メンバー:TM、KK
コース :種荢原~萱峠~鋸山
タイム :8:00種荢原~9:05萱峠~10:50鋸山~12:05萱峠(昼食)~
14:00猿倉岳~15:00種荢原
バチバチと屋根に雨が当たる音がする。今日一日天気は持つはずだったが。沈んだ気持ちでMさんの待つ小千谷に向かった。フロントガラスに当たる雨は、少しずつ少なくなっているような。(希望的観測)とりあえず導かれるままに山へ向かう。
山古志の種荢原に到着。前日は雪まつりイベントがあったらしい。駐車場の端に車を停め、いざ里山探検をスタート。超重い雪は足にまとわりつき、シールは既に水気たっぷり。MさんはBCクロカンとやらで快調に飛ばしていく。
概ね林道らしきところを進む。近年この辺りは、パウダーを求める人たちが集まり、1月、2月は人気を博しているらしい。いつ何がどこで流行る分からないものだ。しばらくすると萱峠に着いた。ここはかつて村営の牧場があったところで、広々といていた。行程はまだ半分になっていないらしい。疲れてきた。
風で発達した雪庇を越えたり、尾根を巻いたりしながら鋸山を目指す。花立峠には蓬平温泉から登ってきたらしいトレースが一本。尾根は更に細く続き、温泉側はスパッと切れ落ちている。幾たびかのアップダウンを繰り返し、やっとのことで山頂に着いた。普段の山行では、山頂でシールを剥がし、奇声を上げて下るのだが、今日は又重い足を引きずってシールのまま帰るのである。
それでも帰りはシールが走るところもあり、萱峠には1時間余りで到着。そして半分廃墟になった牛舎の中で昼食。Mさん持参の「モツ鍋」だ。疲れた体にかなりしょっぱい汁が旨い!更にラーメンなども入れていただき、生気が蘇る。
猿倉岳まで行こうという提案にのり、小舎を後にする。薄雲の彼方に守門岳が浮かんできた。猿倉岳を往復して、シールを外す。20秒の快楽に酔った後は、つんのめりながら集落の駐車場に着いた。
鋸山は人の話には聞いていたが、まあ、そこら辺の里山でしょう、くらいにしか思っていなかったが、恐るべし里山であった。帰路、道中から守門、毛猛、越後三山などが青空に凛として立っていた。連日の満足山行であった。
今日目指す稜線
重い雪に歩みは遅い
萱峠に到着
尾根にこんな広いところがあるなんて
概ねこんな感じで進む
山頂にて
ちょと少なめになったモツ鍋
「蓬平温泉」
うちはただの蓬平
猿倉岳から萱峠を振り返る
20秒の快楽
相変わらずの滑り
尾根の向こうに毛猛山塊
滑るだけがスキーではな~い。
返信削除へんじんコキに付き合ってもらってありがと~。
まさに里山といった雰囲気ですね。私も近場の無名の里山にでも行ってみようと思いました。
返信削除今度は地元、刈羽黒姫山を狙ってみたいと思いました。
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