かなり切れきれ
緊張した
ようやく山頂下へ
いい雰囲気だ
弥三郎清水
こんこんと湧き出る清水
大岩を後にする
おお!激パウ?
名人落ちる
安心できる尾根
なんという里山スキー
神社はそこだ
無事到着
ありがとうございました
平地尾根全景
晴れていればこうなって見えます
的確なコース取りのおかげで、難なく目標達成出来ました♪
返信削除有難うございました!
次の課題は、手別尾根~アオリの池塘探索ですかね!!
先週、引っ越し以来ようやく自宅にネットが開通しました。
返信削除見なければ気にならない他人の山行も見てしまうと羨ましさが募ります。
今年はのんびり春山を楽しもうと思います。
久し振りです。誰もなかなか思うようにいかない時があります。Zさんもゆっくりと時の過ぎていくのを見守る時ですね。いつかまたご一緒に!
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