2017/03/26

2017.3.25 柄沢山

メンバー:SH、TU

数年振りに柄沢川を辿り柄沢山へ。
ここ数日それなりの降雪があったようで、ラッセルは足首からすね位、ところにより膝。この沢筋も今冬の他の沢同様に雪面の深いえぐれや段差が見られる。降雪や風の吹き方に特徴的なものがあったのだろうか。今年は尾根筋に隠れたクレバスが多いが、両者には共通する要因があるように思われる。

標高1100mあたりより本流にデブリが堆積。デブリは比較的柔らかく、その上への積雪は薄い。昨日あたりに新雪の雪崩があったのだろう。雪崩の堆積は延々と続き、1400m二又の左の沢から流れ込んでいる。発生箇所は確認できなかったが、かなり上部の急傾斜面らしい。

二又中間の細尾根に取り付き、急斜面をラッセル。時々雪面にクラックが入る。ガスで視界のない中気持ち悪いが、一足一足積雪の感触を確認しつつ尾根を外さないよう慎重に登高。
稜線付近に出るとヤブが樹氷となっているが、やはりこの時期だけあって凍りつき具合も暖かく湿った感じで真冬の鋭さはなし。

山頂で天候待ちをしていると、西尾根を登ってきたパーティーが到着。山登魂山岳会の方だった。ガスが切れて展望を味わい下山開始。登路やいつもの沢を下るのは危険と思われ却下。山登魂の方々の西尾根ルートを参照することに。

快適な樹林帯を滑り柄沢川に到達。一息入れていると後続の滑りにより細い沢筋で雪崩発生。雪煙を上げつつこちらに向かってくるが、本流の少し手前で停止。長居は無用と柄沢川を下るも既に雪は重く、主としてトレースに乗って下山。

















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